underfirejgさんの映画レビュー・感想・評価 - 112ページ目

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ザ・マスター(2012年製作の映画)

2.7

ポール・トーマス・アンダーソンの描くドラマだが、とにかくフィリップ・シーモア・ホフマンとホアキン・フェニックスのクセのある演技合戦が見もの!アンダーソンワールドは光るショットもあり嫌いではないが、何せ>>続きを読む

家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.5

前作以上の出来。面白く哀しくさすが山田洋次監督の名人ぶり。キャラ説明が済んでいるから余計な描写もなく、正にストレートな面白さ。家族がテーマなのはいろいろ考えさせられるな。

ルクソーJr.(1986年製作の映画)

2.7

ピクサーのたった2分の短編。ピクサー印のスタンド2種が主役。どうということはない内容なのだが、後年のブレイクを予感させる粋さあり。

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

3.5

ロベール・ブレッソン監督作品では、これまで観た中でもっともスリリングでかつわかりやすい。とにかく無駄削ぎ落とした画作りは今回もブレず。それでも眠くなるので、そこはやっぱりブレッソン。TSUTAYA発掘>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.3

これほど渋い「X-MEN」シリーズは他にない。アクションのも激しいが、どこか哀しさが。哀調に彩られた本作、嫌いではないが爽快感はなく、そこが物足りないかな。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

2.4

面白い作りを感じるところもあるが、会話劇が苦手な僕は結局ノレずじまい。あまりにも画が綺麗で70年代の雰囲気が薄いのも難。エル・ファニングは収穫。‬

マックス・スティール(2016年製作の映画)

2.5

B級をアンディ・ガルシア出演で、A級の香りも入れようとしたSFアクション。母親の位置付けがよくわからぬが、まあ頑張ってる方じゃないかしら。恋人役は可愛いので、今後要チェック。

(2017年製作の映画)

4.0

「あん」とはまた違った味わいの真摯な河瀬直美監督作品。喪失と創造の過程が絡み合い、昇華させる力量はさすが。永瀬正敏は相変わらずの存在感で、水崎綾女も好演。正に”光”!

メッセージ(2016年製作の映画)

1.9

うーん、常に睡魔に襲われるし、どーも理解できない。雰囲気ある映像作りは認めるとしてもね。‬

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

試写で鑑賞。これは大変な力作で、「プライベート・ライアン」と肩を並べるレベルの第二次世界大戦もの。戦争がいかに愚かで虚しいかを、緩急つけて描き切った。構成に若干の不満ないではないが、その欠点を吹き飛ば>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

お恥ずかしながらの初ケン・ローチ作品であったが、素晴らしい出来。イギリス労働者の悲哀を静かに力強く描写。役所の問題は万国共通だな。

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

2.2

退廃と狂乱という嫌いではない世界なのだが、結局は混乱したままの感強し。タワーの美も最初は良かったが慣れてくるとね。トム・ヒドルストンは微妙な感じになってきたな。ABBAの”SOS”が。

ゲーリーじいさんのチェス(1997年製作の映画)

2.5

結構前のピクサーアニメ。取り立てて上出来というわけではないが、オチは可愛くていいね。

アサシン クリード(2016年製作の映画)

2.1

”果実”を巡る騎士団と教団の戦いなんだけども、本質的な戦いの意味がよくわからないので盛り上がらない。スピーディなアクションシーンも、それ故形だけになり、他の事を考えてしまうほど画が活きてない。過去巡り>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

再見。最初観た時より心に沁みたなあー。型にハマってないジョン・カーニーの演出がいい。子供のコーラスもいいしね。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.1

仕掛けは結構面白いし、トーマス・ニューマンのちょっと軽めのスコアも心地よく、いいところもあるのになぜか残念な出来に。やはり罪が深すぎましたかなあ。お気に入りジェニファー・ローレンスは当然良いですが。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

1.7

特に意外性もない凡作。どうしてこうなってしまったか。コングの姿なんて過去のイメージ引きずってるだけだし。前から思ってるがトム・ヒドルストンは主役の器じゃないな。記憶に残すべきはジョン・C・ライリーだね>>続きを読む

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.5

奔放な天才と、その才能に惚れ込んだ編集者との熱い関係を描いた佳作。何かを創り上げる過程はいつもスリリングだ。抑えた色調の撮影でニューヨークがイギリスのような街に見えるのが印象的。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

途中平坦かなと思うんだけど、終盤からラストはやっぱイイよな。”未来に向かって”だからね。ジョン・カーニーの次回作早く観たい。

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.2

ナタリー・ポートマンによるソックリさんショーとして観れば腹立たぬかもしれぬが、人の内面を必要以上に抉ろうとするのには興味湧かず。アップの多い演出にも辟易。ただ地位からの引際については考えさせられたが。

SING/シング(2016年製作の映画)

2.7

(吹替版)劇場で鑑賞。キャラ紹介が鮮やかで、サイドストーリーが活きた。とにもかくにも歌モノなので飽きずに楽しめるが、もう少しドン底感あっても良かったかな。まさみ様は相変わらず良し。

ビッグトレイル(1965年製作の映画)

3.6

これは楽しいコメディ西部劇。位置関係不明の四つ巴の戦い、底なし沼、面白いねー。コメディなのにアクションはかなり本格的だし。拾い物の1本。TSUTAYA発掘良品。

コンカッション(2015年製作の映画)

3.6

アメリカ映画の懐の深さを強く感じる秀作。実話の重みもあろうが、巨大な敵に挑む姿をツボ抑えた展開で描く力量は大したもの。ウィル・スミス好演。

レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

2.2

労力はともかく、どうということはない出来。ジョン・ウイリアムス「スーパーマン」とヒーローマークは記憶に残そう。

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

1.5

全くのれず睡魔との戦い。終盤いろいろ展開しても特に面白味もなく。日本人の中途半端な絡みも今ひとつ。バトーくらいかな、印象に残ったのは。

ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)

2.5

登場人物・ストーリー等全くもって珍妙そして奇妙な作品であるが、終盤のスペクタクルな展開は見応えあり。これもまたファンタジーなのだな。TSUTAYA発掘良品。

コロニア(2015年製作の映画)

3.0

予想以上に盛り上がる脱出サスペンス。実話の重みはあるが、軍事政権下の緊迫感は薄い。ただそれよりも年々オーラが消えていくエマ・ワトソンが気になる。

エレクトリック・ドリーム(1984年製作の映画)

2.5

どうと言うことはない出来だが、”AIの先駆け”と”主題曲”で記憶されるべき作品。TSUTAYA発掘良品。

世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

4.3

いやー、ピッタリはまりました!可笑しいのなんのって。アイデアが素晴らしい上のバカバカしさ、久々に笑い転げた。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

2回目の鑑賞。切なさは薄れども、今回は細部に目が行き届いて、その繊細な作りに感心。エマ・ストーンはオスカー受賞は当然だな。

Dolby Cinemaで。初公開時2回、シネオケ2回の5回めだが、全く色
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.9

よりパワフルなのは2作目だが、手法含め原点としての価値は十分にあり。まあ理屈抜きで面白いですわな。

リオ・コンチョス(1964年製作の映画)

2.4

思ったより盛り上がらない西部劇。主役力が薄いのと、主役が誰なのか明解でない焦点ボケが要因か。ゴールドスミスのスコアはいいけどね。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

ウディ・アレンの期待裏切らない新作。相変わらずのお洒落な語り口と、ヴィットリオ・ストラーロによる素晴らしい画、楽しくないわけがない。名人芸に酔おう!‬

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

やはり高レベルなアクションシリーズ。冒頭の長回しは圧巻。ダニエル・クレイグ007は、繋がってるのがいいねえ。

ラスト・ラン/殺しの一匹狼(1971年製作の映画)

3.5

70年代アクションの佳作の1つ。切なさは前ほど感じなかったが、主人公に年齢が近づいた分、時間の大切さはしみじみ入ってくる。ゴールドスミスのスコアは本編でも輝いている。

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.0

途中どこで何が起こってるのか把握できなくなることもある凄まじい銃撃戦。あまりにもストレートすぎで、もう少しひねりあると面白いのだが。やはりブリー・ラーソンが1番だ!