kiriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

親密さ(2012年製作の映画)

4.0

夜明けの川沿いを歩くシーンの美しさよ。
この映画のセリフ、聞いてるだけでは全てを理解できないから、文字にして提供してほしい。
ラストシーンは今までで1番かも。これ以上のラストシーンを今後見れる気がしな
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

心の傷の深さは本人にしかわからないね。
自分だけが幸せになることも許せなかったのかもな。片割れを失ってしまったから。

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.2

子役作の子、天才すぎる。心配になるくらい役に入り込んでいて、観ていて不安になった。あの小さな体に爆発的なエネルギーが詰まりすぎている。

親が愛情を与えることの責任を強く感じた。
こちらも大人だから、
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

こういう人間くさい映画好き。

正直で嘘をつかず、時に相手を傷つけることすら恐れないのが愛なのか。
相手が望むものを、取り繕った優しさで与えるのが愛なのか。

正解はなくて、結局そのベクトルがどこに向
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.2

夢を諦めておじさんとの生活を選んだクリスと、夢を叶えてほしいと誘い出す周りの人々のどちらの気持ちも理解でき、もどかしい。
クリスは過去に日常を唐突に失ったからこそ、今の日常を手放せない。何が自分の人生
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.7

途中まで観て、昔観たことあることに気づいた。
それにしてもきっつい。
何が本物だったんだ。世界に対して疑心暗鬼になる。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

うわー。これは、名作では。

私はみんなが思うような可哀想な人じゃないよ、という更紗。
なぜ人は自らの価値感覚で他人をジャッジするのか。それぞれの感覚や考え、価値観、視点、経験があるのに、一般的に普通
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