文o文文さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

文o文文

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

始まって間もなく違和感が生まれた
松岡茉優、何故この役がいるのだろうか?
リリー・フランキー、安藤さくらなどとあまりにも違う、樹木希林に至っては台詞が聞き取りずらいというリスクの上で入れ歯を外しリアリ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.7

おもしろかった!
次は3Dでもう一度観たい

現実とVRだけでなく
映画の外のもう1 つの世界も大変だろうな、著作権という

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

マジ名作、何度も出くわすと見入ってしまう
こないだもAmazonプライムでつい…
語ると切りがないので端的に

塀に囲まれた社会に異質なものが2つ、物語に何かを期待させる
モーガン・フリーマンのナレー
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

曲は最高
ただ長くなってもいいから、動機とかもっとちゃんと描いてほしい
歌ったら葛藤は終わり解決しちゃう
「興業の出演者を使い捨て」といか葛藤をビニール袋みたいに簡単に使い捨てしてる
心の底をしっかり
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

冒頭5分ほどはこんな感じ

肩がぶつかり合うほど人口密度の高い議会
レンブラント風に陰影のあるライティング、怒号と力強い演説が行き交う
チャーチルの前の首相、チェンバレン首相退任へと進む

その後、与
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

政府とメディアの関係、フェイクニュースなどがある昨今
1971年頃まだ小さな新聞社だったポスト紙による報道のありかたを見つめる映画

70年代に作られた映画を見ているようで
照明、カメラワークなど演出
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そして父になる(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の技術の1つ、道でいく末を表現する事
Rの曲線、二つの道…そのモチーフの隠された監督の意図が見えた時ドキッとして泣けて泣けてたまらんかった

妻役をその役者の本質と逆の役を与えるも興味深い
尾野真
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.8

昔の時代感を逆手にとったトリック、未来なのに…どこか知ってるような世界観なのに…
でも私たちと違う彼ら彼女たち
透明感と青春のような淡いイメージ、しかしこれもある意味トリック

緻密に作られてるからこ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

生きた人間たちの質感がすごい
子供特有の産毛のような腕毛まで再現、スクリーンじゃないとわからない
「泣けるをやたら宣伝で押しすぎ、無駄にハードル上がる」と思いきや、やっぱぐっと来た
試写でもすすり泣く
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.5

ダークナイトにより予算ちょい増しで
前作ではテンポに置いてかれる人いるだろうなと思ったのをちゃんとバランスとってる感じ
悪役はやっぱりジョーカーに軍配

CG合成(飛んでる乗り物)より現物(自動車の激
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

ジョーカーの首が前に出ていて強そうに見えない姿勢や歩き方、アドリブ多いであろう演技など最高!
とにかく主役はジョーカー
登場するや独り占めしてそのシーンを持っていく
人生をやりきる役者魂も込められてる
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.3

ダークナイト先に観てしまったので予算やセット撮影が多いので、比較でちゃっちく見えてしまう

それでもアクション映画としては上級
面白かった

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

世界観が最高

雨は性を表してた
屋上の最初の雨、生身の人間娼婦と出会う場面、ビルの大画面の女性
全て雨が降っていた

他にもいっぱい発見があったが観てから1ヶ月、メモ書きを見直して文章にするのは難し
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

奇抜で感想をどう表現するのかが難しい
深刻にならず適当に観る程度が楽しめるかも

デトロイト(2017年製作の映画)

3.5

モーテルに行き着くまでがとても巧み
黒人の立場からの視点などを教えるつつ史実をまじえ緊張感なども保つ
このシーン少し長いなと思ったが実はそこがすごく重要だった

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

4.0

LGBTと思いきや青春の映画だった

それがニューヨークの街へくり出す主人公レイの爽やかな姿を見た時の率直な感想
その印象は映画を見終わってもたいして変わらず後味のいい映画だった
下味は普遍的な家族、
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

オーシャンズ好きな人はいいと思う。
個人的に妹と元嫁が見分けずらかったかな
シンプルに楽しめる作品

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラガー衣装に興ざめ
取材したからこのセリフ入れたかったのかなって所も
かといってラストはリアリティを求めてないようで

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.5

踊りへ守破離の過程、成長、葛藤を描いた映画
挫折がヒリヒリするし、あそこで別の選択したらどうだったんだろ

やっぱりバレーだとドガ的な構図がすごくいい。ただ隅でストレッチしていても、あけた空間と斜めな
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

予告編を観て元夫の復讐がストーカー的でもっとどろどろなサスペンスだとばかり思ってた
さほどそちら側でなくてよかった

同じ役者なので元夫と小説内のトニーとに共通点を探すが、犯人の見下されたくない願望も
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

希望に向かってるのか、絶望から逃れているのか
質問されるたびにハラハラする

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

○回想などバックボーンは描かれはしないにも関わらず、年寄りのセリフは背負うものを示し、その後の行動の動機を説明するに充分の言葉

○飛行シーンをカットせずに、そのまま長い1ショット1ショットをスクリー
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舟を編む(2013年製作の映画)

5.0

家で家族が観ていたので、その横で始めて観たときを思い出しつつレビュー
まずそれぞれのキャラがいい
静かでありながら好奇心と情熱を秘めた加藤剛
相変わらず軽い役のオダギリジョー、辞書編集部内の良いアクセ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.5

なにも起こらないというが、それは外の話、
起承転結の転が起きているのは日常からの内面でなので、監督からすると
「イヤイヤ別に勝手にそちらが期待し、映画ってそういう物と思い込んでるだけだし」とスカされて
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ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

4.0

ALSは知っているだけだった
ALSの名前や進行した後の症状のみ知っていた事に映画で気づいた
その過程と心理に触れてまったく違う世界がみえてくる

やはり死を意識しない人間には、真の生の幸福は見えない
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.5

夫婦とほぼ事実の刑事事件とおリンクさせ時間経過とリアリティーを織り混ぜる手法は見事なアイデア
嫌気を与える事件により、鬱を経験してない人にもその嫌悪感を通して心理を寄せる狙いもあると思う
その地盤には
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.9

樹木に従い、懸命に水を吸い上げ割れた果実
いつしかその隙間から魅惑的な香りを放つ

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.5

想像し語り合い、共に時間を費やす
それはつまり寄り添うといこと

ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

4.0

1988年頃の実話映画
ボクシング映画の金字塔「ロッキー」と同時期だが私はビニーの方が好きだ

ロッキーはフィクションで先がわかる
2年前に始めて観たときも楽曲以外はこんなもんかなって感じ

ビニーの
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

キャラクター達のゆるいタッチの絵騙されがちだが、実は背景などの建物や自然がとても丁寧に描かれていてる

生活の知恵などがふんだんあり、人々のしたたかさが伝わる
また便利な今に失われたものが多く垣間見え
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

どちらかというと静かめのSF
最後のどんでん返し、難しくはないけど分からない人もいるみたい

マックス・リヒターの音楽が心地良かった

見終わった後に、他人とその後の世界などを色々と想像した話すのも楽
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

かわいい(ノ≧▽≦)ノ
子供はこんな友達を欲がっちゃう