りずむさんの映画レビュー・感想・評価

りずむ

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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

5.0

いつからか劇場版コナンは殺人の為に巻き添えを食らうために登場する施設やシステムの規模のデカさに心の中でツッコミを入れながら観るものだと思ってた。
今回もそれはそうなのだが、そんなことが二の次になるほど
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台風家族(2019年製作の映画)

4.0

強盗をした父親を持つ家族の話というあらすじを見た上で、草彅剛主演ということもあり、同じ事務所の香取慎吾が主演した『凪待ち』のようにクズ男の物語かと思ったが違った。

確かに初めは相続争いで家族が対立す
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天気の子(2019年製作の映画)

4.5

とにかく映像(背景と水の描写)がきれい。現実にあり得ない設定は「君の名は。」と同様。

それでいて異常気象がテーマであるところは現実にも通ずる所があり、天候の変化にちょっと注目したくなるような作品。

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リブートながら、脅かし要素や殺人描写はどことなく80年代のノスタルジックな雰囲気を感じる。
クビを宣告されたスタッフがAIの制限をこっそり解除したことでチャッキーが生まれたが、そんな簡単に殺人玩具が出
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.0

良くも悪くも蜷川実花ワールドといった感じ。映像は非常に綺麗で、割とバイオレンス描写がはっきり描かれているのでアクション好きでも楽しめる。
ただし物語の展開は単調なので、あくまで蜷川実花の生み出し作品を
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不能犯(2018年製作の映画)

4.0

プラシーボ効果を利用して人を殺すことで証拠も残さず捕まることがないというぶっ飛んだ設定だが、ターゲットが死ぬシーンが妙に生々しいため緊迫感もある。

松坂桃李の不気味な笑顔が、この役をこなすことができ
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.5

実在した、真摯な手口で銀行強盗を繰り返した男の物語。しかし強盗の記録だけでなく、女性との愛の話もあって犯罪者の物語なのに見終わった後には温かい。

人々を自然と魅了してしまうその姿はロバート・レッドフ
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ただタイトル通り殺人犯の記録かと思ったら後半の物語展開に驚いた。藤原竜也の演技もさることながら、真犯人の顔になった時の仲村トオルの表情が特に秀逸。

ポスターにあるキャッチコピーの伏線回収も見事。

凪待ち(2019年製作の映画)

4.0

香取慎吾演じる主人公、ギャンブル依存症で本来であれば反吐がでるほどのクソ野郎なはずである。

しかし物語が進むにつれてその人間性に愛着が湧き、仕舞いにはつらさを分かち合う感覚に陥るまで感情移入してしま
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジーンがダークフェニックスとして"覚醒"してX-MENと敵対する物語が予告などで全面に出されている。
しかし実際は外部から、一言で言えば強大な負のエネルギーを事故的に取り込んでしまったことが原因。
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

2.5

変態的な作品を描かせたら右に出る者はいないラース・フォン・トリアー監督作品。

ダンサー・イン・ザ・ダークとかアンチクライスト、ニンフォマニアックの鬱三部作と比較しても、間違いなく今までのトリアー作品
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

4.0

パージシリーズの前日譚でパージ制に翻弄される人々を描いているので、今までよりも物語性が強い感じがします。

これまでの作品を見てなくても、これからこういう制度が固まっていってしまうんだなという感じで楽
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

交通事故のニュースが多くなってきている現在なのでとても響く内容でした。

死者が出た事故の責任がどこにあるのか、もみ消しなどにも負けずに真相を付け止めようとする中小企業を描く内容はザ・池井戸潤原作とい
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貞子(2019年製作の映画)

3.5

完成披露試写会にて。

『リング』『リング2』から20年経って三度中田秀夫監督が手がけている以外にも、当時高校生役だった佐藤仁美も出演していて、正当な続編としての存在を強く感じさせる。

ここ最近の作
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.5

ゲームは初期の青しかプレイしたことなく、新しいポケモンに関しては無知でしたが十分楽しめる作品でした。むしろ初期世代だからこそテンションが上がる部分もあります。
なぜピカチュウが喋るのかなども作品内で明
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.8

スピンオフでもトランスフォームシーンやバトルシーンはシリーズ作品と比べても遜色ない演出。時系列上の矛盾などはあったが、トランスフォーマーは矛盾あってなんぼなので気になりませんでした。
何よりバンブルビ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

文句なし。過去21作を見事に収束させたと思う。『インフィニティ・ウォー』の時のような絶望だけじゃなくて、ガーディアンズやハルク(バナー)が笑いをもたらす場面も多めに混ぜ込まれているので、3時間の中で緊>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場版ならではの常識はずれのアクションシーンは相変わらず。コナンとキッドが終始共闘するだけでなく、一緒に事件の謎を解いていくシーンはテンションが上がる。
黒幕がリシというところは序盤でなんとなく想像つ
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.8

完成披露試写会で鑑賞しました。
自衛隊の立場を細かく描いて2時間ちょっとの作品に仕上げている。基本自衛シーンなので同じ陽な場面が続くが、その分緊張感も倍増。
自衛隊そのものが相手を駆逐するためのもので
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ファイナル・スコア(2018年製作の映画)

3.5

大切な人間を人質に取られて、奪還するという物語自体はよくあるパターン。
サッカー場という限られたスペースで銃撃やバイクチェイスなどやりたい放題。その分つっこみどころも満載。
日本版ポスターではピアース
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

こんな人物が本当にいたのかと少し怖くもなる作品。アメリカの政治について詳しければより楽しめますが、その辺さっぱりですと少し置いてけぼりになるかもしれません。

シャザム!(2019年製作の映画)

4.6

試写会で鑑賞しました。
DC特有のダークな雰囲気も少し入れつつも、ギャグ要素の強い笑って楽しめる作品です。

もちろんただふざけているだけでなく、ヒーローとなった主人公の精神的な成長もしっかり描かれて
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.5

なぜ彼女がアベンジャーズの切り札になると言われているかがはっきりと分かりやすく描かれていて、MCUの一部としてはもちろんのこと、SFアクション作品としても十分に満足できる派手さがあります。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

人種差別は重いテーマながら、社会問題を取り上げるようなシリアスなものではなく、笑いもあって明るく見ることができる作品。