マツダさんの映画レビュー・感想・評価

マツダ

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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.6

アクションも演出も全てのレベルが高い。反政府軍の描き方にちょっと疑問もあったけど、それ以外は本当に完璧な映画。「国」という後ろ盾がとても大切なことが分かる一方で、それがあるからこそ、築いた絆が簡単に解>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

展開は予想出来たものの見せ方がとても上手い映画。一つ一つのシーンで、その身には重すぎる深い懺悔が感じ取られて息苦しかった。彼は覚悟を決めたのだろう、風呂の中で苦しみもがいた彼への後悔を背負いながら生き>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

何も展開なんてない、平和で愛情に溢れた父と娘の夏休み。それなのに涙が止まらない。時折挟まれる不安な描写に、この時間は永遠では無いのだと思い知らされる
「なんでも話していいんだよ、男の子ともドラッグのこ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

頭空っぽにしてみる映画。埼玉県民の学舎に刺身ていう格言貼ってあるのがいちばん面白かった

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ピアノの旋律を聞いて一筋涙を流すシーンが印象的。己の手で守り抜いた芸術が自分に捧げられたと知っても、淡々と本を買うのが良かった。この人にとって見栄や栄光も何も興味ないんだな、ただ心震える芸術を見たいだ>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.2

表現が常に想像を裏切られる、伝えたいことがなにかよく分からないのにずっと鳥肌が立っていた。この作品はストップモーションをウリにしているのではなく、ストップモーションでしか表現できなかったのではないかと>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的情報量で混乱しながらも最後には綺麗なまとまったストーリーだと感じた。感想の中でポリコレみたいな意見があったが、これはマイノリティに向けてではなく、現代を生きる我々への普遍的なメッセージが込められ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

世界観にワクワクして、この後どうなるんだ…!?と画面にのめり込んだ。分からない部分ももちろんあるし、すっきりとはしないが、ジブリが作る物語として享受する分には良いと思う

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃシュールな映画。逆転劇というより、階級制度を享受するものは誰か、という映画。ラストのアビゲイルの葛藤は考えさせられる

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

どんだけ理不尽でもそれがお客様の言うことなら絶対。理不尽な現実のなか、もがき苦しむ人たちを90分間無理なく描写している。アレルギーであれだけ皆が真剣に話し合うのはそれだけ真剣に仕事をしているということ>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

家族の今の幸せ、未来の幸せ天秤にかけても決して答えは出ない、真面目な性格で言われた仕事はちゃんとこなす人なのに長時間労働、劣悪な仕事環境じゃないと借金地獄から抜け出せない苦しさ、明日がちゃんと来るか怯>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.6

綺麗にストーリーがまとめられてるエンタメ映画。その中にも、もしかしたらこの自由な現実世界で「モブ」になってしまっている私たちへのメッセージが込められている。

「この瞬間がリアルじゃないなら他になんだ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.5

「古き良き時代」は誰にとって良いのかを投げかけてくれる映画
「昨日の夜、ソーホーで僕は人生をしくじった」そう素直に自分の罪を認める人はどのくらいいるのだろう

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

5.0

脚本、音楽、衣装、映像の総合点で見るとMARVELの中では結構上位かも、、

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