あとりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

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欧米人ですら、口にするのをはばかられることを存分に出してくれるコメディセンスは好きです。
シュールなノリで、思想と尖りも強めでした。
無駄に吐かせすぎなのと、漂着した辺りからは予定調和な感じが少し残念
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.5

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世にも奇妙な恋愛ストーリー。
あんまりハマれませんでした

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

2.0

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気分悪いだけで好きになれなかった。
YouTubeのシーンとか結局テレビマンな編集だなと感じてしまった。
テンプレなヤバいやつと胸糞を超えるものを個人的に感じれなかった。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

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タイトルかっこいいなと思いつつ、あらすじがティーン過ぎるなとスルーしてました。
蓋開けてみたら、普通に良かったです。
地に足着きつつ、若々しさと文学的なバランスが程良かったです。
作風的に終盤は、多様
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.9

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あの頃って割には今も充実してて、夢中に推してるときと現実のギャップは感じれなかったなと、、小さいながらもイベント催行できるのもすごいし。。
ただ全体通して、レビューより全然面白かったです。

そばかす(2022年製作の映画)

3.4

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可もなく不可もなくって感じ。
なんか刺さる主題ではなかった。
発見でも後退でも前進でもなく、っていうのがピンとこなかった。
伊藤万理華のカジュアルな演技好きでした

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

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映画としてもストーリー的にも過不足ない完成度を感じる作品でした。
性に終始した作品かと見紛う節もありますが、理性的な決断を下し始めるベラの姿に下品さは感じさせませんでした。
感情的なおじさん達とやりき
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.9

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良くも悪くも平成的な王道さと脚色。
じゃなきゃ見てられないストーリーというのもありますが、、
グリーンマイルとショーシャンク風味も程よく入ってて良かったです。
最後の謝ってるシーンはエグすぎます。

エレファント(2003年製作の映画)

3.7

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素朴ながらおしゃれな映像。
手軽に銃が手に入る怖さが描かれてました。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.6

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評価高めのB級かなって思ってたらキャスト豪華で、ただの陰キャかと思ったらちゃんとバリー・コーガンしてる映画でした。
不穏だなと思ったまま、程よく不穏に終わっていく感じで、ハマりきれませんでした。
スー
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

-

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星つける気にはなりませんが、概ね予想の付くストーリーの中で、予想を超えてくる胸糞の悪さと母親の悲哀さ表現しきってる点については非凡なものがあると思います。
アメリカなんかよりスピーディーな法制定に驚き
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

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終わりのあるモテキみたいな感じ。
途中でピンク映画見てる気分になりましたが、高校生持ってきて強引に締めてるのかなという印象。
セフレにも恋人にもならない1つのオチは嫌いじゃないけど、男子高校生と急に懺
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.6

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サム・メンデスの世にも奇妙な物語な夫婦物語。センスは伝わるけど、見てるのはシンドい。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

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ドラマ展開だけじゃなくて、程よくコメディ、ミステリーさが含まれてて普通に楽しめる映画でした。
ワンシチュエーションで演者がぶつかり合ってるように見えるのはすごい好きでした。

主にラストとか展開の割に
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キャロル(2015年製作の映画)

4.5

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ポスターと違ってクラシックな映像がギャップでした。
冒頭と終盤の思わず目で追ってしまうカメラの演出、ルーニー・マーラの内面が現れる目配せ、オチがすごい好みでした。

セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

3.8

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中盤までは、コテコテのアメリカン・シティ派ラブコメディで良かったです。
平成のような王道さが◎
ですが、肝心なラストが強引で残念。。ハッピーエンドに奔走するならまだしも、仕事辞めるのはよくわからない。
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.8

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素敵で普通に面白いけど、ロマンチックさ重視で現実性が頭をちらつくのが少し残念。
洋画こんな少女漫画テイストな映画は意外と珍しい気がします。
しっくり来るタイトル回収も普通に良かったです。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

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ソニー配給であることを強く感じさせる商魂強さとドラマチックさが良くも悪くもです。
造詣がなくともかっこよく映る映像がとても良かったです。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.3

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大人向けのおとぎ話って感じが素晴らしい。
奥さんのヒロインオーラ抜群でした。

ニコラス・ケイジ意外とフレンズのロスと声似てて面白かったです。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

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主演二人がいつもと違うタイプの役柄を演じてたのが良かっです。
脇役も有名な人はやや少なめでしたけど、クオリティ低さを感じることなく良かったです。

ストーリーは予想を裏切るでもなく、退屈でもなく、本当
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.1

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サム・ロックウェルのほぼ一人芝居って感じがとても良かったです。
切なさとミステリースリラーの塩梅が素晴らしかった。

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.9

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淡々と悲しくて、父親の愛と息子の手を放す哀しさ・罪悪感のようなものが伝わる映画でした。
起伏や見応えがあるわけではないですが、素敵で悲しい映画でした。

アシスタント(2019年製作の映画)

4.1

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予告でイメージしたものとは違うけど、思わず想像力を働かせてしまう陰鬱なアシスタント描写がリアルで良かったです。
高倍率なところにいるのが、当たり前で映画は始まりがちですが、そこに至るまでの暗部も垣間見
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.8

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前半だけなら名作にもなり得るだけのお膳立てに感じました。
被害者ヅラなのか被害者なのかの提起、奇しくもJホラーに通ずるようなゾクゾクを煽るホラーシーン等は良かったです。
後半のガーランドの鬼才さと変態
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

4.0

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長くもないし王道で良い映画。
障害やできないことが開口一番に来て、その人自身や個性に着目できない人は多いと思います。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.7

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ヴァイオレンスでダサくて、敢えて(?)の安っぽい演出がシュールなコメディ。
アメリカのダサい男の映画って日本よりは少なめなイメージなので良かったです。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.2

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YouTuber監督ってむしろハードル下げましたが、演者・演出ともに本格派だし、A24配給らしいストイックさも見れて良かったです。

少しベタで、1人で狂ってくタイプですが、ちゃんとシリアスなホラーで
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

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前評判ほど全く見ていられない映画ではなかったなと言う印象。。
けど、こんな映像見たことないを提供してくれる台湾クオリティはすごかったです。

医者の説明が伏線回収っぽくなってるのは良かったです。
倫理
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スティング(1973年製作の映画)

4.0

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衝撃のラスト!って感じではなかったですが、イケおじっぽさは、ユージュアル・サスペクツに通ずるものがあって好きでした。
シリアスさの割に愉快な作戦がとても良いです。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.8

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正直わかりづらいですけど、結果を求めたがる男と課程を求める女の違いみたいのは、面白かったです。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

2.8

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日本で言う夜行バスのようなしんどさにしか共感できなかった。。
見惚れるような北・東ヨーロッパの景観があるわけでもないし、単純に感情が乗ってこなかったです。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

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ストーリー自体好みってわけではないですが、無闇にビーガン攻撃して、皮肉るだけの雑な映画ではなくて良かったです。
スプラッタ、社会風刺、コメディの配分は良くも悪くもバランス型だと思います。
彼氏の反省シ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.2

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SFってよりは、ゴリゴリにモンスターとやり合う感じは意外でした。
敵強すぎてもう少し有効打ないのかって気持ちになってしまう。
派手なのはわかるけど、奥行きを感じれなかった。。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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D&Dに馴染みがないし、ファタンジーものの1作目として普通に良かったなと言う印象で、それ以上でもそれ以下でもなかったです。
ジョークとちっちゃいブラッドリー・クーパーは面白かったです。

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.6

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タイトル的にもっとキューブリックとか寄りの作品かと思ってましたが、割と青春ものだったので、ギャップでした。

見てられるけど、格別共感もし辛い映画。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

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洒落たな近未来で織りなす叙情的なストーリーがとても良かったです。
実体を持たないという人間側の見方から肉体に縛られるというAI側の視点になることに、やるせない平行線がうまく表現されてた気がします。
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