Ponsさんの映画レビュー・感想・評価

Pons

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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

ジョニーとジェシーが、お互いに理解し合い絆を深める話かと思いきや、分かり合えているような、やっぱり分かり合えていないような…。相手を通して、自分を見つめ直したという方が近いのかな、と。
延々と差し込ま
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.8

旅先で出会った4人の友情と主人公眼科医の再生の物語。準備ゼロで始まった旅の中で、いろいろ事件もあり、出会いもあり、喧嘩もあり、変化もあり…典型的なロードムービーですね、いい意味で。
4人で歩く姿が何と
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

全てのノマドがそうでは無いのだろうけど、ここで出てくるノマド達はみんな強烈な喪失感・不足感・違和感に突き動かされて、それらとのバランスを取る為に自由と孤独を選んだということか。同じノマドとの繋がりはあ>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.7

以前飛行機で観たのを再鑑賞。
ジェイソン・モモアがこれまでの肉体派俳優とはちょっと違う野生的でエキゾチックな魅力を放ってるかな。
何も考えなくて良いし、結構繰り返し観ても飽きない感じでなかなか良い映画
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

想像以上に良かった。いかにもフランス映画なドタバタコメディでひたすら観せていくけど、最後の新郎の余興から、ハプニング後の手作り感満載のパーティーまで、グッとくる素敵な纏めに持っていく辺り、なかなかやる>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これは良い!最高に良い映画だった。
2時間を超える映画だけど、緊張感が緩まない。中弛みなく、疲れ過ぎもせず、最後まで見せ切る力がある。よくある潜入捜査モノだけど、ストーリーも良い。途中、ジャソンは何も
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.6

スポ根&家族ものとして、安定の面白さ。子役も可愛いし、意外性も何もないけど、暖かくなる感じ。
ただ韓国映画の力量を考えると、ちょっと小さく纏まり過ぎてる感はある。小さく纏まるなら、フランスや北欧の映画
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探偵なふたり:リターンズ(2018年製作の映画)

3.5

コメディタッチでそこそこ安定した面白さがあるし、探偵事務所としてレベルアップ、スキルアップする絵が描けるので、シリーズ化も期待したい。

金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.8

ほのぼの安心して見れる。ストーリーも登場人物も分かりやすく、キレイに纏まってる良作だと思う。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

前作のテイストそのままで面白い。マトリックスのような斬新さを感じる。
シリーズ化して欲しい。

ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男(2015年製作の映画)

3.5

階級制度を壊したり、ハーフのダンサーをプリンシパルにしたり、若手を抜擢したり、オペラ座の古い体質に挑んでいる以上、いろんな軋轢や、同時期に就任したらしい総裁との協力と相反など、色んなことがあったと想像>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.9

面白い。ドラマは観てないけど、謎解きでは無いのに、謎が掛けられて、謎が解けていく感じが面白い。
久能くんの理屈っぽ過ぎるセリフ(言わないけど、自分もこういうことを考えがちなタイプなので共感できる)と、
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.5

キングスマンの前2作と同じ監督とは思えない、衝撃のつまらなさ。
前2作の良さを完全に無視した作りは『敢えてそうしいる』のか?何のために?
前2作を踏まえて何でここまでつまらない作りにしたのか、監督の意
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

安定のジェイソンボーン。もはや5作目ともなると抜群に面白いとは言えないけど、面白さへの安心感は抜群。
やっぱりエンディング曲の出だしが秀逸過ぎる!

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.4

アルフィーは可愛いし、何となく感動的な感じはあり、まぁまぁ楽しめた。
けど、2023年の映画なのにAIの位置付けがこれ?とか、AIとロボティクスの区別は無いのか?とか、機械も兵器もノマドも何か90年代
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

スパイ・アクション・エンタメをひっくるめて最高に面白い。
エンタメ色が強いけど、ストーリーも手を抜いて無いし、何よりアクションの見せ方が良い。かっこいい。
キャラクターもそれぞれが際立ってる。
完成度
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.0

これはディズニー史上かなりの名作。ストーリーも現代風に振り切らず、王道のプリンセス物に上手く現代的味付けをして、伝統と今を上手く融合していると思う(ディズニーはこの作品で既に答えを見つけたのではないか>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

3人とも過去になんかあったんだろうなと思うし、それに完全にケリが付いたわけでも無さそうだけど、いま居るべき場所(かもめ食堂)を見つけて、ゆったり、気侭に、自由に生きてる感じが良い。
かもめ食堂が満員に
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

さすがテレビシリーズからの継続だけに安定した面白さ。敢えてのマンネリ感が良い。映画としては、給食バトル以外の部分で前作の方が(給食が無くなる!という抗い難い事実を前に)沁みる感じがあったかなと。でも『>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

4.0

予想を裏切られる面白さだった。給食バトルも安定の面白さだが、子供の真っ直ぐな想いひとつも叶えられない大人の無力さに思いを致してしまったり、それでも日々は続くし、その中に新しい喜びを見つけて生きていくん>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

マトリックスだから観れた。決して面白くは無い。何だかよく分からなかったなと。ネオも単に年取っただけ…みたいな。。。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

なんかハチャメチャな映画でした。でも、復讐劇として執念深いところがなかなか良いし、マーカス、コンチネンタルの支配人、コンチネンタルのフロント、掃除屋…脇役が結構魅力的。意外と良き脚本なのかも。
しかし
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

面白かった。面白かったけど、特別な感想を書くほどの余韻は無いかな、と。
表の猛々しさの反面、裏では悩んでいたり迷っていたりという部分とか、周囲の人達との議論とか、身近な人達からの影響とか、地下鉄での市
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

圧倒的な暴力、腐敗、分断、疑心暗鬼…あらゆる不条理をこれでもかと見せつけつつ、エンターテイメントに仕立ててしまう力量。
ハラハラして、ラストは何とも言えない切なさにグッときて。良い映画でした。

次元大介(2023年製作の映画)

3.5

アニメが最強で、次元はその中でも際立っているので、良い評価を得るのが激難しいのは間違いない。チャレンジしただけで立派とも言える。
2時間も使った割にはストーリーに深さが無いとか、アデルなど登場人物の人
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ルパン三世(2014年製作の映画)

3.3

すごい面白かったかと聞かれると、そこまでではないけど、時間無駄にした!みたいなものでもない。
ルパンの普通のテレビ版長編と同じくらいの感じかな、と。
これがルパン三世ではなかったらかなりイマイチだけど
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7

何も始まらないし、何も終わらない。何も起きないし、何も解決しない。淡々と日常を切り取る。ほんの少しの波風が立つ。
切り取り方と見せ方で勝負、という意味で、the邦画。
個人的には好きだけど、どうしても
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

昔々に一度観たんだけど、再視聴。ラスト、カイザーソゼの種明しとケビン・スペイシーの退場シーンがやっぱりカッコ良い。最高なラスト5分のためにそれまでの2時間がある…という割切りが素敵な映画。
たぶん、初
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.8

行動監視のエキスパートを主軸に据えるというアイデアは面白い。
監視と尾行に徹するというポリシーが最後は崩れるところは好みが分かれるか。個人的にはそれを徹底してストーリーを貫いて欲しかったかな。
もう少
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.9

セリフ少なめ、BGMなし、実りはそれなりに豊かだけど、半ば荒涼とした北欧らしい風景、淡々としたストーリー運び…映画としては好きなタイプ。
でも、それで本当に良いのか?クリス。
否定も肯定もせず、それが
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.1

コメディ、シリアス、サスペンスを織り混ぜて最後まで飽きさせない。終始ピンチに追い込まれる主人公が必死に生き延びる為に一発逆転を狙う緊迫感は凄い。役者の力量も大きいか。
やはり韓国映画はすごいなーと思う
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

なかなか爽やかな良い映画。それぞれに問題を抱えながら、いい歳の二人が挑戦して、最後は何となく良い方向に行きそう…という『期待感』で終わっていくのが良い。
運転手に調香師の才能が有るっていうのは、ちょっ
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