underfirejgさんの映画レビュー・感想・評価 - 111ページ目

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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

2.9

元々は「ピラニア3D」を2Dで。お約束の展開で、そういう意味で驚きは全くないが、エログロ描写に注力し飽きずに観れた。お久しぶりのエリザベス・シュー、リチャード・ドレイファスが嬉しいね。アレの描写には失>>続きを読む

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.3

全体的に流れがゆったりとしていてキレはないのだが、オードリー・ヘプバーン&ピーター&オトゥールのスターコンビで十分魅せる。オードリーのおシャレとオトゥールのセリフ回しは絶妙。そこにジョニー・ウイリアム>>続きを読む

クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

4.0

無茶な設定で如何なものかと観ていたが、予想以上に面白く拾い物という感じ。感情ありなし両面交錯が気持ち良く、ケヴィン・コスナー好演。まあ甘いところもあるのだが、許せる範囲。ガル・ガドットは天才的な美しさ>>続きを読む

長く熱い週末(1980年製作の映画)

3.8

なかなかのマフィアもの。終わりなき陰惨な話は想定内だが、同種作品より秀でているのが役者の貫禄。ヘレン・ミレンの強力お姐ぶりが嬉しいのはもちろん、何と言ってもボブ・ホスキンスの顔の芝居!結構続く顔のアッ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

冒頭からハイテンション持続で進み、それ故途中失速感出るも、ベースかロマンなので安定感保ちつつキッチリの締め。とにかく音楽のインパクトハンパなく、カッコよく言えばこれぞ総合芸術。クセもの俳優達のサポート>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.4

従前の予想とは方向性の違う展開で、やや雑な、または首をかしげる箇所もあるが、全体としては無難な出来で飽きずに楽しめた。築き上げた事への侵犯、受け入れ難いがやはり柔軟さは必要では。そんな事を考えさせられ>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.2

岩井俊二監督の元が良いので、そこと重なる部分は素直に観れたが、追加されたところはねえ。。。独自感出さなければいけないのはわかるが、どうにも飛躍しすぎの世界。結局「Forever Friends」に助け>>続きを読む

昼下りの情事(1957年製作の映画)

4.5

始まってから暫くテンポ悪くビリー・ワイルダーなのにと思っていたら、途中から俄然面白くなる。小道具の使い方や気配りある演出、ホントに上手いなあと。”魅惑のワルツ”もねえ。クーパーとオードリーの真逆カップ>>続きを読む

白い家の少女(1976年製作の映画)

3.9

これは拾い物。場所も時間も登場人物もかなり限られた中での展開は、一見説明不足のようだが、無駄を排しているという方が妥当だろう。ジョディ・フォスターは上手いなあ。マーティン・シーンは出てきただけで怪しさ>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

Blu-rayで再見。最初観た時はノレなかったが、今回はより楽しめた。無駄なものを一切排除しひたすら突っ走る構成と、よく練られたアクションシーンには感嘆しますなあ。でも何かもう一つ足らない気が。やはり>>続きを読む

フェリシーと夢のトウシューズ(2016年製作の映画)

3.4

吹替版で観たが違和感なし。サクセスストーリーなのは観る前からわかっているし、気持ちはいいので悪印象はないが、ちょっとご都合主義が過ぎるかな。もう少し困難あってもいいとおもうし、サイドストーリーももう少>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.2

久々に観たストレート重厚なドラマ。全体としては可の上。ケイシー・アフレックのキャラに抵抗感ありなかなか馴染めなかったが、終わってみればその点は解消。ただ上映時間が少し長いかな。重厚なだけにもう少しコン>>続きを読む

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

3.4

非常に狭い範囲での恋愛すれ違いを、コンパクトにとりまとめ。正直に行くか、嘘貫くか、周りには何の影響もない永遠のテーマではありますが、フランス映画だとそれさえもサマになる。クロチルド・クロどこかで観たと>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.5

面白すぎてあっという間に時が経つビリー・ワイルダーの名人芸。小道具の使い方も絶品。ハンフリー・ボガート、ウイリアム・ホールデン始め、役者陣も素晴らしい。昔から騒いでいるが、やっぱりオードリー・ヘプバー>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

2.4

何だろう、この失望感は?何か子供騙しにあったような感じの中途半端な出来。表面なぞっているだけで、全く人間ドラマの深みなし。ピーターも魅力薄。結局ワクワクするのはアイアンマン登場シーン。マイケル・ジアッ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の力作。息詰まる展開が冒頭からラストまで緩むことなく継続し、その力技には敬服するしかない。一方遊び心ないため、疲れてしまうのも事実。ディカプリオはアカデミー賞>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.1

若手2人が良くて、学生時代のシーンが活き活き感が良く出ている。ストレートなようで、少しずつ降りかかる調味料が効果的。Mr.Childrenが歌う主題歌「himawari」も当然良し。8月日産スタジアム>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.6

アクションのような、ホラーのような。そこにお決まりの組織と恋愛加えて、より中途半端に。トム・クルーズのスター性が自由な想像世界を狭め、面白さを減少させた気が。意図がよくわからぬキャラもあったし。アナベ>>続きを読む

オーメン2/ダミアン(1978年製作の映画)

3.5

劇場公開以来だが、結構覚えていたなあ。当時はそんなに映画観てなかったから印象強かったんだろうな。1作目の質には当然及ばないのだが、これはこれで頑張っている。カラスの使い方も割合上手いし。ゴールドスミス>>続きを読む

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.8

久々の見直しだが、今回の方が楽しめたかも。かなりの低予算と思うが、ツボを心得た作りで飽きない。モンスターものなんだが、キャラといいスコアといいやけに可笑しいし。棒高跳びには笑うしかない。主役2人の楽し>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.3

主人公のキャラクター、設定等悪くないと思うのだが、突っ込み不足の箇所多くもう少し上手く作れたのではないかと。魔法学校の位置付け・内容不明確で、それ故膨らみに乏しいことに。いいなぁと思うところもあるんだ>>続きを読む

モンテ・ウォルシュ(1970年製作の映画)

3.7

環境変化も自らは変われないカウボーイを描いた佳作。唐突な部分もあるが、現在でも通ずる内容で良し。ジャック・パランスの役柄は意外だが割とハマってた。リー・マービンはピッタリ。ジョン・バリーのスコアでジャ>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

4.2

TV放映でしか観たことなかったので、実質初鑑賞。作品が面白いのは勿論だが、やはりゴールドスミスの素晴らしいスコアを語るべきだろう。このスコアあってこそ得た格だと思う。ペック&レミック夫妻がいい味出して>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

1.7

なぜ今頃続編を製作したか理解に苦しむ。レニー・ゼルウィガーを見ているのが全くもって辛い。輝きはどこへやら。それでもってこの長さ!あと30分は短くできるだろう。胸踊ったのは結局ファーストシーンのみ。‬

スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

オリヴァー・ストーンの問題意識と映像化への行動が凄いのは勿論だが、米映画の懐の深さにも驚き。ごくごく最近の話をここまで描けるとは。でもホントに凄いのはこれを面白い作品にしていること。「JFK」の情報量>>続きを読む

フェンス(2016年製作の映画)

1.9

始まってからずっとデンゼル・ワシントンがやたらと喋るので、もしかしてと思ったがやっぱり舞台劇だった。あまりの会話の多さに映画的興奮を得られることはついになく終了。舞台の映画化はホント相性悪い。崩して一>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.3

9.11を絡めた少年の成長物語。緻密な脚本にじっくり腰据えた演出に感心。皆痛みを抱き生きてるんだという、当り前の事を丁寧に描写。原作も読んでみたくなったな。子役トーマス・ホーンの演技良し。‬

バッドガイズ!!(2016年製作の映画)

3.4

よくある正義系ドロップアウト警官ものだが、ハズレっぷりを主役のアレキサンダー・スカルスガルド&マイケル・ペーニャが上手く演じてて、割と新鮮な出来に。警察の描き方が上司のボヤキだけというのは雑だが。女優>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

なかなか良くできたサスペンス。いつになっても消えないナチへの怒りだが、描かれるユダヤ人への偏見の根深さも怖い。認知症を絡めた点は秀逸で、それにより手紙が生きてくるし、内容の出し方も絶妙。”追いつめる”>>続きを読む

チェリー2000(1986年製作の映画)

3.5

ベイジル・ポールドゥリスのスコアは好きで何度も何度も聴いているが、ついに本編をBlu-ray買っての鑑賞。これが予想以上の面白さ。設定が2017年というのもイイねえ。セクシーロボか人間か、古いテーマだ>>続きを読む

ゲート・トゥ・ヘヴン(2003年製作の映画)

4.1

これまで全く知らなかった!という佳作。密入国というシリアスな題材ながら、ユーモアの掛け合わせ方が絶妙。いろんな要素が短い時間で展開、伏線もばっちし決まって及第点。キャラもよし。いつも空港はドラマを生む>>続きを読む

地獄のバスターズ(1976年製作の映画)

2.9

粗くてどうということはない出来だけれども、何故か憎めないアクション作品。キャストのB級感か、それともスコアのB級感か、はたまたやられ方の安易さか、それを引っくるめてというとこだろうか。いい加減な恋愛エ>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

2.6

悪くない作りだとは思うが、何せどっかで観たような、それも何回も観たような展開なので新味は全くなく、評価も低くせざるを得ない。40年前の新作だったら評価されただろうに。ただ宇宙船内を滑らかに回る映像は特>>続きを読む

ニセものバズがやって来た(2011年製作の映画)

3.0

日本語吹替版で観やすかった。バズは完全に独り立ちできるキャラになってるのね。

お兄チャンは戦場に行った!?(2013年製作の映画)

3.7

よく考えれば深刻なテーマをサラッと爽やかに描いた好編。中野量太監督らしくこれも死を意識させる作品だが、いつも”生きている感”が嬉しく、本作はそれに加えつい微笑んでしまう可笑しさがいいな。‬

沈まない三つの家(2013年製作の映画)

4.8

昨年度ベスト「湯を沸かすほどの熱い愛」の2013年度中野量太監督作品だが、これまた素晴らしい出来。伏線の回収という言葉が陳腐に思えるほどの上手さ、そして熱さと深さ。大好きな作品だ。いい作品作るのに規模>>続きを読む