寝るのだいじさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.1

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前作のファンだったので楽しみにしていた。数多くの戦闘シーンが無駄に長い。1.2では妻との思い出の為に戦い抜く姿が描かれているが、本作と次作への展開を見ているとただ死にたくないだけのように感じて、これま>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

体感する作品。走ったり誰かの後ろを歩いたり主人公の視界で見ることができたり、波に乗るような泳ぎも、まるで自分が体感したような感覚。そして映像の美しさと丁寧さが、非現実的なのにリアリティがあって良い。>>続きを読む

受験のシンデレラ(2007年製作の映画)

3.9

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次の展開が予想できるようなわかりやすいストーリーで、扱っている問題や家庭環境をかなりライトに描かれている。しかし役者の演技力で引き込まれるし、それぞれの感情が手に取るように伝わってくる、辛さと感動で泣>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.7

人との出会いも含めて環境。環境に恵まれない子どもはどうやって生きていく事が正解なのか、生きてきた道が正解になるのか。
自分で選択することが人生で、選択の仕方も様々あるが、子どもの頃に受けた影響がそのま
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

原作を何度も読んだ。毎回辛い気持ちになる。
そんな原作の切なさや苦悩が映像として忠実に描き出され、空気感や間が細かな心情をより引き立てている。
とても良い作品。

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ショックだった。いつも人として大切なことを気づかせてくれる「星の王子さま」が好きだった。
ルーティン主義の家庭や、後半からの荒んだ世界と王子さまの場面は、伝えたい大切なことを引き立てる為のコントラスト
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.3

秘めていた嫉妬や憧れが捻れて黒い感情になり表面に出てきた話。
強い感情で変身していく姿は人間らしくて好感が持てる。
話はシンプルで、ナタリーポートマンさんの人間的な美しさと演技力を観る映画という感じ。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.7

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ずっと楽しい。音楽、ダンスもワクワクするし、みんなの表情や服装や風景と言った絵面的にも可愛くてウキウキする。
母の日記にある3人の男性のうち誰が自分のパパなのか、ということがメインだが、その設定が個人
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スーパーマン(1978年製作の映画)

3.0

絵に描いたようなチートキャラ。
話もわかりやすく、その時代のロマンティックな演出がされていて、大衆に受け入れられ愛されてきた理由がわかる気がする。

渇き。(2013年製作の映画)

3.0

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友達と楽しみにしてて、学校帰りに観に行って鬱々と帰った覚えがある笑
父親の長年の無能さが家庭の膿を増幅させて、今になって娘の成長した恐ろしさを目の当たりにする。父親はこれまで放ったらかしにしてたのに今
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

5.0

観ると幸せな気持ちになれる。
テンポよく、ピタゴラスイッチのように出来事が連鎖していく様が面白い。そして金銭や地位など人がマウントを取るような事柄を取っ払い、人間の温かさを純粋なまま教えてくれるような
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.7

ユージーンのキャラデザが女性スタッフのみで作られた、というのも納得できるナイスガイ、ときめいちゃう。
行く場所それぞれが自然の美しさや愛らしさが詰まっていて、どこで停止しても可愛いし憧れる。

青鬼(2014年製作の映画)

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70分間あったら実況動画観よう。これはひどい。

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.3

(感想では無いが)10年以上前に観たが、今でもウッディーの修理をするシーンは鮮明に覚えている。人形を修理する仕事があること、子どものおもちゃを大切に想う大人がいることの嬉しさを、幼いながらに思った記憶>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.2

生きてきた自分の歴史や体験は何一つ無駄がないものだと教えてくれる。
真面目に生きていると、そうでないのに比べて学べることが何倍にも増えて、自分の未来を作る足しが増えるのだなと思った。ずっとドキドキと興
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

今の「よくある世界観」を初めて作り表現したのだと思う。作品発表当時に生きていて、劇場で観たかった。今見ても古さがなくてかっこいい。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

(作品内での)現実なのか、現実世界の夢の中なのか、混同してくるような映像と世界観。コントラストや彩度の高い配色と奇妙な動きが気持ち悪さを引き立てていてとても良い。