TJさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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横道世之介(2013年製作の映画)

3.0

吉高由里子の大笑いの可愛さったら。途中まで平坦なあらすじのくせにおっきい曲がり角のせいでラスト悲しくなった。昔の友達に会いたくなる。伊藤歩最高。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.5

「あのー、面白いですか?」「ええで!続きは!」役所広司めちゃよかった。小栗旬のオッケーですの声だんだん大きくなるね。
終始笑い、一瞬じーん。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

びりびり痺れる!「人生は喜劇で始まり、悲劇で終わる」「逆だろ?」かっちょいー!

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

モ・クシュラの意味を知ったあと、彼女の入場曲のバグパイプが聞こえたような気がした。Tough ain't Enough.いいことば。

ふたたび swing me again(2010年製作の映画)

3.0

ジャズを通じ再び繋がる家族や友情。元ハンセン病患者の祖父と孫の神戸発swing×ロードムービー。次第に固まってく祖父の意志と2人の絆。財津一郎の老練さと鈴木亮平のチャラさが妙にはまって、重いテーマを感>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.5

今見るとベタなんやけど当時は斬新やったんやろなぁ。Eメールの交換も浮気になるの?と悩むメグ・ライアンが最高に可愛い。

幼い頃、父親が愛用していたワープロを手放し、代わりにうちにWindowsを搭載し
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.5

皆さんの高評価を見て初鑑賞。映画はまず見てみないとわからない。そんな当たり前のことを教えてくれる普遍的なラブストーリーで、同性愛と誠実に向き合った作品ですね。LGBTとストレートで意見が分かれるかもし>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.5

僕は勇作と似た境遇なのでこの映画を知ってからもなかなか見る気になれず、今回高倉健さんの訃報を機にやっと拝見しました。

黄色いハンカチと赤いトレノが夕張の青空によく映える素敵なロードムービー。けれど苦
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クレアモントホテル(2005年製作の映画)

3.5

“日だまりの場所を誰もが求めている” 

街で偶然出会った老婦人と青年が紡ぐやわらかなひと時。家族でも恋人でもない人が生涯消えない足跡を心に残すことがある。2人の触れ合いがオーソドックスに進む展開が心
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.5

「We are the police‼︎」胸下の視点、ドライブレコーダーやハンディなどPOVメインの本作。フェイクなれどロス市警のタフな日常や犯罪の凶悪性をリアルに。警官も悪人も褒める時も脅す時もF◉>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.0

1930年代シカゴ。天才詐欺師とギャング、刑事との繰り返される復讐劇を、小気味よいテンポと軽妙なタッチで描いたニューシネマ。街並みがどこか煙たい裏町で暗躍する色男2人がカッコいい!「明日に向かって撃て>>続きを読む

アマデウス(1984年製作の映画)

4.0

天才モーツァルトと秀才サリエリの確執と苦悩。およそ知り得なかったサリエリとモーツァルトの波乱に満ちた人生とクラシックの魅力を易しくガイドしてくれる作品。映像を伴って名曲が凄まじいタイミングで流れエンド>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

宇宙を超えて愛してる。

169分の壮大な映画の旅。ノーラン監督渾身のアセンションSFであり愛の物語。次世代を思わせる斬新な演出と、2つの作品を見ているような緻密な脚本。長尺なのにエンドロールが流れた
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

インターステラー公開前に再鑑賞。言葉にできない世界観とシリーズ通した完成度はこの先も色褪せないでしょう。ノーラン作品は入り込み過ぎて見終わった後必ず疲れるけど、これが映画なんやろな。
いつ見ても最高で
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.0

彼女いない歴35年モテない男の奮闘記。小気味よい展開とおとぼけ家族の日常がクセになる、邦画らしいあったかい作品。

お父さん役の平泉成と大杉漣はさすがですね。星野源の気持ち悪さも素晴らしいですが、ヒロ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

カッコーの巣の上とは何処か。当時のアメリカの精神病治療への疑問を呈したニューシネマ。無知な高校時代では到底知り得なかった、枠組みの中の自由とその先にある物。"人間の尊厳"を斜めに切り取った破片のような>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.0

なんと素敵な動物園再建ライフ!人生に迷って仕事辞めて動物園買ってもええやん!肯定の先に道があるよ!的ファミリームービー。優しいパパ・マットとマギーちゃん演じるルーシーが眩しすぎた!

家族や命の大切さ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

難解。テーマもそうだが火や水や光の演出美もこの作品の魅力。それに気をとらてたら置いてかれるのが厄介。。途中でオチがわかってしまった=つまらないで済ますにはもったいな過ぎる作品。

レナードの朝(1990年製作の映画)

5.0

朝目覚め生活して夜眠る。当たり前過ぎて普段の生活では感じない生の尊さ。69インパラが街中走る時代のブロンクス。臨床経験は無いが研究熱心な医師セイヤーとレナードら"眠り病"の患者たち。命は与えられ、また>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

沖田監督らしさ全開。おにぎり、海老フライ、カニ、唐揚げ、フルコース、ラーメン。。笑いも涙も喧嘩も起こる南極ドームふじ基地の食卓。誰かを思って作るごはんは最高の愛情表現。あーはらへったー

グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

4.5

Goood morning Vietnaaam!
陽気な戦場ラジオDJの饒舌トーク!仲間を笑いで癒し、戦争への皮肉を恐れず言うロビン名演の反戦コメディ。

時に賢くない生き方だとしても、大切な何か(人
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.5

ルーシーは壁いっぱい絵を描きながら"ヘンリーと会った日だけ"ビーチボーイズを歌う。なんで後ろ姿だけであんなにかわいいんやろ。

大切な人の病気は本当に辛い。明るく描いてくれてるけど、相手を思えば思うほ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.5

スタントマンと逃し屋の2つの顔を持つ寡黙な男。ライアン・ゴズリング渋い&キャリー・マリガン可愛い。この手の単なるカーチェイス映画でなく、控えめな演出が男女や敵との心理戦を際立たせる。音楽もいい。去り際>>続きを読む

オールド・ドッグ(2009年製作の映画)

2.5

独身のおっさん2人の子育てコメディ。犬ばかトラボルタも面白いけどやっぱり最後はロビンが持ってくなぁ。

すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2012年製作の映画)

3.5

捨てた方の人生も意外とアリだったのかな。幾つもある選択肢の中のどれが正解?なんて疑問はつらいときほど生じてしまうけれど。アラサー女子3人の悲喜交々がゆるやかに流れる癒し系応援作。

他愛もないことにも
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

4.5

誰がなんと言おうと名作。

オチの無い話を延々してるかと思えば急に噂話で声を潜めケタケタ笑う。「この性悪女!」と罵りながら前髪を直してあげる優しさ。小さな町の美容院に集まる6人のおしゃべりな女性たちが
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.5

ゼロ・グラビティ監督の描く2027年、子どもの生まれない"無子化"の世界。SF色の強いテーマやけどとてもリアルなディストピア。長回しのカットの迫力にもめちゃくちゃ引き込まれた。凄い!

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.5

ベルリンの壁崩壊25周年記念。病床で壁の崩壊を知らない社会主義の母を騙し続ける息子の優しい嘘。「トンネル」のようなシリアスさはなく、ジョークは少ないが母を想う必死な様子に心あったまる映画。レーニンの銅>>続きを読む

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.0

結婚って色々あるけど良いもんやな。最高のリンゴ作るぞーって何十年もの努力の源となったのが妻への愛情。同時にいつも献身的に支え続けた妻の姿も健気で、その2人の思いの強さや純粋さにグッとくる。

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.0

超豪華筋肉祭り!!スタローン体仕上すぎ!ステイサム相変わらずキレキレ!シュワちゃんとブルースウィリスが軽でドライブ(笑)チャック・ノリスは出オチ感。。

アザーズ(2001年製作の映画)

3.0

ホラーをあまり楽しめない性分なので早朝に観たら朝から陰鬱な気分になりました。笑
アメリカの田舎の邸宅ってなんであんなデカいん。。オチがわからなかったので、最後まで騙されながら楽しめました。ニコール美し
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ジャック(1996年製作の映画)

4.0

「君は他の子とは違う流れ星」通常の4倍早く成長する早老症の10才の少年ジャック。可笑しくも儚い成長譚をロビン・ウィリアムズが好演。プロジェリアの特徴は度外視しながらも何処にでもいる少年の素顔や、いじめ>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

面白かった!この頃のデニーロ、煙草と革ジャンがめちゃくちゃ似合うな〜今やすっかりおじいちゃん。笑
今作では笑顔少なめやけど、ジャックがデュークと共に苦しい旅路を乗り越えていくうちに、次第に笑顔増えて
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

マジックは3つのパートで成り立つ。最初は確認、何でもない物を見せる。2番目は展開、何でもない物で驚くことをしてみせる。だが拍手はまだだ。どんなマジックも続きがあり最も難しい。人はそれを偉業(プレステー>>続きを読む

リトル・ランナー(2004年製作の映画)

3.5

昏睡した母への奇跡を信じマラソンに!何処にでもいる14歳のひたむきな努力に大人も心打たれますね。良作です。

プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんと美しい映画。有名小説が原作ということで、その伝統に全編ロケをもって素晴らしい形で応じている。おかげで一つ一つのカットが絵画のようで月並みですが見ていて飽きない。舞踏会のシーンはダンスと音楽と男女>>続きを読む