上上さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

上上

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前科者(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「ヒメアノ〜ル」で観た森田さんの様子が自分が知っているV6の森田さんでなく、まあ、セリフも少ない不気味な役やし、監督や演出の力で彼のこんな一面も見せることができるんやと当時は思ってましたが。
アイドル
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

リバーで罪を洗い流せとか、めっちゃ誤解なのに。
リバーさんも、え?ワテ、そんな場所ですか?急に言いはるし、しかもタイトルにまでされるし、ビックリしてはるでしょうね。

しかし、デイブさんは散々で、もっ
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.2

深川さんは乃木坂卒業後の初主演。で、三代目の山下さんが出るとなると、今泉さん作品といえども、こんなにサラっとスカッと喉ごし爽やかな青春モノが出来上がるんですね。

見てるこっち側も恥ずかしくなる大声出
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ作品として楽しめるよう、伏線やドンデン返しがちゃんと用意されていましたが、この話はドラマでなく、ドキュメンタリーで観たかったかなと思いました。
でも、そうだとラストのちょいスッキリもなく、ただ
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サイン(2002年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

冒頭にハイクオリティなミステリーサークル🌀が出てきたので、何だか壮大な話になりそうやなと期待したのに、結局出てきた宇宙人👽はたった一匹...

で、その👽もハロウィン🎃で私有地に入ってきた学生が強盗と
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

さすがの坂元裕二さん脚本で、安定の会話の面白さでした。

吉沢さんと宮崎さんの距離の詰め方や結ばれるまでの時間の塩梅、そして結ばれるときのキスのラリーはクサさも一周してオシャレに見えて良かったです。
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.4

ペドゥナさんが主役4人組に入ることによって、お話は面白くなっていましたが、当時26歳での制服着用がコスプレ感プンプンでした。この前の水ダウのセーラー服着用で騙せるのはいくつまでか説では、30代ぐらいま>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんか汚くて下品やなって思える映画はすすんで観ないけど、まさかこのジャケットとあらすじから、こんなに汚く下品なものを見せられるとは夢にも思いませんでした。

栄光と挫折の儚い人間ドラマなんて、衝撃的な
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クイズ・ショウ(1994年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まあ、TV📺なんてスポンサーありきやろうし、面白おかしく観られれば全部ウソでも自分的にはどうでもよくて。
なんで、この作品の八百長に対して怒りが沸くとかは特にありませんでしたが、単純にドラマとして楽し
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.2

松本まりかさんの、夜、鳥たちが啼くときの声、エッロ...
って、これじゃあ、AV作品を観たあとの感想になってしまうので、映画の感想を。

傷つきあった3人が手を取り合って、少し前に歩き出すというお話で
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

これは、コントなんかな?

自分流の暗殺の美学哲学を延々と2、30分も語った上で、結局暗殺に失敗してるし。てか、そんなん前に立っている人が動いたら失敗するやろうし、いや、その前にそんな見晴らしのいい場
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.1

DCとマーベルの違いも、主役のフラッシュさんもよく知らない自分が観ても、簡単に理解でき、十分に楽しめました。

今風なマルチバースをメインに話が進み、また頭んなかグッチャグチャにかき回されるかと思いき
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理想郷(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

都会の喧騒を離れ、老後は田舎に移住し、有機野菜を育て、健康&気ままにのんびり過ごしたいという夢や希望が、村八分×お隣さんトラブルの地獄によって、木っ端みじんに砕かれます。

旦那視点のみでお話が完結す
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

2.5

長かった...ようやく大物をやっつけて完走できたという記憶しかない...えっと、どんな話やっけ?

落ち着いて思い返すと、作品のあらすじや質感としては、昔、よく父に連れられて観に行った日本の任侠映画の
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.2

この頃は16歳か、夏帆さんの可愛さが大爆発しています。真空パッケージされています。

タイトルの意味はわからなかったので調べたら、そんなに意味はなく、お話や空気感どおり田舎ののほほんを表しているようで
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

親にも友達にも誰にも言えない。でも、同性の、しかもそういうことを専門に教える保健の先生にだったら、少しは話してもいいのかな、わかってもらえるのかなって思いで、彼女は話したんだと思うけど。

その先生の
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

映像と音楽の質が高過ぎます。さすが「英国王のスピーチ」の製作陣。

サルーくんがオーストラリアに渡る子供の頃は、どうなってしまうかヒヤヒヤ心配なのと、映像や音楽の美しさに夢中になって見入りました。
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.7

「鍵泥棒のメソッド」を観たあとで、内田けんじ監督×堺雅人さんと来たら、堺さんの言動は絶対にそのまま受け取れず、裏があるもんやと色眼鏡で観てたら案の定。

ていうか、タネ明かしに入る前の大泉さん、堺さん
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二人、エグい身長差があったんで片方がデカ過ぎか小さ過ぎかで錯覚を起こしてるんかな?と思ってたら、ジーンハックマンさんが187、アルパチーノさんが168って、見たまんまのデカ過ぎ小さ過ぎコンビでした😁>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

池脇さん、菅田さん一家の状況がツラすぎます。
綾野剛さんとの出会いで、ようやく終わらない負の連鎖から少し抜け出せそうでしたが...
これから状況は変わらないか、もっと悪くなるかわかりませんが、池脇さん
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

出たがりシャマランさん、見っけ。今回は通販番組の司会者でした。
って、シャマランさん作品を観ると、どうしても「シャマランを探せ」に夢中になってしまいます😀

公開時に、ここでのスコアが低かったので劇場
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インソムニア(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

時間軸が入り組んでなく、なんて見やすいノーランさん作品やと思ってたら、脚本がノーランさんではないのですね。

観てるこちらが時間軸で入り組むのを悩まずに済む代わりに、アルパチーノさんが時間の感覚がわけ
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がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

4.2

「ハロー!?ゴースト」の体験再びで、ジャケットのB級感からはとても予測できない、ドタバタコメディからの終盤での伏線一気回収&しっかりと泣かされる佳作でした。

中でも、チョルスさんのヤクザの手下たちの
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ良かった...

遥か昔のことで、もうそんな気持ちなんて自分のどこにも残っていないと思っていましたが、卒業式の予行演習や卒業式当日の、友達と別れるあの寂しくて切ないどうしようもない気持ち、ググ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ああ、休日の午後がほぼほぼ終わってしまった...これ、絶対3時間半はいらなかったと思います。
テンポも悪いことなく、いやむしろバラエティ番組みたいな編集の切り方で面白おかしく見れて、ムダなシーンはない
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

あんなヒドい仕打ちを受け続けたらお姉ちゃんのように見切るのが普通なのに、タイジくんが捻くれずまっすぐとお母さんを思いやる度量を持つことができたのは、同じようにまっすぐと愛をぶつけてくれた婆ちゃんサマサ>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.8

デ・ニーロさん、こんなオーラも何もないヘボヘボな役もできるなんて、スゴイですね。どんな役でもチョ・マテヨ色に染めてしまう某あの方に爪の垢を煎じて飲ませたいぐらい。

オープニングとエンディングのジャッ
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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

ずっと何を言って、何をしてるんだ...

これ、映画館に観に行ってたら、エブエブ初見よりも早くに寝落ちしてそうです。
不眠症になったときの常備薬もとい映画として覚えておきましょう。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なるほど、これが「プレイリスト・ムービー」か。って何ソレ?と思いながら観てたら納得で、メチャクチャ曲がかかります。

前半はドラマ色強めで内容もハードでしたが、後半のほうが曲も多くかかり、よりプレイリ
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

tedの中の人が、今度は宇宙人👽の中に入ったみたいに、中の人が一緒でした。

ポールにポテンシャルを引き出されて、息を吐くかのように汚い言葉を連発するルースさんと、ラストのシガニーウィーバーさん&宇宙
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avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットのステキさに惹かれて鑑賞。

半ケツを出すだらしなさから大人の余裕まで幅広い顔を見せる若い大杉漣さん(といっても当時50歳前)と、今とあまり変わらずビックリな若い頃の板谷由夏さんが堪能できま
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

おっそろし...

自らも体験して十分に予行演習してから挑むとか、わかりやすく狂人でなく群衆に溶け込むようなごくごく普通の人が誘拐殺人はじめてみたみたいな表現が、本当に恐ろしかったです。

また、蜘蛛
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アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

3つの物語が交錯し合うのは「21g」と「BABEL」、色合いと世界観は「BIUTIFUL」と、イニャリトゥさんのまとめサイトみたいな作品でした。でもコレがデビュー作か。メチャクチャ、クオリティが高いな>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

低温ボケの池松さんの出すワードと間(ま)が良かったですね。

関西弁ネイティブで高温ツッコミの菅田さんの方は、関西弁喋るオレオモロいやろ?系のずっとうわスベってる感じやったけど、原作でもそうなんかな。
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劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.1

圧巻の景色。

でも、その名のとおり剣🗡️が連なったようなこんなところを、よう登りたいと思いますね...

装備は、もちろん今みたいな機能的なものでなく、ほぼ私服。
トオルさんに至ってはスーツで登って
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

ラスト...シビレる。
今まで観た映画の中でもかなり上位にくるカッコよさでした。

音楽とストーリーの絡み方が絶妙で、テンポもよく、途中関わる銀行員、警察官、マフィアも小ボケを挟んでくるし、飽きのこな
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