TaTさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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コントロール(2007年製作の映画)

4.6

イギリス人の着るトレンチコートはなぜあんなにカッコいいんだろう?モノクロで映した生き方は孤独で儚くロックな生き方でした。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

カッコイイけどちょっとマヌケなギャング達。時系列バラバラだけど、割とテンポ良く進み、最後に繋がる脚本が素晴らしいです。

汚れた血(1986年製作の映画)

5.0

「疾走する愛」
一人の女に見惚れた男の話。
病気が蔓延した未来の世界感と色の世界。画はただひたすらに美しいし、詩的なセリフも。
「僕の人生は乱雑に書きなぐった下書きのようだ」
は自分の見てきた映画の中
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過去のない男(2002年製作の映画)

3.8

名前や記憶が無くても親切に接してくれる人、都会的に冷たくあしらう人。淡々と描く人間がすごくいい。

青い春(2001年製作の映画)

4.6

消化しきれず行き場を失った若さとミッシェルの音楽が最高にかっこいいです。

夜になるまえに(2000年製作の映画)

3.9

自由と芸術を求めた男の話。映像の美しさと文学的な言葉の数々が壮絶な人生を彩ってます。

ランド・オブ・プレンティ(2004年製作の映画)

3.6

世界は美しくない。疑って憎んでの繰り返し。それでもたまに光はあって。平和とは結局何なんですかね。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

渋いじいさん達と良質な音楽。サントラも最高だった。キューバってピンクのバスとか走ってたり、色に溢れた良い国。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.9

自然を美しく感じられる映画。若かい時のブラピも美しかったです。葛藤や悩みがあっても自然はそれを緩やかに受け止めてくれる。そんな風に思いました。あんな大自然に触れてみたくなりますね。

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

1シーン、1シーンの構図が完璧で美しい。
微妙なバランスで保っている家族は人間味がありリアルでした。
都会の忙しない中で、失くしてしまうものも多いのだなと改めて気づかされます。
小津作品他にも色々見て
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空気人形(2009年製作の映画)

4.1

みんなどこかに穴が空いていて、空っぽでそれが埋まらない。今の日本人が感じる空虚がよく表現されてます。
無知の怖さも感じましたが、少し希望が見えるラストは好きです。

かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.3

自主制作としては良いできだと思います。でも、ストーリーが浅く、のめり込む要素がなかった。役者さんの力量もあると思うのですが、もっとゾクッとするインパクトのある狂気を見たかったです。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.7

地上に降りた天使は色彩を知って愛を確かめる。ロマンに溢れてて素敵な映画。天使と人間のコントラストがすごくいい。本来、人間はもっと生きることに感銘を受けるべきと教わりました。

スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

4.1

狂ってるオダギリジョーと狂ってく加瀬亮どっちも良いです。日常を壊してく狂気がカッコいい。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.5

ヘロイン、細身のジーンズとコンバース、吐きそうなくらい汚いトイレ、アンダーワールドの音楽。まともになりたいけど自分も周りもバカばっか。でも、全部カッコいい。

ディーバ(1981年製作の映画)

3.6

リシャール ポーランジェが主役でもいいくらいカッコいい。
ジャン ピエール ジュネの作品でよく見かける、ドミニク ピノンはマフィアをやってもなんかコミカルに見えちゃいますね。

青と赤の色使いと美しい
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

4.2

可愛くて、ポップだけどじわじわくる。衣装や映像が作る世界観も良いです。

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.5

コメディとエロとアート。アンバランスな感じですがなんとかまとまってます。最後のシーンは綺麗でした。

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

4.0

こんなに自分の死を美しく受け入れることができて、美しい場所で死ねたら最高だなと思います。
死の捉え方が静かで優しい。

落下の王国(2006年製作の映画)

4.4

圧倒的な映像美と美しい衣装で綴る素敵なおとぎ話。願わくば映画館で観たかった。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.1

色褪せてしまった愛が切ない。リアルな恋愛観が描かれてて、苦しい。女心って難しいなと思わされます。

裏窓(1954年製作の映画)

4.0

ほとんどが部屋の中と部屋の窓から見える景色だけで成り立ってます。
窓から見える他人の生活は撮り方が上手いから、確かに好奇心くすぐられちゃいます。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.2

50年前とは思えない美しい映像はオシャレで色使いが綺麗。文学的なセリフにも引き込まれます。ちょいちょい出てくる変な人たちも面白い。

スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.3

現実と空想が混濁していて、難解。不穏な音楽に惑わされる、色々と考えちゃう作品です。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

作り込まれた退廃的な世界観が素晴らしい。charaと小林武史さんの音楽もいいです。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.5

三者三様の存在感が良い。特にトム ウェイツがカッコイイです。絵になるシーン、ゆるーい感じと良い音楽がジム ジャームッシュらしくて好きです。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

異国の都会に置き去りにされた二人の空気感が切なく良いです。東京が淡く綺麗な街に見える不思議。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

映画というよりはアトラクション。でも、商業映画としてはありだと思うし楽しめました。映像技術の進化にびっくりです。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.3

綺麗で静かな北欧の雪景色と、少年のピュアな感情が印象的。最後の選択は残酷だけれど、美しいです。

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.3

切ない恋と明るい死。綺麗で若い二人の恋にほっこりしちゃいます。加瀬亮も良かった。

エコール(2004年製作の映画)

3.5

どっから来てどこへ行くのか?結局謎は謎のまま。閉鎖されたメランコリーな世界観が良いです。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.3

ちょっと過激だけど、とりあえず見やすく楽しめる。それに尽きるかと。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.1

憎しみに意味はないこと。重く刺さる映画です。今だに続く人種差別に終わりはあるのでしょうか?エドワード ノートンがカッコよかった。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

綺麗な映像で綴る二人の思い出がとてもよかった。消えそうで消えなかった愛が素敵です。

ゴモラ(2008年製作の映画)

3.4

麻薬、マフィア、それに絡む利権など実話を元にした話。
リアルな裏社会はえげつない。
周りに反発して突っ走っちゃう若者二人がバカなんですが、少し不憫にも思えました。

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.6

少し難しいですが、詩的な世界観とモノクロの映像に引き込まれました。