ukuleleさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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透明人間(2019年製作の映画)

3.0

ハラハラしました!セシリアが本当に病んでいて、全て妄想という展開なのかと思ったり、ラストも実は全てセシリアがエイドリアンまでも支配していたのではと。彼女の迫真の演技で最後まで引っ張っていってくれました>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

3.0

戦争なんかしない方がいい…とは簡単には言えないんだろうけど、一人一人個人で考えれば仲良くなれることもある。
北と南のギョンピルとスヒョクが仲良くなっていくにつれ、このまま続く事は無いだろうという緊張感
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PLAN 75(2022年製作の映画)

2.5

映画「ソイレントグリーン」を思い起こさせる映画。コロナ以降の超過死亡者数の増加は、実はそれがもう始まっているのではと思ったり…
でも、老いて生きていることが国にとって経済や発展の面で負となるととらえら
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

え、どういう事?輪廻転生かと思ったら、そういう事なんですね…最後まで勢いよく引っ張られた感じ。でも、レストランのシーンなど未だに続く人種差別は、長く続く根深いものなんだと思う。

アルピニスト(2021年製作の映画)

3.0

始めからフラグが立ってる感じで、ハラハラしながら観ていた。危険と分かっていても山に魅せられる人たち…登山家の人達は皆同じ眼をしている気がする。
神の領域に踏み込んだ人達は、いつか神に連れて行かれてしま
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常田大希 混沌東京 -TOKYO CHAOTIC-(2021年製作の映画)

2.5

天才だとは思っていたけど、努力の人、職人なんだと思った。頭の中に沢山の音が溢れているんでしょうね。みんなでカッコいいものを作りたい!ただそれだけ。
またKing Gnuに、そしてミレパのライブにも行き
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

2.5

キャシーの執念が怖い…ただ、犯人に辿り着くまでの過程にちょっと疑問が残る。勿論許せない行為ではあるけど、彼女がそれほどまでに友人ニーナを思う裏付けが欲しかったかも。

(2020年製作の映画)

2.5

小松菜奈さんがかわいいですね。実際菅田さんとご夫婦になるわけで。運命のいたずらとかあるとは思うけど、なんだか入り込めませんでした…

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.5

キアヌリーブスはやっぱり格好いい!殺し屋にもルールがあるんですね。
代わりのワンちゃんが似てなかったけど、そこはいいのかなw

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

前情報を入れてなかったので、ホラー映画かと思いきや別な意味の緊張感。
彼女が病んでいく経緯は、一部共感できる自分がいる。傍目には完璧で幸せにそうに見える家庭の中、はけ口のない息苦しさが上手く描かれてい
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オールド(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

治験のためなら多少の犠牲はやむを得ない…まるで今のコロナ騒動のよう。暗に製薬会社の闇を暗示しているのかな。
何があの海岸のメリットかと思ったら、何年もかかる治験が一日で出来てしまうというところに納得。
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はちどり(2018年製作の映画)

3.0

世の中は理不尽なもの…生きていると色々な人と関わり、出会いもあれば、突然の別れがある。三十年前の韓国が舞台だけど、男尊女卑、学歴至上主義は日本より強い。でも10代の少女の不安定な心の動きは同じなのかも>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

2.5

この映画を観て、日本で起きた監禁事件のことを思い出しました。監禁された本人はもちろんのこと、周りの家族それぞれの辛さは計り知れないものだと思う。そして、外の世界を知らなかった息子ジャックにとっての衝撃>>続きを読む

ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

2.5

皆歳をとる…歳をとると出来ないことも増えてくる。歳を言い訳に諦めようとすることも多くなる。その時にチャレンジすることも大切だけど、出来る時にやっておかないとですね。

アス(2019年製作の映画)

3.0

このタイプのスリルな映画はあまり観ないのですが、ハラハラして楽しめました。終盤もしやと思い始め…でも、人間て自身が確かな存在だと確認する方法って何なのかなとか、自分のコピーがいたらやっぱり怖いな、と思>>続きを読む

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.0

こんなはずじゃなかった、もう一度人生をやり直せたら…でも、そっち側がいいかどうかはまた別のこと。やり直せたら…は、どこか自分本位の考え方だけど、周りの幸せを考えた時、自身の本当の運命は動き出すのかも。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.0

才能があるということは、感受性が強いということ。繊細さと強さの両方を持ち合わせることは苦しい…
厨房でのお爺さんとのやり取りが印象的。物事は単純なのに、本当、人間はそれを複雑にしたがる生き物。そしてそ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

2.5

美しいフランス映画。お互いを深く見つめ合い惹かれあう幸せと、別れの切なさ。オルフェウスの神話のように、振り返るも振り返らないこともどちらも愛は苦しいもの。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.0

メタモルフォーゼって、変身、変容、変わるという事の意味なんですね…変わること、前に進むことは誰でも不安で大変なもの。でもその先にはきっと何かがある。何かに夢中になれるって楽しい!

掛け軸の「好加減」
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

2.5

人は何のために生きているのか…本質を捨て、誰かに認められたい、愛されたい、でも自分が思ってるほど周りは自分のことを見てくれているわけではない。

ロブが飼っていた豚は彼自身、過去の栄光、彼にしかできな
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.0

それぞれにコンプレックスや抑圧された思いを抱えた家族の、噛み合わない会話の切なさ。特に兄のアントワーヌ、こういう人っているよね…
皆さん名演技。観てよかった映画、色々散りばめられていてもう一度見返した
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

歪んだ感情が求めるものは、やっぱり愛されること。人は誰かと繋がりたい…人間は多かれ少なかれ機能不全、不完全なもの。

カーテンが揺れる風を感じる映像が美しい。子役の白鳥さんの演技も素晴らしく、松坂桃李
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.5

なるほどー。楽しめました。
タイムループと量子力学…時空の歪みを作れるようになったら起こるのかな。
諦めちゃダメですね。
お婆ちゃんの存在が気になる…

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

仮想世界が拡大していくとして、様々な問題も多くなっていくとは思う。でも、人間が扱っている以上、混沌とした世界を救うのはやっぱり愛なのかな…そうあって欲しい。劇中の音楽はミレニアムパレードだったんですね>>続きを読む

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

2.5

最後は皆孤独であり、一人で死んでいく…
それでも、誰かのほんの少しの優しさに触れることで癒される。寂しいな…

長いお別れ(2019年製作の映画)

2.5

長いお別れ…最近身近な人が続けて亡くなり、人はいつか死ぬと言うことに改めて気付かされている。そして高齢の両親もまた、遠くない将来こうして少しずつ遠く離れ、いずれ別れが来るのだろう。
でもそれは順番。仕
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

2.5

フェイクミートや遺伝子組み換え、ゲノム編集…50年ほど前に作られた映画のような出来事が、正に2022年の現在、起き始めている。そしていつかこんな未来が来てしまうかもしれない。
「ソイレント」てもしや…
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

2.5

ナチスを描いた「ハンナ・アーレント」に続き、人は抗うことの出来ない強い支配の元では、自分より弱い立場の人間を残酷に支配しようとする。
そして、北朝鮮では今もそうした事態が続いているという現実…
未だ解
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

2.5

AIが暴走する恐ろしさを描いているのだろうけど、なんとなく読めてしまってあまり楽しめなかった。キューブリックの「2001年宇宙の旅」を思い出し、50年以上も前にあの映画を作ったのは凄いことと、改めて思>>続きを読む

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.5

実話に基づいているとのこと。最後の講義は圧巻。人間は思考することを放棄してしてしまうと、モラルの判断ができなくなる…今の時勢にも通じること。「人間は考える葦である」と言うパスカルの言葉を思い出しました>>続きを読む