ソニアさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ソニア

ソニア

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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ノーランをメメントとインターステラーしか観てないのでさすがに観ねばと思って鑑賞。
めちゃくちゃおもしろかった。
難解で有名だが個人的にはあまり疲れることはなく鑑賞。
(500)日のサマーであんなにヘタ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

コーダみたら観たくなったので再び鑑賞
個人的にオールタイムベストに入るくらい好きな映画。
コーダではマイルズ役をやったフェルディア・ウォルシュ=ピーロ主演で、一目惚れした美女(ルーシー・ボイントン)を
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

息子を溺愛しすぎる母と、過度な不安に苛まれながら生きる息子によって巻き起こる哀しい物語を壮大な世界観とコメディタッチで描いた作品。

いきなり胎内から分娩までを赤子目線で描くというカットから始まり緊張
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

今まで観てなかったので
想像通りのハートフルなストーリー
主人公の感情に焦点を置いた描写メインで、家族への苛立ちや葛藤などが鮮明に描かれていた。
シングストリートの男の子が出てきたの感動ポイント。
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも素晴らしすぎる続編だった。
波長は何も変わってない2人を見れて嬉しい。
売り言葉に買い言葉、からかいの応酬、対等な持論の展開など運命としか言いようがない相性の良さ。

2作目はポップソングを
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

90年代とは思えない綺麗な映像。
美しい街並み。無限に続く会話。
もっと多感な時期だったら憧れ死んでたような夢のような映画。レコードの試聴、路面電車の質問タイム、電話ごっこで気持ち伝え合うのは名シーン
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

岩井俊二監督の最新作
大きな劇場では見逃してしまったので初深谷シネマ

2023年と2010〜2011年を行ったり来たりしながら話が進み、次第に登場人物の背景が明らかになっていく。

アイナ・ジ・エン
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カジノ(1995年製作の映画)

4.0

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3時間あるのにあっという間に観終わってしまった。面白かった。
ロバート・デ・ニーロが渋すぎる。
ニッキー嫌いになれないし声がとても良かった。
ジンジャー美人すぎる。ジンジャーが絡むと人間味というかダメ
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ブルーを笑えるその日まで(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

日常を描いた青春映画かと思ったら想像以上にSF要素強くて驚いた。

タイトルからもわかるように青という要素がふんだんに散りばめられている。
監督舞台挨拶付きの回だったが、あえて昔の映画のようなチープな
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アレックス STRAIGHT CUT(2020年製作の映画)

3.6

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時系列を逆さにしていたオリジナル版にたいして、時間軸通りに再編集されたもの。

ストーリーを整理したり、会話の意味を辿ったりするのにはわかりやすいかもしれないが、オリジナルの良さが消えてしまっているの
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アレックス(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ほんとは胸糞映画に4以上をつけたくないが魅了されてしまったので完敗…

メメントのように時間を遡っていく構成。
ダフトパンクのトーマ・バンガルテルが音楽を担当しているとのことで印象的なBGMが多かった
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大傑作。
ギャスパー・ノエの作品は一回も観たことがなかったが、どうやらハッピーにはなれなそうだなと悟りながら覚悟して鑑賞。

予想を裏切る美しいカット、やりきれない苦しみや家族関係、親子関係、個人の抱
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エレファント(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

当たり前の日常の中で、もし殺人現場に居合わせてしまったら?という体験を強いている。
今こうしている間にも誰かが殺され、誰かが耐え難い苦しみから凄惨な事件を起こしている。そういう問題に気づいていて触れな
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エレファント(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

てっきりジャケから、ジョンがぶっ放すのかと思った。
81分で終わる映画にも関わらず存分に長回しのカットが多くて不思議な感覚。終わり方も。
実際の事件をモチーフにしてるのは知ってたけど、あのダサいってな
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

心を閉ざした非行少年(天才的頭脳)を救おうと大人たちが尽力する話。

「お前と出会わなければ、才能を投げ出すところも見ないですんだ」とても悲しいセリフ。俺もどちらかと言えば才能を与えられた人間ではない
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソンが2人で曲を作るところから面白いエピソード満載で終始楽しめた。
マイケル動物飼いすぎ。まだ26歳なんに。

スティービー・ワンダーのキャラクターを見ることがで
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キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんで観ようと思ったのかは忘れてしまったけど最高に面白かった。
少年ジャンプ的な胸熱シーン盛りだくさんで、アクションカッコ良すぎるし、そもそも「英国紳士」っていうコンテンツが刺さっちゃうんだよなぁ。
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAXにて鑑賞。
ライブムービーの最高峰。
いい映画にするには、まずライブ自体が素晴らしくて、それをいい撮り方でいい編集されることが求められるけど、これは全てにおいて満点。

まず始まり方から素晴ら
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

すごい前に見た記憶があるけど結構忘れてた。
ストップメイキングセンスを観に行くのでなんとなく観とこうかなとなった。

ジョーブラックをよろしくの頑固親父と全然違う印象で改めてすごいなと。

あとミッド
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

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シャマラン三部作3つ目にして完結編

3人が並んで座ってるのすら感動的だし、いろいろな話が噛み合っていくのが楽しかったけど、前半少し長いかな。

ラストは個人的にはもっと驚きが欲しかった。堂々完結であ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シャマラン3部作の2つ目

23の人格を持つ乖離性同一性障害の男が女子高生3人を監禁する話。

犯人役のジェームズ・マカヴォイの演じ分けがすごいし、アニャテイラージョイのどこか変な女の子感が素晴らしい
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サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

4.1

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本日2回目のシネマテーク高崎

久しぶりの中国映画

1941年12月、日本の真珠湾攻撃から1週間前の上海租界での情報戦。
前半の説明描写が少し退屈だったけど、後半一気に盛り上がって引き込まれた。
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軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

美しい風景を背に、愛の非対称性、ハリウッドへ傾倒していく映画文化への疑問などを投げかけたゴダールの長編6作目

ホメロスのオデュッセイアが作品内作品として用いられ、いきなり俳優をカメラで撮っているメタ
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シャマラン3部作まず一つ目
電車内の会話の伏線とか気持ちよかった。
無敵の体はわかったけど、悪を感知する能力?は説明不足感がある。あと気づくまでが長いので前半少し退屈。
ブルース・ウィリスとサミュエル
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

気づいたらデジタルリマスターの公開が終わってしまっていたのでやけになって家で鑑賞。
昔観たけど記録してなかったってのもあり

何度見てもエディを撃ったのが誰かわかんなくて笑っちゃう。

My way
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

俳優の演技がすごい。
石川瑠華の無邪気などうしようもない女感が本当にすごい。
見覚えあると思ったら市子に出てた女優さんだった。これからの活躍に期待しかない。

メンズエステはリアルがどうなのかはわから
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ザ・ベンチャーズ スターズ・オン・ギターズ(2020年製作の映画)

4.5

バンドサウンドの礎を築き、日本とも親交の深かったベンチャーズの軌跡を辿るドキュメンタリー。
知らない人はいないロックスターや、多くのロックバンドの名前が登場し、影響力の大きさを改めて実感した。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.9

スミス、アズテックカメラ、パールジャム、10ccなど知ってるバンドの名前が出てきて楽しい。
バンド名の由来の会話とかふーんと思って調べたら両方都市伝説で笑った。

歌と雰囲気で満足させる映画なのであま
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

4.3

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今泉作品でまさか死体を埋めるシーンがあると思わなかったのでびっくり。

カネコアヤノとリリカちゃんが最高に輝いてる。あと内堀太郎さんの演技も光っている。

主人公がたくさんいる群像劇。水風船を大事そう
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何回もみてるけどなぜか記録してなかったので。
僕の趣味趣向を捻じ曲げた映画。ゆっくりと進む日常。クスッと笑えるシーン。渾身の会話劇。
ユキとイハをこの世に生み出してくれてありがとう今泉監督。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

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テンポゆっくり、セリフほぼ棒読みで進むダメダメな中年男女のラブストーリー。
BGMは基本なく、ある時はがっつり楽曲が入り、それがまた良い使われ方をしている。
安い皿とカトラリー、小さなボトルで精一杯も
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

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めちゃくちゃ大好きな映画になりそう。
男と女、人と動物の対比がたくさん使われていて、「女性の自由」「人間の残酷さ」「生きる喜び」が主題なのかなと思う。

ベラはいい意味でも悪い意味でも素直で、たまに現
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

18c初期のイギリスの宮廷における人間模様を史実に触れながら描いた作品。
受験で世界史選択だったこともありかなり好きなテーマだったので楽しめた。
オリヴィア・コールマンはエンパイア・オブ・ライトでの演
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

親によって外界との接触を断たれた三人の子どもたちのお話。

哀れなるものたち公開に向けてヨルゴス・ランティモス作品1個目

設定はヴァージンスーサイズに近いが、あれが甘く感じるほど今回の親(特に父)は
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千年女優(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

名女優が初恋の相手をひたすらに追い続けるお話。シーンが目まぐるしく切り替わり、現実とお芝居の世界が交錯する。

絵の作り込みがとてつもなく間違いなく名作。これと千と千尋の神隠しが公開された2001年は
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

こじらせたおっさんが奥さんの浮気を疑ってヤキモチ妬きながら他の女の子に目移りするっていうウディアレン節全開のお話。

やっぱり設定がおっさんな訳だから、本人を求めてしまう自分がいる。ウォーレス・ショー
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