うずくまるさんの映画レビュー・感想・評価

うずくまる

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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.0

「で?」って感じだった、、、坂元裕二脚本とは思えないらしさのない私利私欲のドタバタ劇…え??

…で??????

正欲(2023年製作の映画)

5.0

異性愛を中心に人生設計しないといけないっていう同調圧力に、いつも他の星から来た留学生みたいな疎外感を感じてる…っていうの、すごい共感できて救われた…
※同じ思いの人は、能町みね子の「結婚の奴」も是非。
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.4

とてもBL感強くて、元腐女子のツボは押されたが、合唱を長年やっていた身としては合唱とカラオケの相性の悪さが身に染みているので、その点にほぼ触れずに終わったことが消化不良。
カラオケごときで墨彫られると
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愚行録(2017年製作の映画)

4.3

20〜30歳くらいで、人間、自分の生き方に慣れてくるというか、立ち回り方を確立し出すけどさ。
本人がそれを賢さと思い込んで一人前の大人みたいな気持ちになって誇っている一方で、ある意味ではそれって悪習の
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.6

エキゾチックJAPAN!WOW!みたいな海外の方々の視線をそこここに感じて、日本人としては、ニヤニヤムズムズwww

レディムラサキ役も日本人から見るとどう見ても中国人だし実際中国出身のシンガポール国
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シャイニング(1980年製作の映画)

-

ジャック・ニコルソンが最初から悪そうだし狂って見えるからそのままやんけ!で終わった。

何が評価されてるかよく分からなかったけど、レオナルド・ディカプリオはジャック・ニコルソンが大好きなんだなーってい
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Winny(2023年製作の映画)

4.2

より良い世界を誰より夢見た人、金子勇さん。

ホントにあんなくだらないことに煩わせられなかったら…と悔しい。

この国の司法はとっくにまともに機能していない。
裁判傍聴をしたことがない人は一度は行って
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.3

愛は失って気づくもの
めちゃくちゃ恵まれてるのに
人間はいつも目の前にいっぱいいっぱいで
気づけない。

「怪物」のパンフレットで、坂元裕二さんが是枝監督の作品で一番好き、最初から最後までほとんど泣い
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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

4.1

とても美しいものを見た。

詰め込みすぎず
すごく余白があり
無駄は無い。

等身大のすぐそこにある生と死。

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.0

なんかいろいろモヤモヤしたまま終わった…
実際の毒親はこんな簡単に改心しないし、終生落胆と迷惑を与え続けます。

親と折り合いをつけることで自分のぬかるんだ足元を固めるケースもあるとは思うけど、

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怪物(2023年製作の映画)

5.0

最高。まだの人はまっさらで見てほしいので⬇️は読まないでください🙇‍♀️


















──────────────
広瀬すずさんが感想でラストは希望しかないと寄せられていました
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.3

「私は、何を許してもらわなくちゃいけないの?」
関係ない世間様の仮面をつけどなた様かにまで説明しないと私刑にされる同調圧力社会へ報いる一矢。

李監督らしい、正しさへの盲信を突崩す良作。

役者陣が誇
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.1

【少年と悩み。息も詰まる“近さ”】

どうしてこういう境遇の子が、学校が、行政が、社会が、親が、本人の責任がとか、そういう薄っぺらなポジショントークや憶測や批評や同情を吹っ飛ばす、目の前めいっぱいの圧
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カラスの親指(2012年製作の映画)

1.9

展開がトロい…石原さとみが書き割り的すぎて勿体ない。途中で見るのを辞めた。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

エルミタージュ幻想みたいに全編ルーヴル美術館の豪華絢爛さの中で展開するのかと思ったらそこは岸辺露伴なので地下室とかの尺が長くてそれはそうか…となかった。予算あるからってフランスに行った意味…?全体的な>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

Spotifyで聴ける映画評ポッドキャスト、東京フレンズで特集が組まれていて、ネタバレ部分が聴きたかったので鑑賞。

記録用。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.3

オウム真理教事件しかり、佐村河内守事件しかり、日本がアレルギーを発病したように1億総リンチ体制になったとき、唯一《魔女》側に密着取材してきた森監督。

その初めてのドラマ作品と聞いて動員数に貢献せずに
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.8

私の可愛いアン・ハサウェイが😭😭😭という特殊メイクで思ったんと違った😂

時間があんまりない時にアマプラ100円になっていたので借りたんだけど、吹替版にしたのが良くなかった…独特の巻舌でなんも入ってこ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

序盤が長尺でばっちいの流行ってんの…??本作といい、逆転のトライアングルといい、ドラマVIVANTといい、じっくり汚いwww

ただ、逆転のトライアングルは装置としての必要性を感じたけど、本作は別に5
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.3

雰囲気好き。実際の事件を元にしてるという事だったので主人公のモデルを検索したら悪魔的な美貌でびっくりした。

バービー(2023年製作の映画)

3.2

「最近じゃあ、女性の方が有利ですからね…(ヒソヒソ)もちろんバレないように男性中心社会は継続してます(笑)」

が痛快だった。

女性が有利?そんなの脚光を浴びる世界のプロパガンダとして、ほんのひと握
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

不気味なのに絵になる、イケメンじゃないのに目が離せなくて観てしまう人たらしに阿部サダヲがピッタリ。

褒めてくれる人って味方って錯覚しやすいけど、褒めた先にどういうサティスファイが期待されているか…片
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ある男(2022年製作の映画)

3.3

安藤サクラが好きなので鑑賞。うーん…鑑賞後にネタバレ考察などを読むと、原作の深い人物造形の半分も活かしきれてないないんでは無いか…というさらい方でモヤモヤ。
原作の谷口の設定をしっかり盛り込んで、仲野
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TAR/ター(2022年製作の映画)

-

ケイト・ブランシェットが好きなのでチョイス。長回しでかなり生あくびが出たけれど、それでも様になる超然としたケイト・ブランシェットの圧巻の演技にただただ感服。本物の指揮者のインタビューを見てる錯覚に陥っ>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

原作未読だが、「日曜の夜くらいは…」「最後から二番目の恋」の岡田脚本作品らしい、陽だまりのような世界観。

BLものだけど、腐女子の鬱屈したメンタルよりも、何も持たないものが、誰かと優しさを分かち合う
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.1

ジブリ風味の和製ハリーポッターみたいなのを目指したのかな?そのビジョンはとても面白いし、上手く行けば海外に輸出できる新しいジャンルにすらなりそうにも思う…がしかし。本田パートが長いことで、一色夫妻を狙>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

2.0

すごい長いFFのCM。原作やFFのファンはスクリーンで観られて、好きな世界に没入できたという価値はありそうだけど、そうじゃない私のようなひとにはまじで長いCMでしかない。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

面白かったけどどこがファーストキルか分からなかった。冒頭に殺害される2人がファーストじゃなさそうすぎる。

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

1.5

かなり脚本が粗く、音楽隊の存在意義も、人間関係も、捜査のリアリティもまったく納得できないものだった。ほのかな異性への好意、健気なシングルマザー、女性差別、暴力シーンなど…受けそうな要素を適量盛り込んで>>続きを読む

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.8

観て驚いた。私は心理学系の学科を卒業しているのだけれど、この作品は人間心理を理解するのに大切な概念「イド・自我・超自我」を非常にわかりやすく擬人化している。

単純に見ると
幼稚さ=ハトコ
大人である
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犬王(2021年製作の映画)

3.1

呪いが解けるところの映像美は凄かった。
元々ミュージカルが馴染まない方なので結局ロックミュージカルと平安を併せ飲むことが出来ず作品とずっと距離があったけど、当時の人にとってこのくらいセンセーショナルで
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ハッパGoGo 大統領極秘指令(2018年製作の映画)

3.8

《よ く 作 品 化 で き た ね …!!!》世界で初めて国単位で大麻が合法化されたウルグアイ。その過渡期ってこんなんだったかもね?というモキュメンタリー。ムヒカ大統領は、そのおとぎ話から出てきた様>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

ディパーテッドから始まった、監督マーティン・スコセッシ×アウトサイダーな主役レオナルド・ディカプリオという安定エンタメ映画。6作の中で最も軽くて下品。後にハーレクインでブレイクするマーゴットロビンが、>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

-

考察ブログ読んでやっとどういう話か掴めた。ギリシャ神話の知識ないと意味不明みたいですね。アイスランドの雄大な自然という無垢なキャンバスだからこそ、シンプルなエゴがグロテスクに浮き立つ不思議な作品。

香川1区(2021年製作の映画)

4.2

今回も「熱い!真っ直ぐ!しかし粒の小さい…」が画面によく捉えられていた小川淳也議員(笑)。これが《PR映画》?平井拓也議員は本編を見ていないのかな?(ワニの動画は観るのに…)
どう見ても小川淳也議員は
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.5

何かに染まらないんだけど、仲良くしていたい人懐こさと、ある種厳しい観察者でもあり、でもダメなところも柔らかく包む包容力もある。それはバラエティなどで稲垣吾郎さんを見ていて、いつも彼から感じることで。後>>続きを読む

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