muuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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エンディングノート(2011年製作の映画)

4.2

是枝監督の助監督である砂田さんの初作。
砂田監督の実の父が末期胃癌を患ってから天国に行かれるまでの温かな年月を、自らカメラを回してドキュメンタリーとしてまとめた作品。

元営業マンとして持ち前の段取り
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.8

ボーダーで家族にも煙たがられ精神科施設へ入れられる少女の話。長い年月を施設で隔離されたように育つ中で、同じ境遇の仲間とも出会え、少しずつ愛を知っていく。退院の時期を迎えるに当たり、治ったのかと聞かれれ>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.9

ずっと大切にしてきたスマホのSiri的なヤツ。人生の相談にも乗ってくれる最高の相棒だったのに、人間達はどんどん新しいバージョンを作り、いとも容易く乗り換えてしまう。次第に人工AIは呆れ、反乱を起こすよ>>続きを読む

地上の星たち(2007年製作の映画)

3.9

もはや大好きになったボリウッド映画。評価の良い作品が沢山あるので、まだまだ楽しみです。
さて、今回は8歳で学業に着いていけず、親からも見放される男の子の話。わずか8歳ながらに周りの子との差を感じ、辛い
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.6

Netflixは早いね〜。しんちゃんの前作がもう観られるなんて感動。
ポスターの絵が今までとは違う温かみのあるイラスト調で気になっていた今作。子どもの「ラクガキ」は想像力溢れる素晴らしいもので、ラクガ
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.0

ストーリーが掴みづらく、被り物をした主人公がどんな人なのかをゆっくり探っていく感じの作品。
ん…?よく分からないな…と思っている間に終わった。
読解力弱めな私には早かったかな…
忘れた頃にもう一度みて
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.8

衝撃的なキャッチコピーで話題になった今作。
「両親を訴える。こんな世界に僕を産んだ罪で。」

貧困で教養のない両親のもとに産まれ、出生届も出されず、わずか12歳で一家の働き手として学校にも行かせてもら
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

2008年インドで起きた無差別テロのありさまをリアルに再現した良作。

いや〜〜名作。これがノンフィクション…迷わず5.0でした。

終始、自分が被害者の一人になったかのような緊張感に包まれた2時間。
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

5.0

オンラインゲームの中ですぐコロされてしまうモブキャラ男。誰も彼の生き方に目を留めていないけど、彼なりの生き方があった。AIが彼の新たな人生を作っていく…!!

いや〜〜おもしろすぎた。
”娯楽映画”に
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.5

しばらくFilmarksから遠のいてしまっていて、観てからだいぶ経つけどまたレビュー欲が出てきたのでお付き合いよろしくお願いします(何卒)

さて。サバイバルファミリー面白かった〜!!
日本の家庭らし
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警察と泥棒(2020年製作の映画)

3.5

6分間のショートフィルム。
子どもの頃から大人まで成長していく黒人男性の半生をテンポ良く描いていくんだけど、大人になるにつれてハッキリと残酷に人種差別を受けていく。

6分間にギュッと詰め込んだ分かり
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

映画を好きになる前からさすがに知ってた名作。
アンハサウェイ本当好き。飾らない美しさ。
仕事ぶりで信頼を勝ち取っていくのが観てて気持ちいい。私もヒール履こ。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.9

相変わらずダーズリー家は親戚含めいじわるでハリーが気の毒すぎるが、しょっぱなから彼らマグルに容赦なく魔法使うハリー最高すぎて笑った。
逆転時計から話ややこしくなってきて、いい大人でも分からないので解説
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.1

前半は子を産むことが出来ない夫婦の話で、後半は子を産んだのに育てられない母の話。

結婚してから夫の無精子症が発覚して、不妊治療に励む夫婦。妻のために離婚を申し出る夫と、常に明るく「二人で生きていこう
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

女性が学を付けたところで家族を養えない、子を産んでも夫の子になる、結局は「上流階級の男性と結婚することだけが女性の成功」とされていた19世紀アメリカ。

実在したマーチ家の4姉妹はそれぞれ個性派で、彼
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

小〜中学校の頃ワクワクしたのは覚えているけど、面白いような話が難しいような…で、これ以降観るのをやめてしまった。大人になった今観ても難しかった(成長ナッシング)解説よんで「なるほどね〜!記憶ってそうい>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

最近では大坂なおみ選手がマスクで主張したのとか、アメリカ人が口論してるショートムービーがTwitterで回ったのが記憶に新しい。今作で窒息させられるシーンは最近起きた実話のようです。

人種差別ってい
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男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985年製作の映画)

3.5

35作目。最近は若者の恋を導いてあげる回が多いですね。寅さん自身が狂ったように恋に悩む回も好きなので、少し寂しい気もします。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.4

ストーリー構成が完璧すぎて、そりゃ全世界に根強いファンがいるわ!!と納得。30代目前ですが、サイコーにワクワクしました!!今からもう一回り生きて60歳になってもワクワクすると思います。Ⅲ見てきまーす!>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.5

70年もの間、ハンセン病患者がひどい差別を受けてきた歴史は日本人として知っておきたい事実だと思います。この作品は、彼らが「家族としてどころか、人間として接してもらえなかった」と隔離施設に入れられ、普通>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

【あらすじ】
幼い頃に両親が先立ち、
不遇な育ちをしてきた主人公。
天真爛漫で愛情深いパートナーに巡り合い
人生最大の幸運を迎えるが、
なおも先立たれ、さらにはリストラにあい、
生きる希望を失ってしま
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砂の器(1974年製作の映画)

3.6

殺人事件の手がかりは「カメダ」の一言のみ。
勧めてくれた彼からこの一文を聞いて
「おもしろそ〜!てか私の故郷
 亀田も出てくるかな〜!」
と安易に考えてたら話重すぎて笑った。

当時、不治の病とされて
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

幼い頃、両親が運転中に事故で急死したのを
目の当たりにした主人公。
トラウマから耳鳴りに苦しむようになり、
絶えず音楽を聴き続けることで平静を保つ。

天才ドライバーとして「逃がし屋」の悪事に
手を染
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.4

いや〜〜最高。
仕事も家庭も崖っぷち、電車のホームに
飛び降りる寸前のおじさんと
恋人に浮気され途方に暮れる、同じく
崖っぷちの女性が偶然出会い、音楽を通して
互いに再生していくハートフルなストーリー
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.8

就活にて「あなたが情熱をそそいでいることは?」の問いに答えられない主人公JK。
学校でも何かを特別主張するわけでもなく、
仲の良い親友とつるむ毎日の中で、
自己主張の在り方に悩む。

男子は上裸でも何
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.6

荻上直子(おぎがみなおこ)監督がアメリカ留学の経験から発想を得たとインタビューで語られています。

今やトランスジェンダーの方が夢を語るYouTube広告を見かけるほど、社会全体が少しずつ差別や偏見が
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.5

せっかくの機会やお誘いを断りつづければ、確かに自分勝手に楽に生きられる。ただ、孤独で何の問題もない人生になる。
だいたいのことはYESって言っちゃおう!!昇進も恋人もちょっとしたハプニングもある楽しい
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

興味本位で見てみたら、ヒヤヒヤドキドキ?落ち着かな過ぎて一人で観切ったことに拍手した。
心休まるシーン少なめで一緒に悪いことしてる感覚すぎて下手なアクションより呼吸止まってた。

ストーリーはシンプル
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.2

バッドマンやアイアンマンのように飛んだり銃を使ったり派手な演出は一切なし。
なのに超かっこいいヒーロー!
パッド?なにそれ?
……え!?生理用パッド!??

これ、2001年のインドで起きた実話だそう
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

5.0

Fillmarksを使っていなければ、きっと出会えなかったであろう作品。邦画にしてあまりの評価の高さに、ずっと観たいと思ってた。
この作品を観ることが、今年の目標の一つでした。

小劇場を全国巡回上映
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男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984年製作の映画)

4.0

34作目。ひっさびさの寅さん〜!気づけば嬉しくなってる自分がいます。
これは良作だった!ほぼ一文無しで飲み屋にいた寅さんを偶然救ってくれた大手商社マンと仲良くなるが、突如失踪してしまう。今回はこの奥さ
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男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984年製作の映画)

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33作目。根無し草のようなマドンナと放浪していた気が。
今作にして初めて、途中でストップしたまま続きを観ませんでした。疲れていたからか、入り込めなかったからか…寅さんファンとして、後日しっかり見直した
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めがね(2007年製作の映画)

3.7

大好きな「かもめ食堂」の監督 荻上直子さんの作品。休日のぽかぽか陽気な昼下がりにちょうど良かった〜。
独特なジャケ写が気になっていた今作。
かもめ食堂の名キャスト陣がほぼそのままに(片桐はいりさんいな
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男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983年製作の映画)

3.6

31作目。大人気の演歌歌手「京はるみ」(マドンナ:都はるみ)が新潟公演を前に突如失踪し、旅先の佐渡島で偶然寅さんに会う。
風の向くまま気の向くまま生きるフーテン寅さんに憧れ癒されるもつかの間、関係者が
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レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)

3.6

何も考えずNetflixで観たら、1998年版ミュージカルなしのやつでした。物語の大枠は掴めたけど、やっぱりミュージカルあっての「哀れな人」なのかなと。2012年版が観たくなりました。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

いや〜〜久々に出ました満点!!名言だらけなんだけど、教育臭くないとっても観やすい作品です。主人公のマダム「シャシ」を思わず応援してしまう温かい作品!

インドで専業主婦として暮らすシャシは、実娘からも
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