深い映画なのか、まだこれを理解できるほど自分の人生経験が足りないのか…それぞれの生と死を分けるものは何なのか。石を一つの死の象徴として捉えているようで、死にゆくものには惹かれるもの、強く生きていくもの>>続きを読む
GUCCIの衣装や華やかな世界がもう少し前面に出ていたら良かった。一流ブランドを継続していく大変さは並々ならぬものだろう。ちょっと長かったかな…
なんとも生々しい映画。蛇イチゴのタイトルの意味を考えたくて調べたら、蛇イチゴは食べられるんですね。外見は赤くて美味しそうだけど、触ると簡単に落ちて、中は白く味気無いらしい…
英語名では偽りの苺の意。>>続きを読む
地上波ドラマで観ていて、小日向さんと航くんのキャラがお気に入り。出てくる料理がいつも美味しそうなのは劇場版も同様。
そして悲しい時や嬉しい時、誰かがそばにいてくれることが、何よりも幸せなんだと思えた。
ここに居ていいんだと思えること。自己肯定感というと役に立たないといけないとか微妙に違った捉え方をされそうで難しいけど、自分のままでいいんだということ。
子供達の生き生きと過ごす姿を見てもなお、自分がい>>続きを読む
家族愛の映画。聾者の耳が聞こえないということがどういうことか…はっと気付かされるシーンでは孤独感。そして障がい者家族を助ける側と助けられる側の葛藤。
父親が聾者ではない娘のことを理解しようとするシーン>>続きを読む
ほとんど台詞のないまま進んでいき、ラストはどうなるのかと思ったら…
彷徨い続ける亡き者の切なさと、繰り返していく人生の虚無感。あのメモに何が書いてあったのかが気になるけど、多分彼が欲しかった言葉。
そ>>続きを読む
大地も人間の身体も同じということ。
地球も人類もフラクタル(自己相似性)という尊敬する医師の言葉が思い出される。
自然の循環を人工的に遮れば、その反動(副作用)は大きい。動植物や地球上の全てが絶妙なバ>>続きを読む
やっぱりナタリーポートマンは魅力的だけど、コンサートのシーンは設定の時代に合ってないのでは…でも、トップスター故の悩みや苦しみは、想像以上になんだとは思う。
人生遅すぎることはないというより、思うようにいかないものということなのか…ジョニーはこの後どうしたのか。イーディが独りで登山をするあたりに無理がある感は否めない。素直さが大事という点は自己反省w
ケイトブランシェット出演の映画はつい観てしまう。序盤の展開が説明的で、少し間伸びした印象…盛り込みが多い気がするので、原作は面白いのかも。でも、ブランシェットの存在感は圧倒的!何事も退き際が大切ですね>>続きを読む
好きなタイプの映画。昔の恋は純粋なだけに切ないけど、でもそんな恋はしておいた方がいい…大人になって思い出して、後悔ではなく、今の自分の中に静かに沈んでいて、ふと浮かんでくる泡のように…
なんだろ…正直よく分からないのに、途中で止められなかった映画。出演者それぞれに個性があって、人間てそれぞれにドラマがあって、決して退屈じゃないよね…
史実を追うことに重きを置いたのか、大統領暗殺という衝撃的な内容ながら淡々と進み少々退屈…支えとなったのはナタリーポートマンの美しさ。
このレビューはネタバレを含みます
今泉力哉監督に興味が湧き始めて辿り着いた作品。どこかで共感できる場面が出て来るのかもと思いながら観続けましたが、うーん…ディープ過ぎてwでも、自殺しようとしている人には何かを言っても届かないし響かない>>続きを読む
この世はすばらしき世界なんかではないと皮肉ったタイトルかと思ったが、世間的にはどうであれ、自分を受け入れてくれる世界がその人にとってのすばらしき世界なのかも…そして見て見ぬ振りをし、清濁合わせ飲む事が>>続きを読む
現実と漫画の世界が錯綜。本当に男はしょうがない(笑)こんな復讐されたら針のむしろでしょうねぇ…
彼らとは同じ境遇では無いけど、友人や家族とのすれ違いや抗えない歯痒さは分かる気がする。でもそうした葛藤や躓きも大人になる上では必要なんですよね…
家族写真ってイイね、と思える映画。SNSで流れて消えていく映えとは違う、手で触れたり色褪せていく写真の持つその時の空気感や歴史のようなもの。電子書籍と紙書籍の違いのような…
このレビューはネタバレを含みます
ドラマで観てストーリーを知っていたせいもあってか、展開が早く感じられてあまり入り込めず。
若さ故の未熟な想いが、大人になってどう変化していったか(色褪せていく寂しさとか)をもう少し描いてほしかったかも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
元々ドラマとして放送されてたものの劇場版だったとは知らず…芝居がかった台詞回しの演出をこなす蒼井優さんは流石です!
「私は一切狂ってはおりません。ただそれがつまり私が狂っているということなんです。き>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分はこの世に未練を残さず死んでいくことが出来るのだろうか…失った人がもし自分の元に戻ってきたとしたら、残されたものとしての未練は果たせるのだろうか…
夫優介のセリフ「無であることは決して無意味ではな>>続きを読む
静かで美しい映画。中国語のセリフの響きが心地良く、劇中のポルトガルの詩人ペソアの言葉も心に響く。人は誰かの代わりを生きることは出来ないし、時間も過去や未来を生きることは出来ない。自分は自分として今を生>>続きを読む
終始陰鬱な雰囲気で進んでいく映画。なるほどー彼にとっての障害物はそこだったのね。アカデミー賞受賞が無ければ、自分の選択肢に挙がらなかったかも…
村上春樹の世界観を映像にするのはやっぱり難しいよね…と思いつつ鑑賞していたものの、車の中での家福と高槻との長いやりとりの場面で思わず引き込まれた。そして、感情を抑えた本読みが、却ってその人の奥底の感情>>続きを読む
ロシアのウクライナ侵攻が無ければ観ることも無かったであろう作品。
一方からの報道を鵜呑みにしてはいけないと感じるご時世ではあるが、ウクライナの人々が自由を求めて命懸けで戦ったことは確か。それだけ支配さ>>続きを読む