Appare99さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Appare99

Appare99

映画(127)
ドラマ(1)
アニメ(0)

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

-

お金は多けりゃいいってもんじゃない。
外面は華やかに見えても幸せそうじゃない人もいるもの。

家柄の格式の差であったり、国ごとの文化の違いの問題を
コンスタンス・ウーの様々な表情はその壁と幸せの間に揺
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

-

劇場鑑賞したくてスルーしてしまったシリーズ

やっと見れた。
タージマハル・ホテルで実際にあったテロ。
その恐怖が強く描かれているところに強いメッセージ性がある。従業員たちへの崇拝と感謝が込められてい
>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

-

『ミッチェル家とマシンの反乱』に引き続き観たこの作品のテーマも「家族」。といっても今回は血のつながらない家族。

自分の実の父親の葬式に綾野剛演じる山本が白い服で訪れるところから始まる。道をどこかしら
>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

-

テーマは家族。だけど色んな事を考えられる、いや詰め込み過ぎているのに、情報量多いのに確実に落とし込める。とても見せ方が上手いのだろう。インターネットにおける社会的な問題などのブラックジョークやあるある>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

-

2014年の映画。再鑑賞。

当時、衝撃的だった本作をふと見返したくなった。

当時はアカデミー賞主演男優賞としてブラッドリークーパーがノミネートされたが、エディレッドメインの受賞が濃厚ともされていた
>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

-

のんちゃんの演技を見るのは「海月姫」以来。あまちゃんは観たことない。
海月姫の時もそうだが、いい演技している!というか海月姫2014年の映画なのね。。。

『蜜蜂と遠雷』を観た後だからか、臼田あさ美姐
>>続きを読む

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

-

本年度第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品。
やはりNetflixのドキュメンタリーは強い。

仕事につまずき、映像作品を作れなくなってしまった映像作家は海に潜った。いや、まあなんか
>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

-

劇場鑑賞しようとしていたけどできなかった。prime videoで独占配信という事で鑑賞。

直木賞と本屋大賞をダブル受賞したことで注目された同名小説「蜜蜂と遠雷」が原作。

スポットが充てられるのは
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

-

今更ながら観た。

ビートルズの曲調に合うアップテンポな場面のシークエンスがとても曲を引き立たせ楽しませてくれる。

「ビートルズの無い世界なんてつまらない」ってセリフが染みた。そうだな、ビートルズの
>>続きを読む

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

-

Netflix Originalの記念すべき一作目。2015年10月16日配信開始。

人間の純粋なる凶暴性、心底に沈殿する怪物(ビースト)を恐ろしくも鮮明に描き出している。

アグーが殺した人は間違
>>続きを読む

この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

-

言葉は銃よりも強し。

舞台は南北戦争終結から5年後の1870年。戦争の傷跡も残る殺伐としたアメリカの荒野で退役軍人キッドとネイティブアメリカンに連れ去られた暗い過去を持つ少女が旅をする。

荒野の乾
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

-

いや、ももクロの尺使いすぎぃ(粗品ボイス)

ジャックニコルソンとモーガンフリーマンのオリジナルに比べたら、オリジナルがやっぱいいってなるけど、とても良い作品だった。

オリジナルと全く同じというわけ
>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

-

観終わった後の静かだけどとても大きなものが残った感覚。
この体験ができるから映画はずっと観続けられる。

キラキラした側の人じゃなくても輝くときは人生に必ずある。
そういう輝きや大切なものは結構気づか
>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

-

rotten tomatoの評価はひどいもんだけど、僕の評価はそんな低くない。
SFは静かな方がよい。
宇宙は真空だから音は聞こえない。
スターウォーズのような音がわちゃわちゃしている宇宙もいいのかも
>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

-

よかった!腹減った!継続は力なり!!
そして八丈島行きたくなった。

悩むこともあるし、悲しいこともあるだろうけど人はみんな腹が減る。
おいしいもんたくさん食ってまた前を向けるようなそんな弁当。僕もそ
>>続きを読む

クリスティーン(1983年製作の映画)

-

「えー、どうも私、稲appare川あぱ二です。いやー、寒いですねぇ。この季節に見るホラーもまた体に染みていいですね。
皆さんはジャパニーズホラーの2大巨頭ってご存じですか。2人とも女性です。一人は呪い
>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

-

ハーマン・J・マンキーウィッツ。皆はマンキーウィッツをマンクと呼ぶ。彼は映画脚本家。
実話をもとにしたノンフィクション作品。

構成は現在と過去(回想シーン)を織り交ぜた構成。ゴッドファーザーⅡを思い
>>続きを読む

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

-

個人的には雰囲気がとても好きなのでずっと観れた本作。音楽とカメラワークがとても好きだった。広大な大地を走るフォードとバックに流れる音楽がとても心地いい。

rotten tomatoesの評価は普通ぐ
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

-

タイの映画を初めてみた。
面白かった。実話にインスパイアされたというのも話に入り込めるポイント。
テンポとキャラクターの心情の起伏に魅せられ、そして問題提起される、貧富の差に揺れ動かされる若者の運命に
>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

-

金田一耕助シリーズは「犬神家の一族」しか観たことなかったので観てみた。ちなみに「犬神家の一族」は1970年代のやつと2006年くらいのやつの両方見ている。
金田一耕助シリーズはトリックが緻密というより
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

時間の流れの逆らいを表現した本作。
難しい。。。
これを面白いという感想をする人がいるならおそらく、逆再生の中のアクションや、正当な時間軸で実はこの場面でのこれはこうだったというのが分かっていくところ
>>続きを読む

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

-

Netflix original 「BLAME!」
アメリカにある動画配信サービスを提供する会社Netflixが放つ日本アニメ。

動画配信サービスが主体のはずなのに、映像作品にも巨額のお金と力を注ぐ
>>続きを読む

バード・ボックス(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

Netflix original バードボックス

ガッツりネタバレ含みます。閲覧注意です。

表面的に見れば3歩進んで2歩下がるようなSF映画だった。何も変わらずに終わる映画。
実際にパニックが起こ
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

-

ワンカットで二人の男の雄姿を描くからこそ、兵士の視点に立てる。彼らが戦場で笑い、悲しみ、苦しむ姿と常に観客は寄り添う。

今まで第二次世界大戦に関する映画は山ほど見てきたが、第一次世界大戦となるとあま
>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

-


主人公は”彼ら”。スクリーンは”彼ら”を歴史的資料ではなく生きた一人ひとりとして映し出していた。

経年劣化によって非常に不鮮明だった100年以上前の第一次世界大戦の映像がピータージャクソンの手によ
>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

-


天才物理学者、湯川 vs 天才数学者、石神。物理と数学は解にたどり着くまでのアプローチが違う。極限の頭脳戦が繰り広げられると思いきや、極限の人間ドラマを見せられる。その答えにたどり着いたとき、一人の
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

-

リチャードジュエル。それはイーストウッド監督作品の映画のタイトルになっても違和感のない偉大な一人の男の名前。

リチャードジュエル。その名は本作の中では、ニュースに流れ、新聞に載り、多くの人々が口にす
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-


映画で使うのは視覚と聴覚だけではない。嗅覚も使うのだ。少なくともこの映画は。

ポンジュノが放つブラックコメディ遂に鑑賞。この家族何をするかわからない。だからストーリーも読めない。展開が読めない。生
>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

-


勝利はお金では買えない。

24時間レースをするという過酷なレース、ル・マンにおいてイタリアのレーシングカー絶対王者フェラーリに挑んだアメリカの中流階級自動車会社フォードの裏にいた2人のレーサーの物
>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます


遠い昔、はるか彼方の銀河系で…
42年間ファンに愛された作品は最後も変わらず、この言葉から始まる。多くのスターウォーズファンは黒い画面に青い文字で表示されるこの画面に何度もワクワクさせられてきたのだ
>>続きを読む

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

-

お化けたちのハロウィンの世界。パンプキンキング、ジャックスケリントンはクリスマスの世界観を表現できなく悩んでいたけど、こんなハロウィンの世界観を表現はそうできるものじゃない。ストップモーションだったっ>>続きを読む

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

-

超絶×100待望のシリーズ完結編。ヒックとドラゴン。いや、ヒックとトゥース。
確かあれは2010年ごろだったね。ヒックとドラゴン1作目日本公開の時、オードリーが売れ始めて春日のギャグ、トゥースがお茶の
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

-


I believe whatever doesn't kill you simply makes you stranger.
はい、ということで映画『ダークナイト』のジョーカーの台詞をお借りしてきま
>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

-

ミレニアムシリーズは雰囲気好きなんです。もともと、ミステリー作品ではあるものの、主人公のリスベットサランデルが最強すぎてアクション性の高い作品になってしまう。そして、ミステリーにある真実につながるよう>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

-

若くしてポーカー経営で大金を稼いだモリーズの人生にスポットを当てた衝撃の実話。
ギャンブルは人をダメにし、その人の人生を破滅させる。しかし、ポーカーはギャンブルとは一線をおいたゲームでありテクニックを
>>続きを読む

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

-


ハミングバード(ハチドリ)は16ミリ秒で羽ばたく。17ミリ秒で株取引を行えるシステムに1ミリ秒(0.001秒)早い取引を行う事でより早く希望銘柄を買うことを目的とする常軌を逸したプロジェクト。その名
>>続きを読む