ウドーJさんの映画レビュー・感想・評価

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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

5.0

テレビ東京 午後のロードショーにて。

140分もあるオリジナルを正味90分に切りつめたことで、かえって面白くなっている。すごい。50分も削除しているのだから、当然ドラマの細かい味はない。文字通りダイ
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ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦(1967年製作の映画)

4.0

『ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦』(1967年 日活)
監督・斎藤武市 出演・スパイダース、松原智恵子、山内賢

壮絶なくだらなさが炸裂するブッ飛びナンセンス映画。R・レスターのビートルズ映
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俺にさわると危ないぜ(1966年製作の映画)

5.0

『俺にさわると危ないぜ』(1966年 日活)
監督・長谷部安春 原作・都筑道夫
出演・小林旭、松原智恵子、西尾三枝子

長谷部安春のデビュー作は意外や意外、鈴木清順と中平康を足して二で割ったようなマン
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The Man with Two Faces(英題)(1974年製作の映画)

5.0

『恐怖の二重人間』(1974年 韓国)
監督・李庸民

アテネフランセにて。精神病院、死体置場、謎の生体実験、手術台に縛られた裸女、異形の怪物、等々…これぞ正しく見世物小屋、お化け屋敷スピリッツいっぱ
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殺人魔(1965年製作の映画)

4.5

『殺人魔』(1965年 韓国)
監督・李庸民

アテネフランセにて。四谷怪談と化け猫をミックスしたストーリーで、画面の風合いは新東宝の中川信夫といった感じの白黒ホラー。恐怖は怨霊というよりシュルレアレ
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めくらのお市 地獄肌(1969年製作の映画)

3.5

キャラクター造形やトリッキーなカッティングなど、なかなか秀逸な娯楽篇なのだが、あまりにもシナリオが流動的すぎて、結末もなし崩しな感じが否めない。中丸忠雄のオープニングは最高です。

魔 デビルズ・オーメン(1983年製作の映画)

5.0

『魔 デビルズ・オーメン』(1983年 香港)
監督・桂治洪 出演・ヤン・スエ、あと誰でもいい。

何か凄い物を見てしまった。真面目なのかフザケているのか全く分らない奇天烈なイメージの洪水。これは香港
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Curse of Evil(英題)(1982年製作の映画)

3.0

『邪咒』(1982年 香港)
監督・桂治洪 出演・白彪

相変わらず奇天烈なビジュアルを惜しげもなくブチ込んでくる“香港の石井輝男”こと桂治洪。今回は探偵怪奇です。裸もスプラッターもいっぱい、人食い蛙
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殺人ブルドーザー(1974年製作の映画)

3.0

ユニヴァーサルのテレビ映画。

同じユニヴァーサルのテレビ映画『戦闘機対戦車』(1973年)と同じく、やはりユニヴァーサルのテレビ映画『激突!』(1971年)のエピゴーネンで、要するに『激突!』をスピ
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怪異宇都宮釣天井(1956年製作の映画)

2.0

監督は中川信夫なのだが、ペラッペラの内容で、芝居も「わざとやってるのか?」と思うほど全員が下手くそで、何も面白くない。

めくらのお市物語 真っ赤な流れ鳥(1969年製作の映画)

4.5

「様式美」「殺陣」「泣かせ」と、娯楽映画の手練手管を次々にブチ込んでくる松田定次の演出に感心。

ただ、盲人ということを強調したかったのか、劇画チックにしたかったのか、松山容子のメイクが極端すぎて笑い
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お転婆三人姉妹 踊る太陽(1957年製作の映画)

2.5

何でもミュージカルにしてしまう職人・井上梅次監督。本当に、心底こういうの撮りたかったんだろうなあ。本来はコニカラーの総天然色作品だし。気持ちはわかる。

でも、個人的には本家MGMの『巴里のアメリカ人
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