unkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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私には刺激が強すぎたようです‥。
二日酔いが残っていたのか、体調が悪くなって途中退席してしまいました‥。

ただそれだけトリップしたということで、撮り方と気持ち悪さの表現がよく出来ているということだと
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新解釈番町皿屋敷 お菊寺(2023年製作の映画)

2.7

怖い話を供養するお菊寺。供養した初期の怪談に番町皿屋敷怪談がある。
皿を数えるカウントダウンが所以で、そこから供養する怪談を「数下り」と名称付けた設定(だと思う)。
「死国」のお遍路を死者の数だけ逆打
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怪談番町皿屋敷(1957年製作の映画)

3.1

お皿を数える有名な怪談の映像化。美空ひばりが歌唱し、お菊を演じる。
播磨役は東千代之介。初めて拝見しましたが、とてもセクシーで演技もお上手。なにより声がいい。
ファンになってしまいました。調べたら戦隊
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ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.0

渾身の長回し大量発生。
川、有刺鉄線、燃える等。危険なんじゃないかと思われる場面も複数あり、なかなかスリリング。
(逆に観ていて危険と感じる要素がなければ超退屈してた)
花火や丸太のシーンも面白くはあ
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

3.3

湯本香樹実著、同名原作。
木山諄(坂田直樹)、河辺(王泰貴)、山下(牧野憲一)は廃屋で暮らしているジジイ傳法喜八(三國連太郎)が死ぬところを見たいと付き纏う。
何だかんだ、仲が縮まっていき傳法喜八がど
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人面魚 THE DEVIL FISH(2018年製作の映画)

1.2

紅い服の少女の続編らしい。許せないよ。タイトル詐欺すぎる。人面魚は理解できるけど、魔神仔-人面魚-じゃないの。
設定を引き継いでるけど、問題はない。
第二章真実と同じように、第一章を見てなくても同じ。
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紅い服の少女 第二章 真実(2017年製作の映画)

3.2

第一章神隠しと合わせて約3時間の作品。
台湾の山に潜むと言われている魔神仔というUMAが元。
伝え聞く話の魔神仔の特徴は太陽光を恐れず日中でも活動し、人を攫うことはあっても傷つけることはしない。
発見
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

吹替えで。
100周年作品だけあって、上品な作りになっており、かなり好み。
なんだかコケているという前評判とスタフィみたいなスターで勝手にイメージ悪くなっててスンマセン。(動いてるスターをみたら、そこ
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波紋(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

男として身につまされる話ですね。う~んチクチクきました。
義父の介護をしながら暮らす須藤依子(筒井真理子)、ある日大学生の息子(磯村勇斗)と義父を残し夫が失踪する。
子供も巣立ち、1人暮らししていると
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天使の欲望(2013年製作の映画)

1.8

前提として学生映画ということ。

血が出ない延々殴られる男
箪笥の上にあるテレビ
痴漢の仕方が面白い

ポーラーナイトの抑揚のない台詞の言い方が監督の意図だと理解した。普通に深読みしすぎただけで棒読み
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.1

かなり面白かった。
アマチュアカメラマンのシャオチェン(リウ・ミン)はある朝死体を発見し、現場から逃走する女性シューアン(ワン・アン)をたまたま目撃して写真に収める。
時を同じくして家庭がうまくいって
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.1

母が入院している間、祖父の家で夏休みを過ごす冬冬とその妹を描く。

ひと夏の出会いと別れを描く。
毎年の夏の定番になりそうなぐらい好きな作品。
子供の視点で、母の病気への不安、慣れない土地での友人関係
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光陰的故事(1982年製作の映画)

3.1

俗にいう台湾ニューシネマの先駆け。若手監督4人による短編4つのオムニバス作品。

小学生から夫婦にいたる各世代の台湾生活を切り取ったようなもの。
第3話の「跳蛙」では留学生(米っぽい)への反発はあから
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ヘルハウス(1973年製作の映画)

3.8

高齢資産家の依頼をうけ、霊魂の存在を証明するため地獄の家と呼ばれる心霊現象が多発するスポットの調査に赴く。
そこにはベラスコという生前鬼畜の所業を犯した男が過去住んでいた。
20年前の調査生き残りのフ
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the EYE 【アイ】(2002年製作の映画)

4.1

「カルマ」を機に再観賞。アメリカでリメイクもされた。
角膜移植手術をして、幼少期から盲目だったウォン(アンジェリカ・リー)は初めて見る世界に感動。
しかし次第に妙なものが見えているのでは…と疑心に思い
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カルマ(2002年製作の映画)

3.5

レスリーチャン主演のスリラー?心霊?映画。
小説家志望だが翻訳の仕事で食い繋いでいるヤン(カリーナ・ラム)は環境を変えるため、古いが広いアパートに引っ越す。
室内で不穏な影や雰囲気を感じる。親戚にむり
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

面白かったですね。

731部隊(個人的に思うだけ)や神風PTSDなど、子供向け映画なのこれ?っていう感じで。始終重々しい雰囲気で、大人にしか設定がわからないと思いました。それもまた評価されている所以
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Polar Night(2023年製作の映画)

3.5

磯谷渚監督、高橋洋さん共同脚本。
舞台挨拶込みで観賞。

観賞する前から、吸血鬼の設定ということは認識して。
古典的な吸血鬼を劇のように声量を利かした台詞のトーンから実感できる。(感情は省かれているの
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ジョゼフィーヌとのドラマも思ったより面白く観ることができた。
胆力がある女性に描かれていて、彼女とナポレオンの関係。理解者というか、共依存関係。
ジョゼフィーヌを求めるナポレオンの行動が犬みたいで面白
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ダークグラス(2021年製作の映画)

3.4

娼婦の女性ディアナ(イレニア・パストレッリ)がシリアルキラーに狙われ、衝突事故で視力を失ってしまう。
事故の生き残りである中国籍の子供チン(シンユー・チャン)と暮らし始める。しかし白いバンが現れるよう
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.6

2010年「MARCEL THE SHELL WITH SHOES ON」という短編youtube動画含め3つを皮切りに、長編映画に。

初っ端から驚き。ストップモーションアニメとまさかのモキュメンタ
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ショー・ミー・ザ・ゴースト(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

1978年生まれの女性監督。韓国語で調べたらフィルモグラフィが出てきた。
短編数本とオムニバス長編2本、ホラー映画をメインに撮っている(最後が2009年)。
本作は2021年と大きく間が空くが、後述す
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.5

"それ"の正体や対処の仕方も飲み込むとして、どの層に向けた映画なのか理解不能。
公開日も9月30日で学生の夏休みは終わっているし、なんかずれちゃったのかな。予告も童謡森のくまさんに合わせてはいるものの
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

様々な切り口で価値観を転換させていく。
出だしから、H&Mとバレンシアガを例に出してシニカルに笑いをとる。
ファッションもまた、コロナBeforAfterでファストファッションとスローファッションで価
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愛しのゴースト(2013年製作の映画)

3.2

タイの民話「プラカノーンのメー・ナーク」が元ネタ。
元ネタを知らなくても楽しめました。むしろ知らないほうが楽しめるかもしれない。

徴兵された兵士達(5人)が戦争から戻ると街の人や奥さんの反応が不穏。
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.6

※うさぎ好きは視聴注意です※
肥満女子のシミー(ニーナ・カトライン)はイースター休暇にダイエットを決意。料理研究家の叔母(ピア・ヒアツェッガー)の力を頼るべく、居候するのだった。
マザコンっぽい従兄弟
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市子(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

朝から結構埋まっていました。凄いですね。
昼に観たのですが、ほぼ満席じゃないかな。

同棲している長谷川(若葉竜也)にプロポーズされた市子(杉咲花)、泣いて喜ぶが翌日失踪してしまう。
刑事である後藤(
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恐解釈 桃太郎(2023年製作の映画)

2.6

12月1日シネマ映画.comにて。
元祖桃太郎に封印された鬼を復活させるため躍動する殺人者(長村航希)、それを阻むべく立ち上がった日本怖い話連合(売れない占い師[早河ルカ]、メリーさん、お菊、コックリ
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.1

観賞後に気づいたのですが、「謗法~運命を変える方法~」の続編なんですね…。なーーんそれ!
原題は방법: 재차의「謗法:再び」ですよ。そのままにしろと!せめてHPには小さくてもいいから記載して。
日本出
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

2.0

このタイトルを見る機会が多くて、何故?と思っていて、調べたら「きさらぎ駅」と脚本同じだからですね。

洒落怖が元ネタ。要素を加えて頑張った印象。そのおかげで何とかホラーとしての体裁を保っている。
露骨
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呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.5

まず本作の◆超注意点◆
点滅描写が多いので、光過敏性発作やてんかんの症状に注意が必要。かなり気になった。

隣に墓があった家(前作)から、集合住宅に引っ越しました。
ところがエレベーターはなんと1基。
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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.1

インドネシア映画。「夜霧のジョギジョギモンスター」のリメイク。
リメイク元を観たかったが、GEOになかった。TSUTAYAならあるみたい。

なんとも懐かしく不思議な映画。ジャンルホラーなんだけど、サ
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デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

現在「戦場のピアニスト」リバイバル上映中のエイドリアン・ブロディが主演。日本未公開。
以前はアマプラで配信されていたみたいだけど、現在はDVDレンタルしかない模様。(2023/12/04)

荒れた高
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

リバイバル上映で。
ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンソン2人とも若い!
魅了される男をスティーブ・ブシェミが演じる。
おしゃれ映画のイメージでしたがお話も面白くて満足。
キャスティング本当にナイス
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.5

モキュメンタリー映画。
なんだか色々ストレートに混ぜてみた。
「REC」「パラノーマルアクティビティ」「ノロイ」他みたいな。

撮影クルーが複数いるけど基本的に儀式までは固定されていて面白いんだけど、
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.6

クレしんでおなじみ原監督作品。
不登校のこころ(當真あみ)はある日かがみの孤城に迷い込む。そこにはそれぞれ傷を持った7人の男女とゲームマスターらしきオオカミが1人。孤城であるゲームをクリアすると願いが
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