utktさんの映画レビュー・感想・評価

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虐殺器官(2015年製作の映画)

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 比喩で語らない進撃の巨人って感じがした。9.11、ビッグマック。
 良心は平和な世界でだけ持てる贅沢品なんじゃないかって思わされる。絶対的な自由なんてない、自由は通貨っていうのがすごくしっくり来た。
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幸せのちから(2006年製作の映画)

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 映画としてはそんなにだけど、ウィル・スミスが素晴らしかった。こんなに有能な人が成功するのは、それはそうだろうと思っちゃって、辛さが伝わってくるというより、ただただすごいなと思ってしまう。ドアのノック>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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 練習と本番で景色分けてくれるのが親切。CGが親切。ちゃんとビーチでジーパンなのGood。

フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

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 震災への向き合い方としては、『岬のマヨイガ』よりこっちの方が地に足がついているというか、良い意味で生活感があって説得力を感じた。ひまわりの話が素敵。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

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 絵がすごい。おにぎり食べたくなる。どうしても、「行きなさい、シンジ君!」って思っちゃう。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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 あんまり格好よくないのに、なんだかんだある程度面白いのがすごい。一昔前のエンタメ感がある気がする。

ベルファスト(2021年製作の映画)

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 演技がいいって印象で、そう見えるように撮られてるのが凄い。お母さんとおじいちゃんが特によかった。
 格好よかったけど、心動かされる感じではなかった。バスの中と運動場脇での会話がよかった。

神々の山嶺(2021年製作の映画)

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 山の画が凄くいい。実際の山に合わせてるのか、登っていく行程の撮り方も含めて、実際にどんな位置関係でどんな風に登ってきたかがイメージできる臨場感があった。個人的には、前に邦画でやってた実写版の映像より>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

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 メタ的な演出とかシーンの繋ぎ方とかフォーカスとか、細かい演出が凝ってて面白かった。ちょっとやり過ぎに感じるところもあった。
 お話は正直うさん臭かったけど、最後の「好きなところは上映時間が90分のと
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

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 シンエヴァンゲリヲンを観てから観ると、あぁそうだったんだってなる。庵野秀明において、線路はどこにもいけないのかもと思った。線路を繋げていって、でも最後は環状線になってしまう。廃線の上。だからそこにい>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

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 真ん中、真ん中を選んでいく展開がいい。007シリーズを始めてみたけど、それでも「007」を見たって思える感じが楽しい。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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 キアヌ・リーブスを120%楽しめる。でもあえて言いたい。さっさと撃ちゃいいのに。

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

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 「消えちゃえばいいんだよ」っていうのは、本当そうだと思う反面、それができたら苦労しないとも思う。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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 自分でやることで逆にしてこなかったことを、人にやってもらうことで初めてすることになるっていう構造が、面白かった。自分で運転して、自分で演じていながら、「君の運転は耐えられない」と言って妻の運転を拒む>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

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 絵が綺麗。木のトンネル越しの港とか、川縁とか、キクコの部屋のガラス床とか、それほど映像に起伏がある訳じゃない中で、そういうのがあることでキクコの生活が解像度高く感じられて、凄く効果的だったと思う。>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

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 なかなか怪獣見せなかったり、崩れる家を内から映したり、戦闘機の武装をカートリッジみたいなのにして「核だ」って見せたり、カメラワークで格納庫内を大きく見せたり、凄い。
 屋内で変身するのはちょっと常識
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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 映画というより、良い映像って印象。アクションとかデザインとかSEとか、諸々すごい。内容あんまりないなって思ったけど、会話のシーンで「映すべきものあんまりないのでカットします」と言わんばかりのアングル>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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 1作目で、オンラインゲームとか作ってる人たちってこんな感覚なんだろうかと思ったら、今作でネオがゲーム作ってた。

マトリックス(1999年製作の映画)

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 テレビに現実を映す演出が良い。いくらでも広げて深掘りできるテーマを、本当の現実はこうですとかマトリックス内でも何でもできるわけではないとか、あえて制限設けることでちゃんとアクションとエンタメに落とし>>続きを読む

父、帰る(2003年製作の映画)

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 『狂騒戯画』のコメンタリーで言及されていたので見てみた。
 正直、父親が帰ってくる前も含めて全く生活が幸せそうに思えなくて、父親がどう以前に、空気感がなんともってなってしまった。

岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

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 風景が凄い。ロケハンをしたんだろうなって思わされる。ど頭の、下っていく坂道とその先に見える被災地。日射しが美しいのが、特に関係なく世界が動いていてるって印象を受ける。
 舞台設定が秀逸だと思った。津
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

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 『狂騒戯画』のコメンタリーで言及されていたので見てみた。
 終始ふざけているようでありながら、でもただ笑って済ませられないような感慨もあって、見終わった後は何か心が軽くなるような、不思議な映画だった
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コンタクト(1997年製作の映画)

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 名作。こういうロマンチックなSFって素敵だと思う。
 「宗教と科学の違いはありますが、私達が目指しているものは同じです」これぞ異化効果って思わされる見事なシナリオ。神という言葉を使わずに、神を描いて
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

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 ちゃんと映画になってて、凄い。そうか崖から落とせばいいのか。パリが燃えてなくて笑うマ・クベがカッコいい。
 巌流島かってくらい、人間の動きでの格闘戦。即ビームライフルを捨てるのが、「今回これは使いま
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ARIA The BENEDIZIONE(2021年製作の映画)

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 物凄いよかった。もともと姫屋のペアが好きなのもあって、三部作の中で一番好きかもしれない。
 TVシリーズではOPの絵でしか描かれなかった昇格試験の話を描いてくれるのが嬉しかったし、その中身が素晴らし
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ARIA The CREPUSCOLO(2021年製作の映画)

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 絵がまぁ綺麗。この画質と線数でARIAが見られるのが純粋に素敵。落ち葉におおわれた運河と、蝋燭入りのシャボン玉が特に素敵だった。アリスのキャラデザが美少女になりすぎてえ誰?ってくらいだったので、お風>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 ナタリー・ポートマンがヒーローにって言うからワクワクで見たのに、死んでまうんかい。もっとこう、旦那がちょっと働けなくなって奥さんが代わりにやってみたら旦那よりバリバリ稼いでてちょっと気まずい、みたい>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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 ホラーの造りにしてあるからか、MARVELとは思えないくらい人が死ぬところがバンバン映されてて正直引いた。個人的には、MARVELにそれは求めてないですって思ってしまった。スパイダーマン見ての期待値>>続きを読む

台風のノルダ(2015年製作の映画)

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 新海誠作品のような、何で?って思ったら負けな感じがした。 

ARIA The OVA 〜ARIETTA〜(2007年製作の映画)

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 原作にあったのではと思えるほどに、シナリオがちゃんとARIAに感じた。あぁこの人は確かにこういうことをするし、こういうことを言うだろうなと思えた。社長、名字ポコテンって言うんですか。 

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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 音以外での音楽の聞き方が描かれていて素敵。オーディションの曲がいい曲。先生がいい人。「反抗期なのね」はざらっとする。「船を売ろう」はそうだよねって思う。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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 とにかく映像。MERVELとかスターウォーズみたいな単純なCGの派手さもあるし、構図とか役者の演技とか音楽含めて映像のために演出されてる印象を受けた。個人的に男爵が浸かってる治療液と虫と見つめ合う>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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 どうしても『Perfect Blue』と比較して見てしまう。観念的な怖さがないので、安心して見られる。『Perfect Blue』は自分に起こりうるから怖い、怖さの本質が出来事にないから怖い。こちら>>続きを読む

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