naoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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市民ケーン(1941年製作の映画)

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Mankはこの映画の脚本家が題材と言うことで。Mankのポスターのゲイリー・オールドマンがジョーカーみたいに見えて少しおどろおどろしいので、どういうことだかこの映画を観てみようと思いました。

面白く
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

昨日のオスカーノミネーション発表を見て。Sound of Metalというタイトルから勝手に大規模産業とかThere Will Be Bloodを連想したりしてたけど、prime videoを開くとよ>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.9

主人公サチエみたいなあり方が「人に期待しない」ってことなんだろな。
それでいて、他人からの提案は「何でもやってみよう」という考え方をする。
ずばり、来るもの拒まず去るもの追わず。軽やかな生き方だ。
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

奇跡の帰還は帰ってきた後の方が辛いよな。
周囲の人、特に当事者と個人的関わりのなかった大衆は大騒ぎ・大喝采。
だけど、今回の場合だったら、結婚しそうなくらい親密な関係だった恋人には、行方不明になった恋
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三人の夫(2018年製作の映画)

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「怪作」という紹介文につられて観たけど、期待はずれだった。
ムイの性欲は異常だけどそういう人もいそうだし、何よりもムイを演じる俳優の表情の演技がわかりにくい。発情してるのか通常なのか区別がつかない。

メリーに首ったけ エクステンデッド版(1998年製作の映画)

4.0

2回目。声を出して笑える映画。

若い頃のキャメロン・ディアスがめちゃくちゃ可愛いし、彼女が演じるメリーの人柄も頭が良くて心優しいけど、天然ボケなところもあるという魅力的なキャラクターなのだ。

メリ
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.1

ルーカス・ヘッジズがいると安心する。

同性愛は、宗教的な信仰がない人でさえ受け入れるのが難しかったりするのだから、キリスト教が根付いている社会でクリスチャンだったらと考えると「受け入れろ」と強要する
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下衆の愛(2015年製作の映画)

3.8

いや~ゲスいね。顔をしかめちゃうようなことばっか。でも、後半は結構ほっこりした!
特別髭を生やしたりしなくてもくたびれたTシャツの似合う渋川清彦は、かっこいいですね。

青木のだらしなさは、昨日観た『
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

なにが良いか具体的には表現しづらいけど、上質な映画だなという感じ。映画で例えるなら、『6才のボクが大人になるまで』のような。今回の場合は曲の力、構成によるところが大きいのかな。時たまこちらに語りかけて>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

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怖かった…
ラブドールものはしばらくお預けですわ…

岩松了好きだけど、あの行動にはガッカリだ!

寝ずの番(2006年製作の映画)

3.6

あまり集中できなかったけど、落語家一門の思い出をめぐる話なので雰囲気はよかった。
話す内容は基本下ネタで、大の大人たちがそれを口に出して楽しむという話。
富司純子さんて、おばあさんだけどかわいい。
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

実際には見た目が変わってないまま本人は変わったと思い込むという話なので、そのすれ違いで結構笑えた。
ただ、新作発表会のシーンは人間関係のためには必要なんだけど少し寒く感じて、自分の中でこの映画の評価が
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.3

今日はイライラすることが多かったので、「スカッとする映画」を検索して出てきたこちら。

胸のすく映画!
差別が当たり前にある時代に、自分の正しいと思うことを貫いたり、非差別者の良いところを素直に良いと
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.6

別れに向かっていく物語。

終盤まで特記すべきところはないが、終わりの方は良かった。一番最後のツチダが泣くシーンなんかはいいなと思える。
出会いより別れにフォーカスした映画の方が面白いと感じるかも(『
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

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なんでこのタイトルなのか分からない。山とか電車とか、韓国は日本と似ている。電車で寝ているカット(2回出てくる)は、穏やかで幸せを感じた。
全ての伏線を回収していく。

途中まで大学院生の男にめっちゃイ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

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Amazon Primeでのあらすじの書き方ほどドラマチックには感じず、90分という長くはない時間にも関わらず私にとってストーリー展開は流れるようだった。

主人公が友だちのトミーに対してした行動、「
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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

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今年のオスカー予想を見ていたら、ボラットの娘役の子が入ってたので鑑賞。たぶん1作目も最後まで観たはず。

例えば「父親が娘を妊娠させてしまう」という問題について、実際にはそうではないのに、医者?との会
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

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ひっさしぶり新文芸坐。大好きな『花とアリス』との二本立て!

この映画、家で観たとしたら途中で脱落してたと思うから、映画館で観てよかった。トリリンガルの映画!英語の発音もみなさん良くて、役作りで英会話
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.8

ストーリーの面白さより、町田くんの、常に人を思う善意での行動に感化された部分が大きい。
私たちは、人の不幸を知って「自分の方がまし」だと安心したいから、そういうゴシップが求められるのか。(池松壮亮いい
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.9

久々のウディ・アレン、ずっと観たかった映画。
相変わらず、リスニング問題の音声のようなナレーションが効いてる。
クリスティーナとフアン・アントニオとマリアの関係すごいな。でも、自然だった。アメリカより
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ハミルトン(2020年製作の映画)

4.1

とにかく音楽がカッコ良かった!
ミュージカルを観るのは久しぶり。登場人物それぞれにテーマソングがあって、ストーリーの進行に従いテンポや歌詞を変えながら物語が紡がれていくという仕組みだった。
ラップバト
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒトラーとナチスに憧れる10歳のドイツ人少年が恋を知る物語。悲しいだけでも、微笑ましいだけでもない。超タイプの作品だった。

冒頭から引き込まれる。ビートルズI Want To Hold Your H
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ジェーン・エア(2011年製作の映画)

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宿題。イングランドが舞台のシャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』を植民地の視点から描いたジーン・リース『サルガッソーの広い海』を授業で扱っている。

高校生の頃、観たいと思ってた本作。Twitter
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.5

夏帆演じる砂さんは表裏があって怖かった。
シム・ウンギョンは少し天然っぽい役柄でかわいい。旦那を演じる渡辺大知もよい。『勝手にふるえてろ』ではあんまり好きじゃなかったけど。
ろくな感想が書けない…
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.6

ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノによるオムニバス作品。
前2つ、特にレオス・カラックスの作品は結構不気味で、好みではなかった。その反面、ポン・ジュノの作品はすごくよかった。引きこ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

雪の描写が映像かと思うくらい綺麗だった。
戦闘シーンはマンガで読むよりずっと迫力があって、観に来てよかったポイントである。
エンドロールで煉獄さんの絵ばっかり流すのはずるい。

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

3.9

ニューシネマパラダイスとの二本立て。
1900の奏でる旋律はどれも好みで素敵だった。特に大揺れの船内、車輪止めを外したピアノで回りながら演奏するシーンは見応えがあり、ファンタジーでもあった。
彼は自分
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.1

『キネマの神様』を読んで以来、念願の名画座。幼少期のトトが可愛くて可愛くて。エンドロールもバッチリ堪能できた。映画館が市民の憩いの場になっていて、子供たちが映画に反応して口を「ワワワワワー」とやったり>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

皆の記憶が戻ったらどうなっちゃうんだろう、と不安だったけどグッドなエンディングだった。
まあ、曲の制作過程について何も話せないのは明らかにおかしいけどね。設定は面白いと思った。

ハーフ(2013年製作の映画)

4.8

とても良かった。色々考えるきっかけになる映画。ボランティアの授業のマイクロアグレッションについて学んだ回で薦められた。

本作で、日本と南米にルーツを持つアレックス君は日本の公立小学校でハーフであるこ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

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母が録画したシリーズ。
点数は付けられないけど良かった。
所長はマジで許せない。
「努力も才能のうち」と言うように、結果論だけど忍耐できたから道が開けたんだよね。
余談だけど、お金の知識は身を守るわね
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

『麒麟が来る』の信長を毎週見てるので、染谷君の他の演技が見たいと思って本作を観た。
ストーリーはあんまり面白くなくて、シュン兄が家を出ていった訳も、私には出ていくほどの理由ではないように感じられた。
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.7

ちょっと古めの青春ドラマ久しぶりに観た。疾走感があってさくっと楽しめる。
ルーカスがいいキャラしてる!

浅田家!(2020年製作の映画)

4.3

映画館で映画を観るのは勢いだ。「あ、観たい」そら行け!という感じで。
こちらは昨日、Youtubeで思い出したようにドラマチック×シネマチックをチェックしたら、中野量太監督のトークがあったので見たらす
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.5

成田凌の演技が見たくて鑑賞。
ザ「大作」という感じはするけど、特別面白い訳ではなかった。やっぱり「驚き」がないと映画はつまらない。
活弁って映像を使ったトークライブを観ているようなもんよねぇ。喋りが面
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人数の町(2020年製作の映画)

3.4

「人数」というワードが出るまであの町の意味するところに気付けなかった。
自分の推察能力まだまだですな。

現実では、欲望だけ満たせればその他は何もいりませんって人がそんなにいるとは思えない。
石橋静河
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