にいにいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

にいにい

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たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

4.5

TVアニメ版たまこまーけっとは全話視聴済、正直言ってそんなに好きじゃなかったけど2014年年間ベスト10に本作を入れてる人が多かったので観てみたが…なにこれ、こんなに劇場版で化けるなんて。

高校3年
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.5

IMAX3D&HFR3Dにて

ホビット3部作の最終作。
オープニングタイトルが出るまでにあっさりお亡くなりになりなられたあの方への驚きで始まり、奥方エルロンドサルマンの3人の戦闘シーンに魅せられ、案
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俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!(2012年製作の映画)

3.0

下院議員当選を目指す2人の候補者のドタバタ選挙戦を描いたコメディ。
今年観たコメディでは『なんちゃって家族』が抜群に面白かったと思ったけど、笑って笑って最後には何故か感動するような作品が良いコメディだ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

恋愛とは社会的に許された唯一の狂気と『her』で語られていたが結婚もそうなのだろうか。
デイヴィッド・フィンチャーの最新作はサスペンスでありコメディでありそして究極のホラーだった。

これから起こる狂
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

パルプフィクション、つまりは与太話。
この物語に意味なんて無い。それでも最高に面白かった。
『レザボアドッグス』に引き続き唐突に始まる取り留めのない会話シーン。男女2人組が立ち上がり強盗だ!!と叫んだ
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.5

舞台が好きな連れにオススメされて見たけど悪くなかった。最初は噛み合わなかったパズルが徐々にハマっていく感覚、一気に議論がスピードアップし高まる熱量は三谷幸喜の舞台『12人の優しい日本人』を思い出させた>>続きを読む

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

4.0

認知症になった母親とその息子ペコロスをユーモラスに温かな視点で描いた本作。とても心が温まる良作でした。
母親の認知症ボケも笑えたんだけど、その妹達のネタも好き。禿ネタはちょっとやり過ぎ感はあったけど、
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.5

子供の頃に観た時は「11と比べて微妙…」と思った記憶だけがあり、内容は全く印象になかった。今見直してみるとうむ、確かに11より微妙!けど思ってたよりかは楽しめた。手の内が分かりやすかった11と比べて難>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.5

青春時代に聴いていた音楽は特別なもので有り続けると言うけれど、果たして映画はどうなのだろうか。『オーシャンズ11』は自分が小学生の頃に観て「なにこれ凄い超かっこいい!!」とメロメロになった映画。今日W>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

タランティーノの初監督作は低予算だからこそ彼の才能が際立つ作品やった。
始まりのどうでもいい会話で掴みはオッケー、OPは最高にクール。ほぼワンシチュエーションながらいちいち会話が面白い。悪態をつきまく
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

ジリジリとした嫌な緊張感と怖さ。
レクター博士という人気のある悪役筆頭株。
俺はいかにも異常者だ…グヘヘ…って具合の明らかに見た目が普通ではない人よりも一見外見や行動は普通、というかインテリの持つそれ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

温暖化に終止符を打つために化学物質をばら撒いたらあら大変、氷河期になっちゃった世界をひたすら走りまくる列車の中で繰り広げられる下克上。走るノアの箱舟。電車の車両で再現する設定が面白い。

ポン・ジュノ
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ヴィンセント(1982年製作の映画)

3.5

ティム・バートンの初監督作品はまだ彼がディズニーいた頃に作られたたった6分の映画。この頃から彼が作りたかったものは変わらないんやね。彼が愛してやまない怪奇俳優ヴィンセント・プライスに憧れる主人公ヴィン>>続きを読む

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

4.0

映画愛に溢れた映画、これに僕は弱いんです。
正直、前半の展開は観ててしんどかった。
ジャック・ブラックの電波な感じが「あ、これ最後まで観れないかも」と思ったんだけど、VHSの中身が消えてからは一変。
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

4.0

史上最低の映画監督と言われたエド・ウッドの半生を描いた本作。
スポンサーから諸々指図を受けて作りたいものが作れないのは現代にも通ずるものがあるだろう。自分が最高だと思ったものが周りから評価されない苦悩
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

一瞬一瞬が積み重なって12年が過ぎ、今となる。
人間と動物の最大の違いは時間という感覚があるかどうかと京極夏彦氏は以前語っていたが、本来人間にも過去や未来といった時間は存在しない。あるのは今この一瞬だ
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.5

劇場で何回も泣いた。
とてもじゃないけどこの映画を自分の映画のようには語れない。
淡々と描かれているなとは思ったけど、よくレビューで見かける「リアルだった!」という感想を持ちえない。だってリアルを知ら
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.0

「なにこれ、すげぇ…」と思ったのもカクテルピアノのシーンがピーク。徐々に受け付けなくなっていき、謎のダンスでげっそりとし、白鳥の乗り物らへんで次何観ようか考え始めた。オシャンティ映画は嫌いじゃない(む>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

4.0

いやー惹き込まれた!!
まんまとオゾンにやられました!!
"続く"の文字の持つ魔力よ…クロードの作品にどんどん惹き込まれていったのは決してジェルマンだけじゃないはず。中盤から終盤にかけてちょっと尻すぼ
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セッションズ(2012年製作の映画)

4.5

障害者の性という日本においてはタブーとして扱われがちな問題を軽快にユーモラスに描いた本作。観る前は観終わった後にベトっとしたものが残るかなって不安だったんだけど、見事にその不安は杞憂に終わった。
主人
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

4.0

脳溢血で倒れ左目しか動かなくなった仏誌ELLEの元編集長が唯一動く左目を利用し書き遺した自伝が映画化された本作。
勝手にセンスを感じる邦題からお洒落な映画だとイメージしてたんだけど、上っ面だけ取り繕っ
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.0

ヴァンパイア映画と全く思わなかった。
オフビートでほぼ全てのシーンが夜なため、多少眠気は誘うけど良かった。
人間にとっても行き辛い世の中だけどヴァンパイアにとってもそうなんだな。トムヒもティルダもミア
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.5

『ダークナイト』の衝撃が大きすぎて3部作最終作の本作はどうしても見劣りして映った。
ジョーカーというバットマンを完全に喰ってしまうほどの存在感があった悪役がいた前作、それに比べて本作は悪役が全く魅力的
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パリ猫ディノの夜(2010年製作の映画)

4.0

いや…お洒落で楽しかった!
作画は特徴的だけどスルスル動く登場人物の動きが癖になる。
ディノもゾエもキュート。
もうね、お洒落な音楽に舞台が夜のパリってだけでずるい。
日本のアニメは世界に誇れるものだ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

いや…面白かった!!
観よう観ようと思い続けて中々観る機会のなかったC.ノーラン版新バットマンシリーズ。
というか自分はバットマン自体全く観たことがなくてですね(´-﹏-`;)
前知識はコウモリ男と何
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.5

ミアとジェシカ目当てで観たんだけど、デハーンが出てきてびっくり!
しかもダサい!ダサいけど顔はカッコイイ!
ゲイリーの無駄使い感が凄かった!!
キャストは豪華だったけどどんな映画か後から思い出せなさそ
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