あるさんの映画レビュー・感想・評価

ある

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来る(2018年製作の映画)

4.0

前評判が高かった分、期待値が高くて少し拍子抜けした全く怖くないホラー映画作品
とはいえ、面白かった、ぐいぐい惹きこまれた、さすが中島監督!
序盤の妻夫木×黒木華パートは4児ママになった今、すごく考えさ
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

個人的にはとても面白かった!
ラスト30分のどんでん返しにやられた!

怒り(2016年製作の映画)

4.0

人と人の信頼関係って、ちょっとしたことで取り返しのつかないほど壊れるもんだと再認識する作品

疑う方は信じたいけど、でもどこかで信じられないジレンマがあるし、疑われる方はどうすれば信じてもらえるのか終
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

後半、接見室の演出がとにかく印象深かった
お互いが口を開くごとに福山雅治と役所広司の横顔が前後し重なっていき、いろんな意味でリンクしていく

真実は受け取り手次第で善とも悪ともなる

弁護を引き受けた
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恋の門(2004年製作の映画)

4.2

大学時代に心の恋人・松田龍平大好きで龍平作品見まくってたんだけど、群を抜いて好きな作品、原作漫画の世界を割と忠実に再現してる

石の漫画家・門くんとレイヤー漫画家・恋乃のバカップルがどう見てもオシャレ
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.4

☆過去記事(2015.02.06)☆

久しぶりに単館映画館で映画観てきたー

前から気になってる映画で、染谷くんがラブホテルの店長役という
また面白そうな内容だったので、一人でゆっくり!

の、つも
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0

SNSのよくある怖さを題材にした作品

ある発言をきっかけに、ある出来事が各々の視点によって如何ようにも事実を歪める事が可能で、あたかもそれが真実であるかのように周知することができるのだなぁ

字面だ
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

ゆっくりと、けど確実に得体のしれない何かが侵蝕していく怖さがある、まさに日本らしいホラー

ある事件をきっかけに連鎖し伝染していく業深き死の呪いを紐解いていく先に終わりはなくて、結局呪いから逃れること
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.8

☆再見☆

まさに『Time is money』を地で行く世界

生まれ落ちた場所によっては、略奪で寿命を増やすことが可能=暴力が常に身近にあって死の恐怖がより鮮明という状況は絶望でしかないとも思う
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同期(2011年製作の映画)

2.9

松田龍平がとにかく(棒だけど)かっこいいだけだった
※私は松田龍平の大ファン

サイレン FORBIDDEN SIREN(2006年製作の映画)

2.7

途中までは引き込まれる様に観れたけど…
なんとなくオチが想像ついてからは興醒めしてしまった

結局いくつかの伏線?謎?は未回収のまま
松尾スズキの役は必要?
赤い女の子結局なんなん?
これも全部あのオ
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女と女と井戸の中(1997年製作の映画)

3.8

胸が痛くなる作品だった。

親に縛られ、土地に縛られ、結婚もせず地味に生活してきた中年女性の前に現れたのは、親に捨てられ自由奔放に生きてきた若き家政婦の少女。

中年女性は若き少女の享楽的な生き方に自
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ルナシー(2005年製作の映画)

2.8

なんか、芸術って難しいんですね、と思った作品w

精神病の線引きはどこからなのか、医者の診断はすべてが正しいのか、常識を常識と決めたのは誰なのか、物事は大体が一方的視点から語られることが多いけど、どう
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.3

謎が謎のまま終わってしまった…

どことなく北九州殺人事件に似てる気持ち悪さがあって、香川照之の動機やら目的やらがまったく見えてこないままラストを迎えてしまい、壮絶な消化不良起こしたw

でも、地域関
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ギャングスター・ナンバー1(2000年製作の映画)

3.8

10年ぶりの再見
いやー、やっぱポール・ベタニーはかっこいい♡

なんだってイギリスギャングはあんなに様になるのかな
日本のヤクザが侘び寂び寡黙な様式美に対して、イギリスギャングの華やかで爽快なスタイ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

岩井監督による黒木華のPV作品、とは言い過ぎだけど、彼女の魅力が存分に引き出された作品だった

故・篠田昇さんが亡くなってから、あの岩井美学の映像美を再び目にすることはできるのか?と思っていたけど、遜
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.1

原作読者だったので、大泉洋はハマり役だったけど有村架純はちょっと違うな〜と思ったかな
さらに長澤まさみの無駄遣いがハンパないw

わりと原作に沿ってるんだけど、映画オリジナルシーンはご都合主義的な展開
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.6

ジャニーズだからと侮るなかれ、をまさに体現してくれた森田剛の圧巻の演技

普段何気なく生活している日常にこうも自然に凶人は溶け込んでいて、まるで息を吸うかのように躊躇いもなく淡々と事件を犯していくのだ
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Stereo Future ステレオ・フューチャー(2000年製作の映画)

3.9

大学時代にミニシアター系やオシャレ映画にハマって観ていたなかのひとつ。

15年ぶりくらいに再見したけど、昔は「オシャレ!ポップ!さすがCMやMV・PV作っていただけある!」「テイ・トウワやFPMの音
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

とにかく圧巻の映像美。
自然に対する畏怖を改めて感じずにはいられないほどの荘厳な風景に、坂本龍一の重く物悲しい旋律が絶妙に絡み合って、さらにそこへレオ様の怪演ときたらもう、緊迫の連続で終始圧倒されっぱ
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テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

1.2

まさに超絶クソ映画w
三池監督の映画は何作品かお仕事させてもらったけど、群を抜いてクソだったw
原作知っているからなおさらかもしれない。

とりあえず、小栗旬のやり過ぎなくらい過剰演技は突き抜けて面白
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ジャーマン+雨(2006年製作の映画)

4.0

社会人になって夜間の映画専門学校通いはじめた時に出会った作品。

一本筋が通った主人公よし子の、他者なんて意にも介さない男気wが面白くもあり、どことなく締め付けられるようでもあり。

主演の野嵜さんが
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脳男(2013年製作の映画)

2.1

あれ?脳男が難事件解決していく系じゃなかったの?と、見る前から勘違いしていた作品。
むしろ脳男の生い立ちを探りながら、彼は正義のためなら殺人も厭わない男だった!という内容で、わりとご都合主義的な展開も
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

2.1

クローバーフィールドの続編かと思い鑑賞したけど、ほとんど別ものだった。

話の導入から主人公の脱出まではハラハラドキドキしっぱなしで引き込まれたのに、ネタバレした途端のチープ具合。
やっぱり期待を裏切
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

学生時代に中二病w炸裂させて「この世界は宇宙人の手のひらで転がされていて、私達の生活はずっと観察されている」的な妄想をしたものだったけと、この映画ではそれが同じ人間の手によって再現されてしまった世界。>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.4

不思議の国に迷いこんだかのような、おとぎ話にも似たふわふわした世界観。
THE・オシャレ映画。

バラバラに落ちていた証明写真をきっかけに辿り寄せ合っていく恋模様は、何も疑うことなくあるがままを受け入
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キス★キス★バン★バン(2000年製作の映画)

4.9

ポップでオシャレな一面と、ヒューマンドラマ要素も備えたスタイリッシュなイギリス映画の王道作品♡

純真無垢で育てられた赤ちゃんのようなまんまるいオジサンwと引退を考えている妙齢の殺し屋が徐々に心を通わ
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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

私達の日常と隣り合わせに潜む狂気はごくごく自然に殺人を犯していくのだな、と思う作品。
人の命を奪うことがおもちゃを壊すのと同義である人たちがいること、お金のために家族の絆や信頼関係さえ差し出さざるを得
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.3

異国の地、トーキョーで出会った若い人妻と渋いハリウッドスターの泡沫恋愛映画。

非日常の場所、噛み合わないコミュニケーション、望郷の念を覚え始めた時に同じ様な相手を見つけ共感した。それだけで少し特別な
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

2.5

ごめんなさい、私はさほど面白く感じなかった。
伏線の回収や物語の終わりから始まりへの繋がりは良かったんだけど、結局真犯人はどうなった?が気になってしまい後味が悪かった。

ただ、どんな状況になっても自
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BORDER LINE(2002年製作の映画)

2.9

前半はテンポよく見れたけど後半は少し失速気味で見てる方が中だるみしてしまった。
いくつかの親子関係がテーマにあって、個人的には麻生祐未パターンが自分に一番近くて共感できた。
子どものためなら会社や組織
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.8

泣けた。とにかく泣けた。
同性愛への偏見はなかなか難しいものがあるけれど、家族を持ちたいという気持ちに邪で汚れたものはないはず。
それがたとえ血の繋がりはひとつもなかったとしても。

胸が痛くなるけれ
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恋する惑星(1994年製作の映画)

5.0

大好きな作品。
色褪せない映像美、斬新なカメラワーク、繊細な台詞。
初めて見た時は衝撃に鳥肌立った。

フェイ・ウォンが可愛すぎて胸がキュンキュンする。