いまいちダメな奴が大アクションを繰り広げるコンセプトはダイハードを連想させるけど、味付けが全然違う。これだけハラハラさせながらシュールな笑いとか感動とかちょっとした恋愛とかを上手く織り込んで2時間以内>>続きを読む
主人公が光州に戻るくだり辺り以降、芽生えてしまった使命感と娘への想いの葛藤など、見応えもあるし胸に迫るものもある。歴史に目を向け、人の心にも目を向け、良い映画だった。が、あまりに息が苦しくなるので、2>>続きを読む
ダイバーシティもインクルージョンも問題を語るラベリングとしては必要なのだろうけど、本当はもっと単純で根本的なことを問われている。そういうことを改めて認識させてくれる映画。
ゲイを扱った映画としては『蜘>>続きを読む
いかにもジム・ジャームッシュ。特に起伏もなく、ゆったりと物語が流れる感じ。のんびりとした時間があるときに、ゆるゆると観るべき映画。
全体のテイストはいかにもヨーロピアンなコメディ。でも、ロンドンでも成功していた俊英な(はずの)主人公が故郷のイタリアの片田舎で仕事の為に必死に戦い、また周囲の人もふざけているようで実は『仕事の為にウソ>>続きを読む
いい映画でした。違っても…というより、違うからこそ、深く繋がることができる…ということなんでしょう。最後のシーンは、清々しくも切なく、沁みる演出でした。
延々と重く不穏な空気。アクションは少なめだが、見応えはある。相変わらずステイサム激強。何か物語がありそうな脇役達に何も無いのが、やや物足りないか。
ジェイソン・ステイサムは相変わらず激強。なのに、ジョセフもクリスティナも何とも哀しい。哀しくて、切なくて、苦しい。秀作。
20年以上経ってもなお、古さを感じさせない映像技術と演出。やはり最高にかっこいい。
絵画の真贋やオークションを巡る駆引などのサスペンス要素、家族の確執と再生、主役の老人オラヴィの人生の回顧など、複数のテーマが90分の短い映画の中で無理なく調和している。あっと驚く事も無く、地味で小さな>>続きを読む
夢の多層構造とか設定は難しいけど、引き込まれる。行き着くところ、子供に会いたいっていうシンプルな感情への執念に貫かれている所が魅力的。この監督は、そういうシンプルで普遍的なテーマを難しい設定の中で描く>>続きを読む
やっぱり音楽が最高。登場人物の迫力と覚悟が伝わってくる。ミュージカルの最高傑作だと思う。
良いロードムービー。ただ自分がもっと歳を取れば、もっと何倍も沁みるんだろうと思う。まぁ、想像力の問題なのでしょうが…。
決定的な悪者も出て来ず、色々な事がありつつも、周囲の人に支えられてチャレンジする主人公を素直に応援できる。安心して見れる良作。
今に囚われず、自分だって何か新しいことが始められるんじゃないかと思わせてくれる。前向きでハッピーな映画です。
物理のディテールへの拘りが凄いと思うが、それはこの映画の核ではない。この映画は『愛』についての映画だから。ディテールに支えられて見応えのある『愛』の映画になっている、ということ。傑作。
前向きで可能性しか感じさせない。気楽に見れて、元気と勇気を貰える、良心的な映画。