underfirejgさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)

3.0

有名監督による3話オムニバスホラーフィルムで、今回が初見。フェリー二監督パートはN・ロータのスコアもあり、それとすぐわかる。どれも役者が良く、特にドロン、スタンプは印象的。それぞれ彼らではないと活きて>>続きを読む

情熱の花(1960年製作の映画)

2.9

日活の中編で、歌謡&教育作品の趣。水準以上の出来というわけではないが、短い尺にキチッと嵌め込んでいる職人芸はさすが。主役の婦人警官と殺された楽器店員が兄弟であることや、失踪した田村をあっさり見つける等>>続きを読む

コップランド(1997年製作の映画)

3.6

豪華キャストで展開する警察腐敗もの。怒りをジワジワ頂点に持っていく、片耳が不自由な実直保安官をスタローンが好演。一気に見れる面白さあるが、一方この内容ならもう少し重厚にできたかもと無い物ねだりしたくな>>続きを読む

エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

2.2

J・キャリーの1人芸で成立しているコメディ。一応謎解きだが、登場人物の整理もできないのでは議論にもならず。従って細かく論評するほどの内容でないが、キャリーの芸を見ると割り切れば腹も立たない。S・ヤング>>続きを読む

ゲットバッカーズ(2014年製作の映画)

3.0

自己啓発本を核に展開するコメディドラマ。個々のエピソードは面白いのだが、登場人物の捌き含めなかなか収束に手間取り、アイデア良いだけに惜しい出来。ただ前向き感出している点は評価に値。スタローンがいい味出>>続きを読む

マニアック・ドライバー(2021年製作の映画)

3.0

"ジャパニーズ・ネオ・ジャーロ"と銘打ち、エログロの世界展開される監督のセンスとの相性は、自分としてはまずまず。感性合ったり、やり過ぎと感じたり、と。まだ試作的側面あるのは已むを得ないが、その心意気良>>続きを読む

デッドフォール(1989年製作の映画)

2.7

スタローン&ラッセルでハードに行くかと思いきや、かなりユルユルの劇画タッチでやや期待外れ。どれだけ警察や看守ワルなんだと、開いた口塞がらない。大悪党であろうJ・パランスと顔合わさないしね。スコアの軽さ>>続きを読む

クレイジー・ママ(1975年製作の映画)

2.6

J・デミ監督の初期作という事で臨むも、空回りの出来でややガッカリ。不可思議な集まりのロードムービーでハチャメチャなのはいいが、ちとやり過ぎ。カーアクションなどそれがいい方向に出ているが。オープニングは>>続きを読む

エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.0

「ニューヨーク1997」の続編で大掛かりになるも荒唐無稽なシーン目立ち、ご都合主義際立つ結果に。波乗り、空飛びはやり過ぎだろう。スネークのキャラが一貫しているのと、前作踏襲したラストはGood。渡され>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.0

本多猪四郎&円谷英二コンビによる東宝特撮フィルム。古さは否めず集中力続かないところもあるが、特撮の技術水準の高さはさすが大したもので、その確認ができただけでも収穫。伊福部昭のスコアもらしくて効果的。侵>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.3

"バービーワールド"に詳しくはないが、恐らくはこうだろうという原色映像化面白くまずまず。G・ガーウィグ監督のケンへの視点も良く、R・ゴズリングの哀しみ表現もGood。ただ全体の構成には難もあり、キャラ>>続きを読む

我が人生最悪の時 4K デジタルリマスター版(1994年製作の映画)

4.2

今回が初見だが、期待以上の出来にさすが林海象監督と。モノクロが探偵フィルムにピタリで、一本気だが気のいい濱マイク像を見事に作り上げている。永瀬正敏の好演は勿論、曲者役者がしっかり盛り上げる。こういう作>>続きを読む

メルビンとハワード(1980年製作の映画)

3.3

ついに観れた幻作。かなりの部分重大事起こらず、淡々さについていけない箇所もあるが最後グッと来る。お気に入りM・スティーンバージェンが可愛さ満点の素晴らしさで、オスカー受賞は妥当。実話インスパイアと観終>>続きを読む

白い閃光(1960年製作の映画)

2.6

悪質ダンプカー運転手を追うサスペンスドラマ。題材こら捻りあるのかと思いきや、ストレート過ぎる作りで拍子抜け。サイドで展開する八百長オートレースも、取ってつけたようで作りとして下手。もう少し裏を突っ込む>>続きを読む