turuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.7

哲学の事は全くわからないけれど、「私の観たいイザベル・ユペール」映画だったのでそれだけで大変満足しました。
無造作に髪を括った後れ毛すらサマになるし、何気ないワンピース姿がもう美しい。知的で教師の仕事
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.5

リタイヤを考えていた「どうする家康」で登場するなり俄然ドラマの面白さを爆増させた松ケン目当てに視聴。いいボクシング映画でした。
頑張って頑張って、最後に勝利を収めるカタルシスとかはほぼないけど、地道に
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福耳(2003年製作の映画)

3.2

若クドカンに田中邦衛が乗り移るファンタジー。
クドカンの役者仕事が結構好きなのですごく楽しめた。大御所とたくさん共演してて、貴重な作品。今は故人になられてる方も多くて、久しぶりに見る元気な顔ぶれがうれ
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.0

全然怖くなくてびっくりした。
後半流し見してたけどなんで瀬戸康史君は突然線香とか持ち出すの?江口のりこはなんだったの?
なんか、終始やっすいアトラクションを見てるような気持ちでした。

プックラポッタと森の時間(2021年製作の映画)

3.7

屋外でのストップモーションアニメ初めて!しかもコロナ初期の時事性のあるお話だった。ミシンでマスクとか懐かしい。
森の中で木々の影が移動してるのにプックラポッタがぴょんぴょんしてるので時間の感覚がわから
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

2.8

もうすぐ終わってしまう愛すべきGYAOにて視聴。
青い皮膚に真っ赤なまん丸な目のビジュアルは知っていたけど内容については未知のまま。

80年代のルパンぽい音楽が懐かしくてそこで古さも感じる。本当に、
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

原作未読。地元でのミニシアター上映を見逃してアマプラで鑑賞。これはミニシアターで観ればよかったと後悔した一作。
シスターフッドものの物語が注目される昨今、これは辛すぎる生い立ちの女性同士の、共依存、友
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

あまりの酷評なので記念にアマプラで鑑賞。ギャグが酷くて寒いのが辛かった。映画館でお金払って見た人に心から哀悼の意を表します。キャストが無駄に豪華なのが日本の映画業界の闇深さを感じて悲しくなりました。山>>続きを読む

好色一代男(1961年製作の映画)

3.2

テンポ良く話が進むので楽しいです。女性の辛すぎる現状がたくさん出てくるので、ラストは武士階級をやり込める展開になったらいいなと思ってしまうけど江戸時代にそんなこと書けないですよね。中村玉緒と若尾文子の>>続きを読む

ノベンバー(2017年製作の映画)

3.5

面白かった!不思議な映画だったなあ。見たことのない東欧モノクロダークファンタジー。美しくて粗野で欲望に忠実な村人。クラットが健気で可愛い💕昔読んだ倉橋由美子の「大人のための残酷童話」を思い出しました。

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.8

普段生活しているとまず出会うことのない人形態の人たちが山ほど出てきてびっくりしっぱなしなんですが、ストーリーがしっかりしているので尚更見応えがありました。
新宿の花園神社で見かけたことのある見世物小屋
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

2.8

面白かったです。定番のホラー展開にちょっとひねりを入れた感じかな?
女子高生の中身のおじさん芝居はテッパンで面白いですね。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.2

見ておきたいなと思いつつ見れていなかった作品。
普通に楽しかったです。音楽と銃撃の音がぴったり合うのがそこまでやるかってくらい徹底してて面白かった。
当時の洋楽好きな人にはたまらないであろう一作。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.0

タイトルとリーフレットのビジュアルに惹かれて見てみました。

前半少しダルかったけど、中盤あたりから引き込まれました。
湿地の家と生物学の世界観が掴めてくると俄然のれました。かなり厳しい環境で育った女
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

2.5

ちょっときれいにまとまりすぎな所があんまり好みではなかったけど、いい映画だと思う。自閉症への理解を深められたり、善悪がはっきりしてるので家族でも見られるタイプの安心感。
証人側の新人弁護士の人がよかっ
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.8

ジャケ写と違って全然ほのぼのしてなくてびっくりした。
西原理恵子らしい下世話な高知の女性たち。えぐい下ネタエピソードがぼんぼん投下されて楽しいけどふわふわした菅野美穂に違和感を抱いているとそんな状況だ
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

2.2

地方底辺アウトローもの、何回も見た気がするなあ、と思いながら鑑賞。
毎熊克哉とカトウシンスケの佇まいが素晴らしかったです。二人の顔つきを見れただけでもよかった。
二人の言い合いの語彙力のなさもなんかよ
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

美形の息子が育ってみたらサイコパスだった、で思い出すのは「少年は残酷な弓を射る」だけど、あれは主人公の恐ろしさが強烈に伝わってきて怖かった。
こちらは実話ベースだしやってることはそれ以上に凶悪なんだけ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

2.9

同監督の「ちはやふる」のかるたのようにブームの火付け役とはいかなそうですが、地味にいい映画だなあと思いました。

親族が水墨画を教えておりそこの教室に通っています。
水墨画業界はかなりの高齢化が進んで
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裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

2.6

地元のミニシアターで、「ブエノスアイレス」の後に組まれていて、POPにも合わせて見るのをオススメしていたので鑑賞。
メインの二人が中性的でキラキラと綺麗なのに、「ブエノスアイレス」の二人の奔放さ、生命
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.0

地元のミニシアターで初鑑賞。
公開当時は広告だけを見て「なんで香港映画でブエノスアイレス?」と不思議なままそのままにしてしまったので、今映画館で見られて良かった。
まあ痴話喧嘩の連続なんだけど、編集の
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ノン子36歳 (家事手伝い)(2008年製作の映画)

2.2

GYAOで視聴。
星野源が若いのと、鶴見辰吾がいやらしいのと、ヒヨコかわいそう、という感想。星野源は今まで見た中でで一番狂気だったけど登場人物が大体そんな感じでみんな性格が悪いおかしな人たちでした。坂
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真木栗ノ穴(2007年製作の映画)

3.2

GYAOで視聴。事前情報なしだったけど意外と面白かった!
西島秀俊以外にも、今売れまくってるバイプレーヤーがうじゃうじゃ出てきて嬉しくなりました。
生々しい色気のキムラ緑子、若かりし北村有起哉、初々し
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事件(1978年製作の映画)

2.8

豪華なキャストと製作陣に惹かれて視聴。面白かったです。
意外と話のオチが落ち着いた感じで、どんでん返しとかはなくて地道にことが進んだ印象。
若かりし大竹しのぶの達者さと、永島敏行の棒読み感の対比が強烈
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mellow(2020年製作の映画)

2.7

丁寧で優しくて繊細な人たちの世界。
田中圭がモテモテ花屋なんだけど、ハーレムっぽさがないのは描写の丁寧さゆえでしょうか。ともさかりえ夫婦パートが狂ってて不思議な世界でした。
岡崎紗絵さんは初めて認識し
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.9

前々から気になってはいたものの、アマプラ配信終了間近で駆け込み視聴。
すごくよかったです。。。青春。。若いなーーーー!

冒頭と終盤の、親友同士が将来の夢を語るところの対比が初々しくも切ない。チェン・
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それから(2017年製作の映画)

3.2

初・ホン・サンスでした。
モノクロの映像が綺麗だけど、ちょいちょいズームするのがまたアナログ感あったのと、時系列の切り替え方が変わっているのでちょっと戸惑いました。最初キム・ミニとキム・セビョクの区別
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

2.6

黒沢清の初期作品、しかも若かりし松重豊のデビュー作というので鑑賞。
松重豊が元力士の設定が、笑うところなのか?とちょっと真面目に考えてしまった。

突っ込みどころはいろいろあるけど、寂れた地下とか、給
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.8

地元のミニシアターでかかるまで存在すら知りませんでした。
長らく埋もれていたバーバラ・ローデンの遺作でもあるアメリカインディペンデント映画。
自分の居場所を放棄したアメリカの労働階級の女性が、ただただ
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.2

GYAOに来ていたので鑑賞。
未見であるストレンジャーシングスとの被りに言及されてる方が多くて、逆に参考になりました。

ストーリーはけっこう終盤まで定石のアメリカ郊外の少年・友情・成長・夏に探偵ごっ
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.5

いやー疲れたけど面白かった!
序盤から知らない人がたくさん出てきて喋りまくるので入り込むのに時間がかかったけど、途中からはもう釘付けでした。OPとEDの鉱石→内視鏡、傷口→宇宙の流れが良かった。

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悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.4

トビー・フーパーの傑作「悪魔のいけにえ」を想定するとちょっと肩透かしかな?と思っていたら、2作目の今作はまた違った趣で大変面白かったです。人喰いワニやグロ描写よりは、人間怖いの方でした。

やけに赤い
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ひまわり(1970年製作の映画)

2.8

BSで放送していたのを視聴。

まずソフィア・ローレンの体のメリハリの凄さと、マルチェロ・マストロヤンニのたらしっぷりに感動。あと意外とメロドラマだった。もっとエグくて辛いのかと思ってました。いや辛い
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

Fukaseさんの評判が良さげだったのを思い出して鑑賞。確かにサイコパス演技が良かったです。
松田洋治ってどこにでてたっけ?と調べたら、あの役だったとは!!
「ドグラ・マグラ」の少年とかアシタカと同一
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ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

3.5

地元のミニシアターで鑑賞。時々ウトウトしたぼんやりした感想。
天使のおじさんが庶民のつぶやきをTwitterみたいに聞き続けていたり、美しい女性の空中ブランコの妙技を眺めていると、なぜか優しい気持ちに
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.2

ラブコメっぽいけどそれなりに政治とかジェンダーとかあるんだろうなー、とぼんやり見てたけどそんなに批評的な要素は濃くなかったです。それより下ネタがやたら多くてびっくりした!
これぞアメリカ!ハリウッド!
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