うらぬすさんの映画レビュー・感想・評価 - 76ページ目

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.7

ヒロイン役の女優、どこかで見たことがあると思ったらバイオハザード3に出てる人だった。続篇がいくつもあるみたいだけど、この手の映画は続篇を重ねるたびにどんどんつまらなくなっていくから観なくていいや。この>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

3.1

原作の小説なら主人公の行動の意味がちゃんと述懐されるからいいけど、小説未読で映画だけ観るってひとは行間を読む力をかなり要求されると思う。仮にわからなくても物語の大筋は理解できるんだけど、情緒が大幅に損>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

精神病院の人間性を無視した抑圧的な療法に反発するひとりの男が、患者全員を巻き込んで騒動を起こしていく話。圧制と反抗というテーマは一般化しやすくて、ゆえにメッセージ性のとても強い作品になっていると思う。>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

4.2

ポール・オースターほど「偶然」を巧みに物語に織り込む作家はいないとは世間で言われるところだけど、脚本家としてもその手腕を遺憾なく発揮しているなあと思った。じんわり心の温まる、ちょっと不思議な映画。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.4

列車のなかで偶然会い意気投合した主人公とヒロインがウィーンの街を歩き回るんだけど、ふたりの機知に富んだやり取りがワンカットで(!)延々と続いていくのは圧巻。哲学的省察から恋の方法論からささやかなジョー>>続きを読む

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かったんだけど、善意の亡霊パスコウさんが主人公の奥さんを助けるためにめっちゃ出張って一緒に飛行機に乗ったりレンタカーの店舗に同行してくるのはさすがに笑う。
あと、ホラーとはいえ悲しい話なのに、エン
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.9

自分もこういう経験をかつてしたかのような気持ちにさせられる

バケモノの子(2015年製作の映画)

4.0

劇場でも観たけどブルーレイでもう一度。

中島敦の『悟浄出世』とかメルヴィルの『白鯨』がモチーフになってるってだけでテンションが上がっちゃうので、評価は甘め。

父子の関係をテーマのひとつに据えるなら
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