ゆうとさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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万引き家族(2018年製作の映画)

3.1

カンヌが好きそうな映画だなーと思った。
社会の闇を切る、というかニッチな部分に光を当てた映画だよね。
ある視点部門でもよかったんじゃないのかな。
ダルデンヌ兄弟を引き合いに出した論評を読んだけど、確か
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

「どこまでも夜は明けなかった」という映画。

随所に白人の優しさが描かれているのが、白人監督の映画という感じで良かった。

人種差別を描いた映画だが、人種の問題にしたいわけではないのだと感じた。

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.7

テイタムオニールがただひたすら可愛い。
「がんばれ!ベアーズ」の時も思ったが、テイタムオニールの魅力はおじさんを虜にする。

よくある話を子どもの目線を大切にしながら描いている。
「禁じられた遊び」の
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

刑事はもちろんアランの助けにはならない。

ジェーンの言う
「あなたが普通ではないから、世界はこんなに美しい」
という言葉こそが彼の助けになる。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

「荒野の七人」もスティーブ・マックイーンやジェームズ・コバーンというスターが揃っていたが、企画のレベルを考えたらかなりのスターが集まった感じではないだろうか。

勧善懲悪の西部劇でストレスなく楽しめる
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.4

短い映画でテンポも良く楽しめた。
自転車シーンも迫力があり見応えがある。

ただ自転車ファンとしては、ランス・アームストロングという人物をもっと多角的に描いてほしかった。
母が癌で闘病中のバッソを支え
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

どうやってスクープを上げるかって話は面白かった!
後半突然夢を語り出してから、映画としては望んでない方向に進んでいったように思う。
ただ前半だけでは、日本映画にならないのも分かる。
「ナイトクローラー
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.2

ちゃっちい美術を役者の演技力と演出でカバーしてる感じ。
話自体は大したことない感じ、サスペンス色はかなり薄くホラーに近い。

坂口良子の可愛さにびっくり!
今生きてたら、かなり売れてると思う!
当時も
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.9

おバカ映画!
序盤はイタい厨二映画かと思いきや後半のはっちゃけっぷりは笑える!
ケヴィンスペイシーは昔の面影はなく、冴えないおっさんになっていた、、
あの感じだとハリウッドに代わりはいくらでもいそう。
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

2.8

100分という長さでテンポ良い!
名優たちの演技も楽しめる!

なのに、この物足りなさはなんだろう、、
もっともっとえぐい騙し合いを期待してたんだろうなー。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.0

なんつーバカ映画。
今の気分じゃなかったなー。

キアヌリーブスの顎がたるんでるのがなんとも悲しい。

聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

2.6

映像美を楽しむ映画。
散文詩の世界が広がる、そこに意味はあるようでない、気がする。

この映画の解釈を教えてほしい。

風景を撮らせたらエマニュエルさんの右に出るものはいないですね。

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

2.5

美術家島耕作的な性欲でものごとが進んでいく人、サイコパスってこんな感じなのかー。
この人の人生にどんなテーマがあるのか全く謎。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.3

うーん。
つまらない。
何がどうしてこうなったんだろう…

エンディング曲だけがただただ秀逸。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

観た後にじわじわと味わい深くなる映画だ。
観終わった後に自分なりのララランドを作り上げられる隙があるからだと思う。

最後に交わされる視線、このために全てのシーンがある。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.3

ベンアフレックとアナケンドリックの共演というだけでテンションが上がる。

なのに、共演シーンの少ないこと…

内容はこれまで何度も手を替え品を替えしてきた感じ。

この間はデンゼルワシントン酒宴でやっ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

信仰とは言葉にするのではなく心に秘めているものということなのかな。

信仰がないので全く分からないけど、そう考えると布教のために説教して回るという行為自体が急に偽善に思えてくる。

信仰のために死ぬの
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新宿スワンII(2016年製作の映画)

2.0

本当に園子温!?
という感じの出来。

絵作り、カット割り、脚本、録音、どれを取っても凡作という感じ。

別の作品に本腰を入れていて、この作品がおざなりになったのではないか。
そうでなかったら、才能が
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

2.8

前作「鑑定士と顔のない依頼人」が完璧な脚本だっただけに、本の粗が目立つように思う。

これが好きというひともいるのだろうが、私にはいまいち魅力は伝わらない。

星の爆発と絡めてこういった話を作ったんだ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

戦時中にも日常はある。
食べ物や着物や持ち物や街並みやさりげなく迫り来る戦争がそこにはある。

言い得ぬ感情や雄弁な無表情、そんなものを表現するものが映画であると思っている。
だからこれはまぎれもない
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

2.3

三木孝浩っぽい綺麗な映像の映画。

初めてが相手にとって最後という設定が印象的。

歌声にのった少年(2015年製作の映画)

3.9

パレスチナ版「スラムドッグミリオネア」といった趣。

最後に本人の映像が出てくるのは大正解。

「残るのは夢だけ」という言葉が突き刺さる。

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.7

なんて小栗旬、セクシーなんだろう!
小栗旬はこの路線でいってもらいたい!
妻夫木聡の怪演も見事!

るろうに剣心もそうだったけど、大友映画って役者が本気なのがいい!
そういう雰囲気づくりだろうなー
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

2.8

山下敦弘どうしたんだろう?という感じの作品。
あれ?これ…すべってるよね??
この展開、まさかこうならないよね??という山下敦弘らしさがまるで感じられない。
そのらしさを感じないところでいうと小物にま
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太陽のめざめ(2015年製作の映画)

2.8

劇的ではない変化を演技で見せた手腕は素晴らしい。
まるでダメな母親が妊婦に手を出すシーンにぐっとくる。
ただ、主人公の更生というか成長って児童裁判所が必要なくなったというだけではいけないような…なんと
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ラスト・タンゴ(2015年製作の映画)

1.5

うーん、ドラマになり得ないドキュメント。
結局痴話話だったような…ドキュメンタリーとしての演出も好きじゃない。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.2

「秒速5センチメートル」の変奏曲。

「雲の向こう、約束の場所」から男女が別れ生きていくモチーフをずーっと描き続けてた新海誠だけど、大人になったんだなーと実感する。

それにしても、ポップで新海誠好き
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カンパイ!世界が恋する日本酒(2015年製作の映画)

3.2

愛情あふれるドキュメンタリー。
作りたいもの、表現したいものを作った感じ。

だからこそ、もう一歩踏み込んでほしかった。

怒り(2016年製作の映画)

4.5

衝撃のラストという煽りの映画は腐るほどあるけど、この映画のようにふさわしい映画は少ない。

ラストによってタイトルの意味が大きく変わる。

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.4

普通に良い映画。

立場の違う2人がお互いの立場を知ることで成長する物語だ。

エリザベス王女だと分かった途端、お辞儀や敬礼をする人々に寂しさを感じ、つかの間の夢物語に浸る2人。

それでも、アメリカ
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獣は月夜に夢を見る(2014年製作の映画)

2.5

「LET ME IN」をかなり意識して作ってるのが伝わるけど、残念ながら遠く及ばない。

人物の内面が全く伝わらない。
葛藤もないんだよ。
淡々と進んでいく。

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

2.2

なんつー身勝手な男の美学。
死体に指輪をはめるシーンなんて気味が悪い。
フランシス役があんな感じだったのが救い。

母親はロンをかばうようにずっとレジーを教育してきたのだろう。
その言葉だけがレジーの
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.2

何にしてもパニック映画という1つのジャンルを確立したことは素晴らしい。

後妻業の女(2016年製作の映画)

3.5

こぎみよい。
まるで自分も詐欺師にでもなったようだ。
ただテーマ性はない。

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.5

脚本には時代を感じさせる部分はある。

しかし、それを補うにあまりあるカットバックの応酬による緊迫感と豊富なアクションシーンのアイディアで全く飽きない。

最後に交わされるじいさんとの言葉。
これだけ
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