TJさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.5

暗澹たる物語。イジョフォーの悲しい眼差しが、冷たい鞭の音が、こちらまで痛みが伝わる迫真でした。自由黒人と奴隷の違いは紙一枚。日本人には史実や解説だけでは解せない点も、自国では実績通り価値ある映画という>>続きを読む

ユナイテッド ミュンヘンの悲劇(2011年製作の映画)

2.5

世界のあらゆるスポーツクラブで、最もファンが多いと言われるマンチェスター・ユナイテッド。1950年代、名門の礎を築いたThe Red Devilsを襲った悲劇の実話を、当時のコーチ、ジミー・マーフィー>>続きを読む

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.5

親の老いは悲しい。特に息子にとっての父親は。厳格で強いはずの父が、膝を痛め耳が遠くなり年々しわが深くなる。いつか父もウディのように無茶な空言をいいはじめ、自分もそれに付き添う日が来るのだろうか。そんな>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.5

学生生活の温度差をリアルに。生徒たちと共に桐島を追いかけ、知らないうちに引き込まれる青春群像劇。神木くんと東出くんの夕焼けのラストが好き。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

殺してヤって、ヤって殺して…登場人物ほぼ鬼畜。特にでんでんの迫真は凄まじい。園子温監督作はあんまり肌に合わないんですがこれはなかなか。けどラストがちょい間延びな気がして残念。見てて次第に慣れてきてる自>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

年の瀬はやっぱり間違いない一本が見たいということで。やっぱり音楽は最高!シスター達がパイロットに慈悲の言葉を盾に詰め寄るシーンめちゃ好き。自然と音に身を任せ、すっきり笑えるシスターアクトに喝采を!

モールス(2010年製作の映画)

3.0

『ぼくのエリ』リメイク。この2人並ぶ姿、話す様子がとってもお似合いかつ自然でよかった。オーウェンがマイライフアズアドッグのイングマル君に一瞬見えたり見えなかったり。悩むクロエちゃんも可愛い。終末も良い>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.5

切ない運命を背負う少女の物語。終始暗く彩りはないのに、秘密を共有する2人の間柄が稀に鮮やかに見える。ラブロマンスではないよね…?原作読みたい。

キャリー(2013年製作の映画)

2.0

名作ホラーのリメイク。ホラー見ないのでいじめられっこクロエちゃんの逆襲として鑑賞。スパナチュみたいに人がびゅんびゅん飛んでた。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

愛の価値観ですれ違う男女の現代版『卒業』。はっきりしたい男とそうでない女心。この映画のハイライトはラストですね。初見でしたが、絶妙な挿入歌とブルーがきれいなスタイリッシュな作品でした。けどサマーむかつ>>続きを読む

クリフハンガー(1993年製作の映画)

2.0

オープニングの迫力が凄すぎるクライミングアクション!悲しいほどに出オチというか、だんだん地味になってく印象。。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

仕事ばかりの人生、家族を大切にする人生。ふと軌跡を振り返った時、何をもって成功したというのか。選ばなかった人生は?ニコラスの悩み顔とティアの笑顔の相性◎ドン・チードルもハマり役。この時期ぴったり、普段>>続きを読む

戦火の馬(2011年製作の映画)

3.5

第一次世界大戦時、前線で勇猛に駆けたジョーイ。馬の瞳をじっと見たことがなかったけど、この作品の馬たちは人の言葉を知ってるかのように賢く愛くるしい。悲運に翻弄されるジョーイやトップソーンの名優ばりの一つ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

音楽のチョイスとタイミング渋すぎ。この作品は真剣にストーリーを追うものでなく、ふざけた話として一編ずつ楽しむべきですね。これで助演男優賞のサミュエル・L・ジャクソン、銃片手に聖書で説くのうっといけどカ>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

悲しくてとてもやりきれない。およそ多くの人が感じる喜びを、どうしてうがった目で見てしまうのか。

アイアムサムならこうはならない。ブロークバックマウンテンの時代から何が変わったんだろう。ルディとポール
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.5

1が完成され過ぎてどこか物足りないけどこれはこれで面白い!これからも天使すぎるクロエちゃんの成長に期待♬

キック・アス(2010年製作の映画)

4.0

ギャップ勝負でヒーロー界の隙間をぬった今作!弱くて頼りないキックアスと強くてかわいいヒットガール♫終始ふざけてるのに迫力満点!軽快なテンポと音楽でばったばったと殺りまくるクロエちゃん最高!ファンになり>>続きを読む

人生万歳!(2009年製作の映画)

2.5

メロディかわいい!相性って大切!と思いつつ、転々とするストーリーにノれなかった。。

クリスマスのその夜に(2010年製作の映画)

3.5

クリスマスのノルウェーの小さな町の群像劇。とびきり大切な日、愛する人を想う夜は、色彩豊かでハッピーなものではなく、雪国の冬らしく静かで暗い。誰にも言えずつらく悲しい夜を迎える人たちが、各々の"場所"へ>>続きを読む

ブロウ(2001年製作の映画)

3.0

実在した麻薬ディーラー、ジョージ・ユングの半生を軽妙なタッチで。主役2人は豪華だけど派手さはなく、むしろ後半はヒューマンドラマ的に。ラストがとっても胸に刺さる。

理想の恋人.com(2005年製作の映画)

2.5

昔ひとめぼれした女性がいた。うまく言えないけどそこに立っているだけで光って見えるような。マメじゃないのに柄にもなく頑張ったりして。結局うまくいかなかったけど良い思い出。細かいことは忘れても不思議と季節>>続きを読む

フリー・ウィリー(1993年製作の映画)

2.5

シャチと少年の物語。海のギャングとか言われてるし怖いイメージしかなかったのに、ウィリーめっちゃ可愛いし賢い。ラストの夕日がとんでもなくキレイ。

ビルマの竪琴(1985年製作の映画)

3.0

終戦直前のビルマ駐在の日本兵たちの苦悩。こんなに切ない「仰げば尊し」はない。ミズシマー!

アニー(1982年製作の映画)

4.5

幼い頃のように純粋な目で見れなくなったけれど。アニーが帰ってくる!ということで久しぶりに鑑賞。名優の共演や巨額の予算、興行収入では測れない魅力がこの作品にはある。人を愛し愛される。大切なことを教えてく>>続きを読む

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

4.0

麻薬事件に巻き込まれた盲目の女性と犯罪グループの死闘を描く舞台劇の映画版。テレンス・ヤング監督、オードリー・ヘップバーン主演サスペンス。タイトルやオードリーのイメージからは想像できないミステリー要素あ>>続きを読む

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画の金字塔。荒いゾンビメイクとコミカルな音楽で、当時の社会への痛烈な風刺が際立ちます。40年近く前の作品ですが、現代に通ずるメッセージでは。見慣れてくると青い顔がかわいく見えてくる不思議。

クレイジー/ビューティフル(2001年製作の映画)

3.0

この映画のキルスティン・ダンストはとてもいいですね。粗暴で繊細な若さ。よれたTシャツがよく似合う。ありきたりな青春映画ですが、色んな問題を乗り越えるラスト数分の彼女が美しい。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.0

負の連鎖サスペンス。足ぴょーんが気味悪い。言われて確かに変な顔。女署長さん超有能。

わが母の記(2011年製作の映画)

3.5

「痴呆症の役やりたがる人いないので」軽口で言いのける樹木希林の凄さ。役所広司との親子役、きっと互いが似るよう役作りしてますね。老いと死を意識したとき顕在化する家族の絆が、海岸のシーンで一層美しく表れて>>続きを読む

婚前特急(2011年製作の映画)

2.5

5股女の婚活コメディ!期待しないで見るとちょーど良し!ハマケンのキモおもろさ!吉高由里子はほんま原付似合いますな〜

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.0

ニコラス詐欺師。中盤まで良かったのにラストの方向性が残念!

四十七人の刺客(1994年製作の映画)

3.0

高倉健演じる大石内蔵助。
播磨国赤穂藩の浪人が命憚らず主君の仇討ちをした、と今も美談として残る忠臣蔵。今作は史実や大河等で描かれた解釈とは少々異なる視点で描かれている赤穂浪士たちが楽しめます。

歴史
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.0

エマ・ストーン目当てw

小さな嘘が悪い噂となり苦しむ女子高生のラブコメ?

女の子のあるあるがあんまり理解できなかったけど、ビッチぶるオリーヴも可愛いので満足ですw

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.0

人を助ければ即ち己を助く。自分は医師でも看護師でもないけれど、つらい環境にある人を見限らず救おうとするパッチのような人間でありたい。幸福のたいまつを灯し、傷んだ心に寄り添う友人として。

興行成績の割
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別離(2011年製作の映画)

4.0

割れたフロントガラスから吹き荒ぶ冷たい風。誰も明確な悪意を持っていないのに終わらない負の連鎖。奇をてらった演出もBGMもないのにこんなにも重いのはなぜ?お金は?ラストは?疑念に近い余韻が続く。。