かなり面白かった。
戦争の記憶を生々しく引きずる戦後日本最大の危機に対し、旧日本軍の遺産をもって対抗していく。お馴染みのゴジラのテーマが流れる場面への持って行き方も痺れる。
最後までベタな展開ではある>>続きを読む
こいつ(リプハーゲン)のやってることは畜生・外道そのものだが、多分こいつ自身は最初から最後までシンプルに自分の事しか考えてなかったのだろう。
もし戦時下でなければ、この極悪人はどういった生き方をしてい>>続きを読む
シャロン・テート惨殺事件の予備知識は必須。
そしてブラピが強すぎる
NYの夜景をバックに随所で流れるジャズバラードから醸し出されるメロウな雰囲気とは裏腹に、ベトナム帰還兵である主人公の異様性が不気味に顔を覗かせる。単なる反戦、ムード、サスペンス等に偏らず、それらを絶妙>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アルパチーノとロバートデニーロの渋みが両者の交錯通して存分に味わえる名作。
光と影?的対立ゆえに、予定調和の内に迎えられるラストだがそこには切なさが漂う。お互いの正体・目的を認識しながらもダイナーで相>>続きを読む
実力で黙らすパガニーニがかっこいい
しかもパガニーニ役の方はプロのヴァイオリニストだそうで、劇中でも実際に演奏しているため臨場感がすごかった
あと冷静に考えてワトソン家の人達が終始振り回されっぱなしで>>続きを読む
大仰な演出などは基本なく、淡々と戦場の様が描写されていくのだが、それが却ってリアリティを醸し出している
直前まで語り合っていた戦友が次の瞬間には目の前で爆散するなど、それすらも戦場の一場面として淡白に>>続きを読む
いくら薙ぎ払っても突撃してくるベトコンの絶望感がすごかった
(アメリカ製作の二次大戦モノに出てくるドイツ兵、日本兵よろしく単に一掃される対象としか描かれないベトコン側はちょっと不憫な気もしたが)
申し>>続きを読む
淡々と物語は展開されていくが、ジャスミンと、彼女の存在がブレンダはじめ周囲の人間の機微に触れていく描写に不思議と引き込まれた
バカなので原作を読んでいた上でも終盤の展開に頭が追いつかなかったが、バブル期銀座高級クラブのムーディな空気感と、それと分かち難く見え隠れする危険な大人の世界といったカオスが、南のキザな演技とジャズによ>>続きを読む
キャンプドレイク関連の考証が異様にしっかりしている。danny boyはじめ曲の使い方が印象的
ドリス・デイの"just one of those things"がとにかくカッコいい