たぬーさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012年製作の映画)

3.9

すごく良いんだけど、2の何回も観たくなる感じと違って、一回見たらお腹いっぱい。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0


後半はちょっとダレるが手の目のシーンだけで5億点。

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

自らのアイデンティティとしていた知性が、少しずつ確実に失われていく。
最後に残ったのは愛だったのか。
しかしジュリアンムーアの演技力たるや!
監督はALSという身体が動かせなくなる病気が進行中に撮影を
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

安藤サクラの生々しすぎる存在感。
既に十分にキャリアを重ねてる彼女が何故ここまで。。。
新井浩文演じるキャラクターの行動がよくわからなかった。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

画面の美しさとアニメーションの生命感が凄いんだけど、前半の展開のいい気なもんだ感に全然感情移入できず、これ苦手かも。。と思ってたら、後半のある展開からググッと引き込まれる。伏線の張り巡らせが非常に巧み>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.3

ロッキーの文法を守りつつ、最新のボクシング映画にアップデートしてる。
ロッキーシリーズの歴史がそのまま作品のクオリティに乗っかってる。ロッキーシリーズを見通した人へのご褒美のような映画。
史上最高のパ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ暴れる場面は掛け値なしに素晴らしい。庵野樋口コンビのキャリアの集大成。
アニメ的な画角とアクションが素晴らしい。しかし、それ以外のモロに3.11を想起させる有事における日本政府の対応の描写が、最
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オアシス(2002年製作の映画)

5.0

寄る方ない男と女が巡り合い恋に落ちる話。

この二人には幸せになっていて欲しいと祈らずにはいられない。
プレシャス、ダンサーインザダーク、エンジェルウォーズなど、過酷な現実を幻想で埋めあわせるシークエ
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

5.0

絶望した心にキリスト教がもたらす救済と、その矛盾によるさらなる深い絶望。
ソンガンホの演じる俗物だが底抜けに善良なおっさんがこのえげつない程に重たい映画の中で唯一の救いになっている。
この世に神がいる
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

リアルにご近所トラブルを抱える自分としてはガチでゾッとする映画でもあったが、そんな事よりとにかく香川照之が最高。
香川照之が出てくるシーンが刺激的すぎて、香川照之が画面からいなくなると急激にテンション
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.4

評判を聞いて観に行ったら期待以上だったー!日本製の漫画原作映画でこんなに興奮できるとは!振り切ったバイオレンス表現にしびれた。
ハリウッドのメジャースタジオ映画と比べたら100分の1くらいの予算だろう
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.3


世界一の技術で作ったケチのつけようがないウェルメイドで楽しい映画の中に人種差別、宗教差別、身分制度などの社会的なテーマというしっかりとした骨格が内包されている。でも肉食動物たちの食事シーンがほぼ無か
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

4.0

いま観るとベタの極みだけど、調子こいたリア充が惨殺されるのを観ても全く心が痛まないタイプのホラーのオリジナル。
マリファナ吸いながらの脱衣モノポリーが超楽しそう。
死霊のはらわた、悪魔のいけにえと本作
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FAKE(2016年製作の映画)

4.0

ついに観た!
面白かった!
解釈の開かれた優れたドキュメンタリー。
猫と豆乳に注目。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.5

ディカプリオのいきなり黄金伝説。
次から次へとひたすら酷い目に遭い続けるディカプリオは気の毒を通り越して痛快。
映像の美しさ、どうやって撮ってるのか不思議なロングカットも凄い。

デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

最初から最後まで映画秘宝ノリで、苦さとか深みはないけど文句なしに面白かった!
キックアスとか、ガーディアンオブギャラクシーと同程度の面白さは確実にある。でも、それらの作品を初めて見た時の突き抜けた感動
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.6

若き日の友人との、なんでもないんだけど、思い出すと笑ってしまうようなエピソードが誰にでもいくつかあると思う。その時の自分と友人との関係はいつの間にかなくなってしまった事を思って、笑いながら、なんだか切>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.3

悪くないけど、黒人奴隷モノならジャンゴの方が好み。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

面白い。まったく古さを感じない。パルプフィクションはこの映画があったから生まれたんだな。

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

5.0

地獄の黙示録×シティオブゴッド。あらゆる映画の中でもトップクラスの救いのなさ。
極彩色で超現実的に描かれる戦場が圧巻。2015年ベストムービー。

アウトロー(2012年製作の映画)

3.9

ジャケの雰囲気とはだいぶ違う退廃と閉塞感に満ちたドラッグ映画。「ババアノックしろよ!」な名場面が二回あり。

ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

4.5

始まってすぐのコーヒーショップでのバトルで心を掴まれる。