underfirejgさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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007/ ドクター・ノオ 4Kレストア(1962年製作の映画)

3.2

久々観たが、最初からお約束事がある程度確立されているのに驚き。シリーズ続くわけだな。全体的にはスケールの大きさが画には出ず歯痒くはあるが、S・コネリーのオーラで突っ切る。スコアもほぼジェームズ・ボンド>>続きを読む

クライム・オブ・パッション(1984年製作の映画)

2.2

K・ラッセル監督のサスペンスだが、トホホの出来。あちこち彷徨うが如き展開は、焦点ボカすのみ。そもそも肝心のK・ターナーが他作品に比して魅力が感じられない事に加え、A・パーキンスがサイコ後遺症的役柄で新>>続きを読む

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

3.2

久々で劇場では初。ゴダール作品ではわかりやすい方だが、非常に混沌とした作品で、会話は極めて退屈、一方で島を舞台にした映像は美の極み。これだけの壮観な映像はそうはないだろう。そしてドルリューのスコア挿入>>続きを読む

野獣暁に死す(1968年製作の映画)

2.7

仲代達矢が悪役演じるマカロニウエスタン。"荒野の七人"よりスケール小さい"荒野の五人"が善玉も、B・スペンサー以外全くキャラが立たず感情移入全く出来ず。主役も冴えないしなぁ。F ・ラヴァニーノのスコア>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

2.7

長回しをベースにした会話で展開するドラマ。元々会話劇は苦手で、本作も当然得意分野には入らないのだが、時折ズームを使う手法は興味深く飽きはしない。が、内容にさほど惹かれる点もなく、役者のオーラもそれほど>>続きを読む

アイ・アム・キューブリック!(2005年製作の映画)

2.9

キューブリック監督名乗る詐欺師描くが、何でまあこんなに簡単に騙されるのか、というのが正直なところ。風貌も全然違うしな。その説得力に欠けけているのが痛い。J・マルコヴィッチは達者で、その点は評価に値。キ>>続きを読む

スラムドッグス(2023年製作の映画)

2.2

吹替版で観たが、この手の作品ならそれで問題なし。内容はお下劣主体で、親子で来ていた組もあったが、結構困ったのでは。動物喋りもので面白いものはないが、本作も例外とはならず。ノリいい歌バックの描写にはウン>>続きを読む

アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

2.8

久々の再見。スタートからノレるものの途中からまだるっこくなり眠気が。結局睡魔は衰えず消化不良の鑑賞に。ただ確か前回もノリ切れない記憶あり、波長合わないのかも。独特なテンションなので観客を選ぶかもしれな>>続きを読む

7人の女たち(2021年製作の映画)

2.8

女同士の諍い、探り合いを軸に展開する密室ミステリー。短尺で気軽に観れるのは利点も、内容は深いようで浅い。女優陣の華のなさもマイナス点。密室ではあるが案外そこは活かされず、ネタ割れもそれ程の衝撃なし。し>>続きを読む

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.4

「ベニスに死す」の美少年B・アンドレセン描くドキュメンタリー。恐らくは平坦ではない人生歩んだのではないかと勝手に想像していたが、まさかここまでとは。ヴィスコンティの傑作は彼故に成立したと思っているだけ>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

2.6

流石にCGフィルム食傷気味。それに加えてマーベルの混乱ぶりが作品に如実に表れるので、楽しめるはずがない。危機感まるでないし。クレジットのオチももはや、という感じ。これではB・ラーソン他俳優陣も浮かばれ>>続きを読む

クローネンバーグの ファイヤーボール(1978年製作の映画)

2.3

クローネンバーグ監督初期作品という事で臨むも、らしくない作りにノレず。同じ車を扱った「クラッシュ」の世界観とは真逆で、敢えてらしいと言えばクライマックスか。レース自体が迫力ないしね。資料的価値の位置付>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

久々で完全版は初。オープニングから引き寄せられ、全編オーラを放ちL・ベッソン絶頂期。レオン&マチルダにフォーカスした作りで広がりはないにも拘らず、高水準の仕上りとなたったある意味稀有な作品。G・オール>>続きを読む

モン・パリ(1973年製作の映画)

2.6

J・ドゥミ監督、ドヌーヴ&マストロヤンニのコメディ。男妊娠というキャッチーな題材ながら、工夫少なく意外に盛り上がらず。演出やルグランのスコアも冴えず、役者の存在感で何とか成立している感。子役も今一つ。>>続きを読む

人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

2.3

実話らしいがかなり薄い内容でガッカリ。ホンがそもそも弱過ぎで、これで映像化とは恐れ入る。再生の過程がかなりいい加減。が、井浦新演じるササポンの思想は参考になり、その点は評価に値。

キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

3.2

キューブリックの専属ドライバー長く務めたエミリオ氏描くドキュメンタリー。もう少し掘り下げ欲しかったがまずまず楽しめる。キューブリックの人柄がよくわかる。ある意味偏執狂であり、人をなかなか信用できない人>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.3

やはりというか想定内というか、邦画の限界をまざまざと見せつけられた凡作。兎にも角にもあんな大事起きているのに危機感全く感じられないのが致命的。ドラマもほぼ想定通りの展開で意外性なし。ゴジラも魅力なし。>>続きを読む