ドロシーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ドロシー

ドロシー

映画(147)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アウェイ・フロム・ハー 君を想う(2006年製作の映画)

3.7

町山智浩"トラウマ恋愛映画館"シリーズ

鑑賞後、お手洗いに立ったついでに洗面台の鏡を見た私。なんでこんなゾンビみたいな顔してんの?あぁ私泣いたんやった。。。
って、作品です。
どこがトラウマかって?
>>続きを読む

ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ(1988年製作の映画)

3.7

スティーヴ・マーティンと私のマイケル・ケインおじちゃまは(演者として)さすがやな、すごいな、と思っていたら、最後にグレン・へドリーがその上をイッてきた!!!

チェイシング・エイミー(1997年製作の映画)

4.1

皆まで若い!!!

再生しっぱなしにしてたら吹き替えで始まったので、ま、いっかとそのままに鑑賞しましたが、これが良かった。90年代のコメディドラマと大御所ベテラン声優陣の組み合わせが時代を全面に押し出
>>続きを読む

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

3.9

監督は「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ。

ドキュメンタリータッチなホームビデオ的な撮影方である今作。揺れる、3回くらいに分けて引く、急に寄る…これ2時間観れるか?と若干則挫折しそうなカメラワークだ
>>続きを読む

スプライス(2008年製作の映画)

4.6

や、最高っす。

なんとなしに宇多さんの評論を聴いてみたらオープニング早々に出てくる人工生命体を"ただれたデカめのチ○コ"って素晴らしい表現をされてたんでそれはこの目で確認しなと、と。はい、おっしゃる
>>続きを読む

母という名の女(2017年製作の映画)

4.6

駐車した車から赤ちゃんを抱いた中年の女性が降りてくる。閑散としたカフェの席につき、ウェイターに子供椅子を持ってくるよう頼む中年女性。子供椅子に赤ちゃんを座らせる。泣きじゃくる赤ちゃん。注文をする気配も>>続きを読む

裸のジャングル(1966年製作の映画)

4.5

町山智浩トラウマ映画シリーズ

制作・監督・主演コーネル・ワイルド。
「アポカリプト」が今作を丸パクリって言うもんだから興味津々だった。
観てびっくり!次から次へと「アポカリプト」と同じ展開が続く。
>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.6

じいさんとばあさんの食事シーン
ばあさん「なぁ、アレ、アルバムあったやろ、アレ取ってきて」
じいさん「…なんで今なんですか?」
ばあさん「ええから悪いけど今取ってきて今やねん」
じいさん(…隣の部屋へ
>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

3.8

町山智浩トラウマ恋愛映画シリーズ

「見つめ合っただけでイケるかやってみよう」
無理だと思うけどめっちゃ面白そう
いつか私もチャレンジしてみたい

当時落ち目であったマーロン・ブランド
禿げ上がった頭
>>続きを読む

マドモアゼル(1966年製作の映画)

3.8

町山智浩トラウマ映画館シリーズ

闇が深すぎる熟女に、おいおいおいと。
闇深熟女がとても近い人間にも思えるし、かなり軽蔑したりもする。
とりあえず、町山智浩の"トラウマ映画館"(集英社文庫)の「マドモ
>>続きを読む

リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

4.2

町山智浩トラウマ恋愛映画シリーズ。

この結末、ブラッドとサラはラッキーだったに過ぎない。二人にとって学びという収穫はあれど、鬱屈が解消された訳ではないため、二人の関係はこれで終わってもある意味将来個
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

今作はロブスター、鹿殺しと同じだった制作陣とちとメンバーチェンジをしており、ヨルゴス監督にとっても転機となる作品なんだとか。相変わらず笑うし、俳優陣のヨルゴス色の染まり方もさすがと唸るばかり。けど、制>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

ずっと見たかったやつ。GAOで見られるとは。幼少期に見たら絶対トラウマになるやつ。日本語でもなく英語でもなくフランス語ってのがいかにも不気味な世界観を漂わす。人間が人間界における蟻のような扱いを受ける>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

2.3

ホフマンの映画デビュー作。

映画は…変な話。
アル・パチーノはなんでこれに出演しようと思ったんやろ。俳優陣はいんだが、演出おかし過ぎませんか?
ジャケと中身の雰囲気が全く合っていない。もはや別にいい
>>続きを読む

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.0

「気を使えば何事も大変だよ」

そうなんすよね〜

アン・リー監督「ブロークバック・マウンテン」の翌翌年に公開された同監督作品。
2時間半、唾を呑み込むのも忘れる。
オーディションで約1万人の中から主
>>続きを読む

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.6

ホフマンの遺作。
「裏切りのサーカス」の原作者ジョン・ル・カレのスパイ小説を映画化。
ホフマン汁がラスト一気に噴出。
プッシュー!!!
実力派俳優が脇を固め、安心してストーリーに集中できたせいか、頭の
>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.7

「いつも私は
人を見ても好きになることがない
十分な金を稼ぎ
すべての人々から遠ざかりたい」

ふけぇー!掘る穴も深けりゃ話もふけぇー!
このシーンにはこんな真髄が見えるって感じで1シーン1シーンをい
>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.3

空の不気味さはすごく興奮した。曇っていいよね。
離婚した夫婦。元夫に子供預ける。元夫のポンコツ感。がハマった。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.7

バカにされて悔しくって惨め。分かるわ。
身内の傷の舐め合いにも取れる展開はいいのか悪いのか。ラストのその先彼らが偏見に晒されてもカッとならないくらいプロフェッショナルになっていてほしい。

マグノリア(1999年製作の映画)

4.3

トムとシーモアが同じ枠にハマってる絵面が幸せ。演技も素晴らしかった。
アンダーソンの優しさが詰まってる作品。
セックス教祖トムが黒人の女性インタビュアーにキスしようとして振り払われるシーンがすごく好き
>>続きを読む

パッション・ダモーレ(1980年製作の映画)

4.0

町山智浩トラウマ恋愛映画のひとつ。
観てびっくり!まるで楳図かずおの世界観!
楳図かずおのホラー漫画がイタリア映画で実写化!って感じ。題名やジャケ感に手をつけ辛いものはありますが、騙されたと思って!観
>>続きを読む

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.0

不死身が過ぎる
スリルがチンプンカンプン
実話ベースであってもなんか茶番
これはこのメンツでやる意義あったん?
当時からトムハヘアって流行ってたん?トランスフォーマーも同じ髪型してたけど
レイクスはほ
>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

4.9

「シングルマン」と共通する静かで上質な性。うたた寝の心地い幻想の中に生きる乙女。怖いほど透き通った魂。純粋無垢に才能が宿る。

「冷血」読んだらプラス1。
完璧。

if もしも・・・(1968年製作の映画)

3.8

主演は「時計じかけのオレンジ」マルコム・マクダウェル
撮影監督は「アマデウス」のミロスラフ・オンドリチェク
監督リンゼイ・アンダーソンはゲイ
言わずもがな観るべきでしょう
公開後、寝てる子が起きたこと
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.8

床上で気取った速度で生活するインテリ家族に反して、彼らの頭上でアホみたいな速度で回転するシーリングファン。ひとつの枠に相反する速度の対象物が収められ、その対比が人間の(ここではスティーブン家)の滑稽さ>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

3.7

揺れ動くスコア‥‥
終始1桁から万単位の足し算引き算が発生する。さっきかなり引いたと思ったら倍の足しがくる。どうしたらえんや‥パンフ買ったし、ちょっと考えさせてくれ。
キャストは皆よし!特にシャザム役
>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.7

「おおかみこどもの雨と雪」以来の「蛍の墓」並の激涙アニメ映画降臨。これ映画館で観んくってよかったわ。涙量恥ずかしいわ。
前評判はかなり耳に入っていたのでずっと見たかったやつ。
序盤おっこの身に起こる出
>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

2.5

タランティーノ初期脚本作。タランティーノってある場面を切り取ってみて、カッコいいよね!ぶっ飛んでるよね!最高だよね!という感じで、今回はそれが特に際立った作品ですね。で、内容は正直全然面白くなかった。>>続きを読む

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.2

ええ話や。ボーイスカウトっいうのが"ミソ"やし、エロにもちゃんと必然性持たせられてるから作品に品さえ感じるし、戦うマドンナキャラがほんまかっこええからずっとかっこええからオチに締まりが出てる。ショーン>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.3

良かった。人生過酷やで。鬱のときに逆に観たい作品。クレイアニメ盤へレディタリー。DVD買います作品。

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.3

ふわふわした邦題は惹かれないが、トニ・コレット出演てことでなんの予備知識なく鑑賞。意外に良かった。なかなか良かったぞ。見終わってじわじわくる良さ。所々で泣かされた。振り返ってまた涙をそそる。あたたかく>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.4

結構好き。や、だいぶ好き。話の内容は単純なんだが、こんなにずっとワクワクさせてもらえる映像はなかなかない。楽しい!可愛い!何コレ!?細かすぎてアンダーソンのこだわり凄すぎてどんな神経しとんねん!?って>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

期待値高過ぎた。期待を裏切っても面白いものってあるし、期待をする方が勝手だったりするけど、う〜ん、これはちょっと期待し過ぎて予習し過ぎてフラットな体制でなかったのが仇か。や、作品が表現する精神恐怖は実>>続きを読む