ウメモトさんの映画レビュー・感想・評価

ウメモト

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呪詛(2022年製作の映画)

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怖いもの見たさから追い詰められていくホラーはありがちだけど、それを期待してこの映画を観た鑑賞者にも灸を据える感じの作りになっててなるほどな〜と思った 劇場公開ではなくネットフリックス配信なのがすごく悪>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

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全く共感も同意もできないがすぐおとなりで見つけようと思えば見つけられる価値観なんだろうなというのがつらい 観たあとに良人と西成に乗り捨てられた他府県ナンバーの車の話をしたりしてまたしんどくなった 

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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色々批判されるのもわかるけどだいたい全部好きだった ウルトラマンってもしかしてセクシー?

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

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次から次へと考えうる限りの最悪をお出ししてくるので久しぶりに「早く終わってくれ〜」と思った 設定は良く練られているし落としどころが嫌いではないなとも思ったけど、特に女性の方にとっては恐らくメチャクチャ>>続きを読む

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.5

白色テロ時代の息苦しさをホラーという要素を使って描いた作品、という印象。
ドラマが8でホラーが2、ホラーだと意気込んで観に行ったので肩透かしを食らったものの、描こうとしたテーマがはっきりしていてゲーム
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ビバリウム(2019年製作の映画)

2.5

作品のテーマや表象みたいな部分は理解できるがそこを越えて何かを提示してくるわけではないので、もう一声!って感じです

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

ストーリーに関してはまだ「世界観が確立されている」としか言えないけど何よりも造形がすばらしいし費やした年月に敬意を払いたい

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

三上は確かに一本気で良いところもある人かもしれないけれど、確実に社会生活に必要な部分が欠落していて、それがあまりにも決定的なので味方になってはあげられない。でも一方で彼を弾き出そうとする社会のシステム>>続きを読む

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.0

面白い。破壊の限りを尽くされるミニチュア造型たち、2を先に観たのでより特撮を色濃く感じた…
中山忍と藤谷文子が大根とか言われているけれどむしろああいう子いるなと思うし可愛すぎて全く気にならなかった

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

5.0

ドルビーシネマ4Kリマスターで鑑賞
聡明で美しい女、仕事を全うするいい男、特撮抜きにしても脚本が小気味よくて最高。もちろん映像や演出も素晴らしくてかなり衝撃を受ける面白さだった。三十路手前にしてこの扉
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

食らいすぎて見たあと全く咀嚼できず…スリラーとかジャンルで括れない
あえて賛否あるラストシーンにしているんだろうな 思い返しては落ち込んでる…

イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

4.0

2020年見逃した映画その1マスターZで映画初め、ドニー・イェン好きにとってはやっぱ少しスポーツっぽい詠春拳だなと思うもののこれはこれでよい…マックス・チャンどんどん売れますように

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.5

ドンパチと二人でただ歩いてるシーンの緩急がすごい 間延びしたシーンも画へのこだわりが見えてそれはそれで面白い
話としてはギュッと45分くらいに収まれば好きだったかもしれない…

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

煉獄杏寿郎の活躍をもっと見たかったので映像化はうれしい 死線に身を投じるキャラクター達が全員自分より歳下という事実に改めて打ちのめされる…

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.5

久々に映画を観たのでとても怠惰な鑑賞をしてしまったけど「映画を観たな〜」という気持ちにさせてくれた

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

韓国のフェミニズムに関する本を最近読んだところだったので、興味があって観に行ってみた
回想の形で描かれる女性差別の話は別に韓国がどうとかではなくめちゃくちゃ身近な経験ばかりで、改めて鈍感に生きてちゃい
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来る(2018年製作の映画)

3.5

おじいちゃん四人の「ちょっとやばいんちゃうか…」から全部盛り祈祷シーンまでがどうしようもなくオタクの胸の奥をくすぐる…

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

犬のお皿でメチャクチャびっくりしてから最後までずっと緊張しててくたびれた…

はちどり(2018年製作の映画)

4.0

丁寧に描き込まれた心象風景。徹底的に思春期の等身大で社会や関係を見つめていて、同情も断罪も求めないのがなんとも言えない感覚にさせられる…

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.5

今回特に内家拳の健闘がどのシーンも格好よくて、ドニー・イェンは勿論のことウー・ユエの太極拳の説得力が全然負けてなくて震えた…間違いなくカンフーを好きになれるのでイップ・マンシリーズみんな是非観てくださ>>続きを読む

アイアン・フィスト(2012年製作の映画)

3.5

こういうの好きやねんを詰め込んだとち狂ったカンフ〜映画、B級かくあるべし?

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

ジム・ジャームッシュ作品で寝なかったことないけど今回は流石に大丈夫だろうと思って観たら開始15分で寝た

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

物語も登場人物の感情もとても立体的に表現されていて、役者の演技の緻密さもすごい
所々アダム・ドライバーの大きさで遠近感がメチャクチャになる

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

アリ・アスター本当はこういうの全然好きじゃないからこんな悪趣味な撮り方できるのでは?と思いながら観た
悪くはないけど好きになれない、北欧神話についての知識がある程度あればもっと楽しめたかもしれない…

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

軽やかに描かれる戦争のエグさ、人間力を試される映画だった…

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

面白かったか?と訊かれると一言で面白かったとは言えないんだけれど、
コメディを織り交ぜつつ丁寧に丁寧に絶望に導いていくような演出が良い

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

タクシー・ドライバーよりもずっと身近だったな、同情とかじゃなくてともすれば自分もそっち側にいるなと思わせるヤバさがある

王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

3.5

国を見限り遊びにかまけている王子ヒョンビンが王としての自覚と度量を身につける物語にゾンビが華を添えていましたね

アス(2019年製作の映画)

4.0

不気味の限りを尽くしたみたいな潔癖さを感じる演出と美術、よかった…

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