もえさんの映画レビュー・感想・評価

もえ

もえ

映画(133)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

銀魂(2017年製作の映画)

3.3

キャスト全員が楽しんでやってることがすごく伝わってきて観ているこっちも楽しめました。
上映時間は長かったものの、エピソードをちょっと詰め込みすぎかな〜とも思いました。
アクションシーンは予想していたよ
>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

今となっては多くの作品に登場する『犯罪予知システム』が題材になっていますが、公開当時は非常に斬新な内容だったのかもしれません。
何度も言ってしまいますが、今となってはチープ感が出てしまうCGも公開当時
>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

予告編を観たときから期待していましたが、それ以上に面白かったです。

原作者の古屋兎丸先生はちょっと怖い作風なので映画はどうかな〜とドキドキしながら観ていましたが、気付いたら思いっきり笑って途中涙して
>>続きを読む

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.2

邦画では間違いなく一番好きな映画です。

『幸せ』のかたちは人それぞれです。
出世に生きてもいい
お金を稼ぐことに生きてもいい
愛する人が側にいるだけでいい
この世にはいろんな『幸せ』があるけれど、た
>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

爽やかで優しいけれど、どこか自分の心の奥を引っ掛かれているような、少しチクッとくる物語でした。

その痛みっていうのは、努力することを諦めてしまった自分だったり、表面上では出さないけれど、自分の中に根
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

派手な演出は全くありません。
淡々と事実を追って進んで行く物語です。
だからこそ、機長の自分を信じているけれど、その心の奥にある迷いに悩む姿が非常にリアルに描かれています。
長年の経験と知識があったか
>>続きを読む

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.5

安心して楽しく最後まで楽しめます。
『少年以外全てCG』が公開当時の売り文句でしたが、まったく違和感がありませんでした。
こういった悪役含め登場人物全員を好きになれるディズニー映画は大好きです。

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.5

他の方も書かれていますが、厳密に言えば『白鯨との戦い』ではなく『白鯨“漁”との戦い』です。白鯨との男気溢れるロマンだと思って観ると肩透かしを食らうと思います。
内容は現実味溢れる社会との戦いです。なぜ
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

人と上手くコミュニケーションが取れない、でも魔法動物だけには自分自身をさらけ出せるというニュートの恐れや優しさや好奇心といった感情をエディ・レッドメインの表情ひとつひとつが、すごく的確に表現していて、>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.3

とにかく映像がものすごい綺麗でした。
現実を超えた景色の美しさと言いますか...普段目にしている日本の風景だけに、妙に現実味を帯びてるけれど、あぁこれは実在しないファンタジーの世界の風景だなぁと感じて
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

毎日当たり前に日常が送れること
愛する人が側にいること
家族と笑って過ごせること
おいしいご飯が食べれること

何気ない日常を何気なく生活できることって実はすごく素晴らしいことなんだという当たり前のこ
>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.0

スウェーデンのサスペンス映画にはまるきっかけになった作品です。
とにかく登場人物と映像が美しい。
また会話の間や場面の転換が絶妙で、知らない間にぐんぐん世界観に引き込まれていました。
不幸な未来しか待
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

さすがマーベル、俳優陣は豪華だしアクションシーンはめちゃくちゃ迫力があって、さくっと楽しめました。
2時間に内容を無理やり押し込めた感はあったものの、見終わった後はやっぱりおもしろかった!

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

今までのボーンシリーズ同様、ストーリー自体はシンプルですが、アクションシーンはさすが!次は何をやってくれるんだろう、とワクワクしながら見てしまいました。
ボーンアイデンティティーから随分年齢を重ねたマ
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8

今思い出すと、いたたまれないくらい恥ずかしかった事や思わず爆笑してしまうような事、いまだに悔しい出来事など、誰にでもある大切で愛おしい記憶を思い出させてくれる作品。
そしてリバーフェニックスがとてもま
>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

3.5

ロック・ストック〜もそうですが、ガイ・リッチー監督の独特のテンポで進むブラックユーモア溢れた作品は知らず知らずのうちにグイグイ引き込まれていきます。

そして出ている役者もストーリーもとにかくおしゃれ
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

コリン・ファースに対するイメージがいい意味でガラッと変わりました。
007とはまた違う英国紳士がキレッキレで戦うシーンはカッコ良さとなんだか笑ってしまう面白さがあって、すごく楽しかったです。
とにかく
>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.0

軽快な曲とテンポで進みつつ、先を読ませないハラハラドキドキなストーリーが最高に面白かったです。

場面展開がとにかくおしゃれ!

派手なアクションではなく、心理戦で戦うポーカーのシーンは素晴らしい。緊
>>続きを読む

トラフィック(2000年製作の映画)

3.5

この作品は感動だとかそういうことを求めているんじゃなくて、とにかく麻薬の現状はこんなに悲惨で重苦しいものなんだ、と伝えることに意味があるんだと思います。

たくさんの登場人物が麻薬という繋がりを持って
>>続きを読む

悲しみが乾くまで(2008年製作の映画)

3.8

劇的な盛り上がりはないけれど、静かな悲しみと優しさにじわじわとぐっとくるお話だと思います。

恋人でも家族でも友人でもない、だけど夫の親友だった他人。
麻薬中毒者で夫に悪影響を与えているんじゃないかと
>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

3.6

ここに描かれているよりも何倍も実際は悲惨だったとは思いますが、それでも戦闘シーンがリアルで観ていてとても辛いものがあります。
第二次世界対戦時代のドイツとアメリカの戦いですが、そこに善悪はなく、ただた
>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.3

独特の不気味な恐怖感が始終絡まってくる作品。

理由がわからない恐怖ってこんなに強いんだ、と。

そして恐怖に慄く美女の美しいこと。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

シャーリーズ・セロンがとにかくカッコよくて守ってもらいたくなります。

いい意味で、ちょっと遊び過ぎなんじゃってくらいわけわかんないぶっ飛んだジョークが効いてるので、ポップコーン片手にワーワーしながら
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

アル・パチーノの演技が圧巻で、気付けば画面に吸い込まれてました。

こんなにも偏屈で頑固で優しくて温かくてかっこいい人が居たとは。

最初は少年が盲目の退役軍人と接して大人になって行く話かと思っていま
>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

ダニエル·クレイグのシリーズを全て観た上での感想ですが、明らかにシリーズ終了を意識した作りになっていたと思います。
今までの重要な登場人物も多々出てきますし、新生00部門のメンバーも今まで以上に活躍し
>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.0

とてもおもしろかったです!
この監督独特のブラックユーモア溢れる作品かと身構えていましたが、とても優しい穏やかな話でほっこりしました。
個性豊かでお互いの気持ちが伝わりにくい家族と、そんな家族に囲まれ
>>続きを読む

ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.5

前作同様のドタバタコメディで、ポップコーンを片手にゲラゲラ笑いながら楽しく観れる映画です。
皆さんも仰られていますが、ロビン・ウィリアムズが優しくてでもどこか悲しげな顔で言う台詞に胸が詰まりました。

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.6

世間から隔絶された老人ホーム『メゾンドヒミコ』。そこはゲイというマイノリティーに属する人々が誰にも邪魔をされずに余生を過ごせる楽園のような場所。だけど一歩外に出れば残酷な現実が待ち受けている。それぞれ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

手に汗握る展開と音楽にハラハラしつつ圧倒され、人間の欲望にやるせなくなり、ところどころで家族愛にぐっと心を掴まれ、3時間はあっという間でした。
理解力が乏しいので途中置いてかれもしましたが、伏線が繋が
>>続きを読む

ロング・エンゲージメント(2004年製作の映画)

3.6

出征して行方不明になってしまった恋人の足跡をさまざまな人々の証言を頼りにたどって行くお話。
彼の生死に揺れ動くマチルドの『おまじない』にギュっと胸が締め付けられます。
謎を解くミステリー要素やときどき
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

アラン・カミングの母性溢れるあの笑顔が素晴らしい。血の繋がりのない子供をあたたかい愛情で守り抜こうと、必死に差別と闘う2人の姿がとても切ないけれど、それだけではなく、深く考えさせられる作品です。

アメリ(2001年製作の映画)

4.2

とっても可愛くて、ブラックジョーク溢れるラブコメ。
「チャンスが来たら思い切って飛び込め」
1歩が踏み出せないときに勇気をもらえます。
枕もとに置いておいて、ふとしたときに寝る前に読みたい絵本のような
>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

めんどくさい!!とにかくいちいちめんどくさい男だわ!!!とイライラしっぱなしだったのに、最後にキュンとしちゃったから不思議です。
ピュアすぎてうまく生きられなくて、めんどくさくて、だけど可愛い男をヴィ
>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

思想統制された社会で、ロボットのように国に身も心も捧げ、反体制派を監視、尋問し続けてきた男が、ある一曲によって運命を変えられてしまう。
「『善き人のためのソナタ』を本気で聴いた人は悪人にはなれない」
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.2

予告編を観たときは正直どうなんだろう...と思っていましたが、めちゃくちゃおもしろかった!
懐かしいメロディにのっていっしょに踊り出したい気分でした。
笑いあり、涙あり、アクションあり!最高!!