うさこうさんの映画レビュー・感想・評価

うさこう

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

ノーラン作品、期待とともに視聴。
シンプルな描写と爆発に絡めた表現が印象的。ダンケルクに続く価値ある歴史もの。
良い意味でも悪い意味でも過去は薄れて、世界は表層で繋がるようになったのかも。日本人も知っ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.2

本は途中になっていて映画があったもので先にこちらから。頭空っぽで観ていたら、ちゃんと感動。
悪者がいない理想の世界でもあった。
ある面で誠実であることを続けられて、愛。愛は継続性の中に宿るのかな。
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痛くない死に方(2019年製作の映画)

4.0

高橋伴明監督の講演を聴いたことをきっかけに視聴。
医療者は自らが身を置く世界への風刺として、個々人へのエールとして観るのが良いのではなかろうか。
研鑽とその瞬間の努力とを、未熟→成熟への過程を描いてく
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

4.0

飲食店、貧困、コロナ、ハラスメント、外国人労働者、ホームレス、成田闘争など社会の歪みが盛り込まれ考えさせられる作品
最後のセリフと表情が色なく、方向性を示さない締めにちょっと困惑

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

「風立ちぬ」的な予想で行ったら良い意味で裏切られたし、かつ宮崎駿らしさに安心した。茶目っ気のある内容と、“子どもたち“へ向けられた大きなメッセージを受けた。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.1

PTSDが1つのテーマ。
危機迫る展開と先が分かりながらもドキドキさせるのは、さすがイーストウッドというところでしょうか。感情を誘導されている感じ。

オールド(2021年製作の映画)

3.8

シャマランらしさ感じられる。
ディテールは気になさらず。
全体の発想が面白い。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.3

どうしようもないな、という世の中の見ようとしないと見えない部分について。
統合失調症について語られる描写は少ない。精神科病棟で犯罪者が野放し、ということはないだろう。人権って難しいな。

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

小津安二郎作品
独特の間と、感情の差し引かれたセリフ

ヒート(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

男たちのドラマ。ただ生を全うして、認め合う姿は格好いい。それぞれが家庭を持っている、持とうとしている姿に人間らしさを感じる。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

ギャツビーだけが美しい、というのは分かるものだった。意思を持って生きるのはかっこいい。でも世の中に「きれい」なものなんてないのよ。それも伝わった。

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.9

時代を必死に生きる若者の姿
大事なことが詰まってる気がする

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.1

美談系、キリスト教的。
お金があることだけでも、深い信仰心があることだけでも、自分や他人の人生を変えることはできないこともある。その両方が揃ってはじめてできることがある。

美女缶(2003年製作の映画)

3.7

シンプル、テンポいい、面白い
無駄がない一気観できる作品

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「去りがたいな それが生だ」
こんなにも潔くこの世を去れる人間が溢れたら…。送り出せる人間が溢れたら。そこにこそ幸せはあるはず。
人はもっと生に執着をする。「去りがたい」では済まされない執着を持つから
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.5

ロマンスの形。はっきりしないことが多かったのは視聴側の集中力の問題か。

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.3

最高だね。難しくない。
こういうメッセージ性がこれからの映画にも残るなら、真理には大きな“変化”はない。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

昔観たのを思い出して記録。
最後の怒涛の展開は記憶に残っている。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

これからの本編に通じる内容たっぷりで満足。Adoの歌い分ける歌唱力がすごいなと素直に。

精神0(2020年製作の映画)

3.8

精神から、精神0へ。
人に対する依存や中毒を起こさないようにというのは難しくて、起こしてしまうことを常として、その先どう乗り越えたりいなしていくのかを織り込み済みのものとして伝えていくこと。
そして華
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精神(2008年製作の映画)

4.5

価値がある。
映画にも、登場する全ての方々の「奉仕」の姿にも。
でも、それでは社会は救われない。
人は救われない。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

最高のひとこと。
笑うポイントしかない、登場人物の自身の出演映画をこき下ろす発言の連続。
ファンを喜ばせるクロスオーバー。
ディズニーは新しいことをやった。
マーベルというコンテンツ自体が元々持ってい
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

紹介されて視聴。
東京と瀬戸内で起きた人間の交差。
村上春樹作品を読んでいないからか、その空気感に波長が合わなかったのかな。

生きること。それは日々を告白してゆくことだろう。
彼のこの一言が思い出さ
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.9

「きのうの神様」を原案小説とした、医療限界地域における物語。
医療に近くない人たちのために、医療がなくなった村の前後比較についても大いに語られるべき。
作品として成立しないだろうが、あの後のストーリー
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

教訓系映画。
題材は結局アルコール依存症。
アルコールで世界が良くなるなんてことは因果的には示せないけど、アルコールに価値がないかというとソーバーキュリアスが増える現代への投石として、酒に関わる誰も
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

自由を求めて生きる
「このままがいい」
そう言った彼も世の中の暴力には勝てなかった
アメリカ

フック(1991年製作の映画)

3.7

大人に向けたメッセージ強め。
いつでも子どもに戻れるし、幸せな思い出はいつでも思い出せる。

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

クマンドラを維持する約束がない。
500年後にまた繰り返すんだな。
それも含めて教訓の多い映画だったと思うよ、うん。

モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

4.0

ゲバラ青年の心の動きと革命への憧れ、極端な結論への焦り。
青さと刺激。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

ファン待望の一作。
映像が滑らかに、暗いシーンで素早く展開していくので小説読んでないと置いてけぼりにされる印象。

「ヒマなんですよ。」
ガンダムはインテリを否定するインテリたちが地べたを這う人間ドラ
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

4.0

コミュニティヘルスの観点で観るとより一層価値ある示唆に富んだドキュメンタリー。
衛生とか考えすぎてもいけない。
生きるために食べてるんだ。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.8

子どものことを考えると、て、どこまで遡れば親は子どものためになれるんだい。
人生ってつらいな。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

涙が溢れた。
この涙は誰のために?
気が付いた人が動かない限り世界は変わらない。
ボロボロになっても進む覚悟があるか?

役所晃司の演技がすごい。
ちょっと記者の最後の反応が臭かった、微妙。
世界のリ
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