記録さんの映画レビュー・感想・評価

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色情団地妻 ダブル失神/わ・れ・め/笑い虫(2006年製作の映画)

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最近になって堀禎一に立ち返ることが多くなった。

通過する電車を眺める息子と電話をかける母がロングショットで捉えられ、母の視線移動に伴ってカットが変わり瓶を担いだ小男が路地から現れる。小男がノロノロと
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

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ブレッソンは映画を痩せ細らせその本質だけを先鋭化させたのではなく、痩せ細らせた映画に拳銃を持たせたのではないかと思い始めました。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

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マジおもろい。スマホで見てもおもろい。
雲の動きえぐい

Helpless(1996年製作の映画)

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あのバッグは、続・荒野の用心棒の棺桶から青山真治が受け継いだ「渇き」だと思っとります。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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これはちょっと酷くないか、、、
2時間監督のロングオナニーを見せつけられたんだけど。監督は遅漏チンパンジーなんですか?

この映画は「絶対にこんなふうに映画を撮ってはいけない」っていう反面教師的な見方
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サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

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青山真治作品の中でも割と蔑ろにされてる感あるサッドヴァケイション。
俺は大好きです愛してる。

ここで描かれる歪な母性が蓮實重彦の象徴であるならば、かつて若き青山真治が光を反射する平面の先で目撃したで
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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映画評論的なIQは確かに高いんだろうけどそれは映像を活字へと変換させる際に発揮するべきモノであって映像を文字の文法を真似て作るなよって思う。
濱口竜介とか塩田明彦とか、主に藝大寄りの奴等が作る映画って
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

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泣いちゃう。
風景の中に人を置くだけでそこに映画は生まれるハズ

回路(2000年製作の映画)

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藝術とは「理性」のことである。
ある現実に「理性」を通じて枠を出現させ、枠内/枠外を生み出す行為が「創作」である。故に理性を持たない存在は藝術を創作しない。
「優れた藝術」というのは、現実に枠を召喚し
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

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確かな力を持つ佳作であることを認めつつ、致命的な何かが欠落している。
ある場所をフレームが切り取り、そこに人物が登場する。その連続。防犯カメラ見てるみたいな感じなんだよな。
多分、井口奈己はそういう風
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美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

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ウィリアム・リュプチャンスキの映す画面は空間とその変容を促す時間を映画に従事させない。フレームを動かすのはいつでも俳優の身体であり、そうした彼らの動きが空間を満たすとき初めてそこに時間が流れる。
映画
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ハズバンズ(1970年製作の映画)

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確信を持って宣言するが「ハズバンズ」は「SEXと死」についての映画である。
ある時間を暴力的にフレームの内に切り取り、過去へと置き換えてしまう写真は現実と対をなす死であり「ハズバンズ」の冒頭はまさしく
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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それっぽく崩壊している現状から軋轢を暴き出して問題を突きつけることなんてフェミニストにもツイッタラーにも出来る。
映画ってのはそうした問題に新しい形の希望であったり(絶望であってもいいが)、糸口であっ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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菅田将暉が天然芝みたいなカーディガン着てた!

#俺は先輩派

淵に立つ(2016年製作の映画)

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最後の川での一連以外、脚本は大分面白い。
けど並行してそれ映画でできるか?って部分があまりに多い。筒井真理子が渓谷にかかる橋の上から飛び降り自殺を図るラストのシーンもその前に浅野忠信を見せているせいで
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

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何回見ても泣いちゃうぜ。
エンドロールに重なる河岸の一連。
二階と橋、そしてそのさらにその下に息づくホームレスの構造。
異なる空間で響く音響設計がラストの叫びへと帰結する。
ただ、あの演出するなら柴咲
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

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蒼井優の厨二病キャラと、シリアスなシーンになった瞬間に切り替わるコロッケ似の顔芸演技が鼻につきすぎて無理やった。

ただ、佐藤二郎はハマってた。ピエロよりこういう役の方がいいと思う。

街の上で(2019年製作の映画)

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ダウ90000を2時間ガチでやっててキツかった
。途中から笑わせようとしてるのかと思って逆に笑どこ探してた。オモロかった。乳ない馬場ふみかみたいなヤツが出てくる。

ただ!ただ一つの布を2人が持ち上げ
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マルメロの陽光(1992年製作の映画)

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こんな映画がこの世にあることが奇跡。
見ながら嗚咽した。全てが美しい。らぶ

柳川(2021年製作の映画)

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鰻食いてえ〜シネラって事である程度予想してたけど平均年齢60歳くらいの客層で謎の安心感があった。

流石に長すぎるなあ。これを60分に収めたらホン・サンスに近づけまっせ。映画の中に出てくる柳川の景観は
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