都さんの映画レビュー・感想・評価

都

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悪魔の美しさ(1950年製作の映画)

2.4

ジェラール・フィリップは美しい、誰がなんと言おうと間違いない。そしてその美しさはちょっと卑怯だったり腹黒さなんかのダメ男要素を含んでいる
そんな風に思うのは「モンパルナスの灯」や「危険な関係」本作の役
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.2

申し訳ない、あたしどうやらケネス・ブラナーとは相性が悪いんだな

原作も読んだし1974年の作品も観た‥原作にほぼ忠実だったなぁってな記憶
でも本作は別のお話になってしまったように感じる
一番はポアロ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.6

勝つためならどんな手口でも使う
アメリカの映画や小説に登場する「ロビイスト」なんとなくわかっているようなわからないお仕事‥どうしたらなれるんだ?どのくらいの人がいるんだ?やっぱりよくわからない
彼女が
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.6

埃っぽい乾いた風の吹く田舎町
こんな地味な街で過ごすなんて‥もっと刺激的な生き方があるはず
息がつまりそうな毎日から救い出してくれる男が現れた‥

ありがちな若さ故の暴走‥

ラストシーンは何度観ても
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ハーフ・ア・チャンス(1998年製作の映画)

2.6

往年のニ大スターが大暴れする荒唐無稽な痛快活劇
って事でよろしいでしょうか?

おフランスを代表する男前なお二人の魅力をこれでもかっ!って感じで見せていただきました✨
もうそれだけで充分です、お腹いっ
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戦火の勇気(1996年製作の映画)

2.5

「羅生門シチュエーション」だね

人は自分に都合が良いように嘘をつく、自分に都合の悪い事は隠す、立場によってモノの見え方は違う‥だからややこしい

「ラブコメの女王様」「可愛子ぶりっ子ちゃん」のイメー
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天国と地獄(1963年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭

他人を羨み、妬み、勝手に憎悪してその幸せ破壊しようとする男に何一つ共感は出来ない‥でもこういう人はたくさんいる

極上のサスペンスであり人間ドラマでした

古い横浜の景色や、俳優さ
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リトルマン・テイト(1991年製作の映画)

2.8

特別な子供‥みんな誰かの「特別」な存在なんだと思う
あたしもそうでありたいと願っている

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.5

ニューヨークという街が作品の魅力を押し上げている‥そんな印象

有名な高架鉄道とのカーチェイスや銃撃シーンもちょっと地味だけど面白いし
地下鉄や街を歩く人々の服装とか車を見るだけでもワクワクするんだよ
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.9

大っきくて派手な車、かっこいい音楽、おしゃれなインテリア‥何もかもが素敵でキラキラと輝いて見えた‥アメリカ
その豊かな国の技術の最先端とも言えるNASAで差別と闘った3人の女性たちのお話だ
それぞれが
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泥の河(1981年製作の映画)

3.6

午前十時の映画祭

いろいろ面倒くさい事が続き、子供の頃に戻りたいと思う時もあるけど‥もう一度子供時代をやり直せと言われたら全力で拒否したい

昭和31年の大阪を舞台に少年たちのせつないひと夏の出会い
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愛の狩人(1971年製作の映画)

2.7

男同士ってのはあんなにも自分の戦歴を事細かに語るもんなのか?

最後にちょっと出て来たリタ・モレノの顔が好き

ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.3

どすこい体型のキャスリーン・ターナーが高校生に戻って大はしゃぎ‥
ダメ旦那のニコラス・ケイジも無理矢理な高校生‥

人生やり直せるのか?

よくあるテーマだけどさ

もうそんな事より
カッコいいアメ車
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トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)

3.3

午前十時の映画祭

思春期と言うよりも少し前の子供達の日常が描かれていてハラハラしたり笑ったり‥
でも、かなしい事件が発覚した時に子供達に語りかける教師の言葉にウルっとした

大人になれば自由になれる
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正午から3時まで(1976年製作の映画)

3.7

もっと血生臭い話なのかと思ったら、こんなに面白い作品だったとは‥たまにそう言う出会いがあるよね〜

どんな思い出も時間が経つと熟成されて素敵な記憶になり、大した話ではないのに美談として語り継がれたりす
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.8

バレエを知らなくても彼がすごいダンサーだという事はわかる‥ダンサーになるために生まれて来た美しく優雅な野獣

観て良かったな‥

音楽の使い方もいい感じでした

遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

3.2

ニュースで「防犯訓練」の映像を見る度に思い出すのがこの作品
「狼たちの午後」的なんだけど‥もっと軽くて汗の量少なめ

夜霧よ今夜も有難う(1967年製作の映画)

-

名作「カサブランカ」を真似してみたけど‥こんなペラッペラな仕上がりになっちゃった
ラストの旅立ちシーンの安さに呆然

夜霧のブルース(1963年製作の映画)

-

勝手に好きになってちょっとしたストーカーみたいになって、後先考えないで行動しちゃってバカなんじゃないの?
残念ながら石原裕次郎の良い所が一つも見つけられなかった‥
小池朝雄の安い好色親分っぷりは見事で
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

3.6

午前十時の映画祭にて鑑賞

若い頃に観た時はそんなに良いとは思わなかったけど、こんなに楽しい作品だったのね〜
背伸びしまくりで自分の父親ほど歳上のプレーボーイとの恋の駆け引き、さすがビリー・ワイルダー
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歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

2.7

ちょっとだけハメを外して、小さな冒険をした2人の女たち
手に入れたのは幸せなひと時
まぁ、振り回されたり巻き込まれちゃった人はお気の毒さま‥
そんな心優しい内容ではないぞ

「人間の値打ち」のパオロ・
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ソルト(2010年製作の映画)

3.0

憧れの職業の一つ「女スパイ」が世界の平和を守るために大活躍
美貌と知性はもちろん戦闘能力にも優れ、しかも恐ろしいほど頑強な肉体を持ったソルト‥
設定や展開に無理があっても楽しければそれで良いのだ

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野性の証明(1978年製作の映画)

3.0

原作者の森村誠一は執筆中にキャスティングを考えていたんじゃないか?ってくらいのわかりやすい配役‥見事なハマりっぷりだ
特殊工作員としては健さんちょいとオヤジ過ぎだけどね〜
ダンディな舘ひろしが甘やかさ
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.2

メリーポピンズの傘と長い「魔法の言葉」に思わずにやり‥

あるグループに異質なモノを入れると劇的な化学変化を起こす‥というありがちなお話だけどなかなか楽しめました

現実にはこんな風に上手くはいかない
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ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

3.5

3人の元ギャングのジイさんが再会して昔みたいに大あばれ‥「残された時間」を精いっぱい楽しむ

アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、アラン・アーキン3人の名優が揃ったらどんな脚本だって面白くしち
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青いドレスの女(1995年製作の映画)

2.9

デンゼル・ワシントンが一番素敵だった頃の作品、デンゼルのPVと言っても良いでしょ
アメリカがキラキラと輝いていた1940年代の音楽、ファッション、車‥ホワイトリボンのタイヤ履いた大きな車を見るだけでも
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約束の地、メンフィス テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー(2014年製作の映画)

4.6

オープニングからやられたっ!かっこよすぎる!絶対にもう一度観る!そう思いながらエンドロールを涙目で見る‥
上映後にサントラ買っちゃったよ


「本物の音楽」ってすごいな‥当たり前だけどさ‥
年齢、ジャ
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ドント・ルック・バック(1967年製作の映画)

3.0

ボブ・ディランとは友達にはなれないって事だけははっきりした‥

モン・パリ(1973年製作の映画)

3.0

男が妊娠‥というまさかの出来事に世界中が大騒ぎ、そして衝撃のラスト‥ホントにびっくりの着地だわー
カラフルで可愛くてお洒落なおフランスのコメディは楽しい‥細かい事は気にせずにゆるゆるで観るのだ

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.7

何不自由ない生活をしていたはずなのに、夫も財産も何もかも失って崩壊していくジャスミン‥
でも、全て自分が選んだ事なんだから仕方ないね
誰かが言った「今いる所が自分の実力」って言葉を思い出しました

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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.5

1930年代の素敵な音楽、素敵な衣装や車、台詞の一つ一つが小物の一つ一つがお洒落なほろ苦い大人のロマンティック・コメディ
さすがはウディ・アレンだなぁ‥
と‥思いっきりベタな感想

濃厚なチーズケーキ
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ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

2.8

あの時代に女性庭師が存在したの?ってびっくりしたんだけど彼女は架空の人物だったのね〜
嫉妬や陰謀渦巻く宮殿が舞台のロマンティックなお話

ラストの完成した噴水庭園での舞踏会シーンはちょっと笑っちゃった
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エール!(2014年製作の映画)

3.4

楽しい作品でした。
おフランス映画って「意地悪な文句たれがぐだぐだしながら何も解決しないで終わる」そんなイメージなんだけど‥かなり片寄った思い込みですね〜😝

スカッと爽やかな少女マンガ的ストーリー、
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

アカデミー賞を競い合った「ララ・ランド」がキラキラ太陽輝くLAを舞台にした華やかな作品、こちらは優しく包み込んでくれる月のあかり‥そんなベタな感想ですが‥
貧困や差別、ドラッグ等の問題を扱っているとい
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ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.5

昔々‥アメリカという国に若くてハンサムで希望を持たせてくれるリーダーと賢く美しい妻がいました‥しかし夫の裏切りや大きな陰謀、悲劇的な事件が次々と起こりその後の展開は下世話な感じで膨らむ「ケネディ家の物>>続きを読む

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