一大スペクタクル作品を期待していたわけでは、ないが。。
どうしても陳腐な印象が否めない。ジャッキーのカンフーアクション、その構成は、相変わらず素晴らしいのだが。
インド側の俳優さんの演技、存在感もい>>続きを読む
結構、不思議ちゃんな雰囲気を醸すも、1977年のイギリスを舞台に、当時、一大ムーブメントだったパンクの香りがビシビシ効いた幻想的な青春ラブストーリー。
個人的には、ゴッド・ヘルプ・ザ・ガールを思わせ>>続きを読む
おそらく、、
世界の映画界の中で最も失敗できないプロジェクト、その最新作。
紛れもなく今作は、40年にわたる壮大なスター・ウォーズ・サーガにおいて、大きなターニングポイントを示す作品。
ディズニー>>続きを読む
ナチスのホロコーストをめぐる実話をベースとしていながらも、社会的なメッセージはあまり感じられない。わりとストレートな法廷サスペンスとして楽しめる作品。
主要登場人物三人の心理的な絡みや攻防が、本作の>>続きを読む
シリーズ初鑑賞😆。
なんかテレビドラマっぽい作りが、かえって功を奏している感じ。
探偵って言えば「工藤ちゃ〜ん」を連想してしまう我々世代には尚更じゃないだろうか。
登場人物では、松田龍平演じる助手(>>続きを読む
いやあ、泣いたわ。泣いた😊。
「三丁目の夕日」シリーズでお墨付き(?)の、泣かせ技がバッチリ効いた一作。そしてノリにのってる高畑充希の定番キャラがトドメを刺してくる感じ 笑。
意外性ではなく、どスト>>続きを読む
原作未読(たぶん笑)。
1974年版とほぼ同じストーリーなので、
きっと原作にほぼ忠実に映画化されているのだろう。
今作ならではの特長は、、
昨今メディアを騒がせているホットなニュースを連想させるプ>>続きを読む
あまり考え過ぎない方が楽しめる映画ってある。本作はまさに、その一本。
時と場所を超えて、多くの共通項を持った天才料理人の生きざまと想いが交錯する物語世界は実に魅力的。
調理シーンも料理自体の映像も美>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スティーブン・キング原作のせいだろう。映画「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせるような、、少年たちのひと夏の冒険物語としての要素を併せ持つホラー。
したがって微笑ましかったり、また、なんかこそばゆく>>続きを読む
主人公の姪っ子を演じるマケナ・グレースの演技に圧倒される。ギフテッドゆえか、どこか達観したような大人びた佇まい。
ところが一方で、片目の愛猫と伯父たる主人公のことが大好きな、屈託のない少女の一面も>>続きを読む
映画の中で役者がやる漫才に魅了される気がしない。そんなことを考えながらも、昨年「セトウツミ」で意外な(?)才能をみせた菅田将暉主演とあって、ほのかな期待を抱きながら鑑賞に臨んだ。
結果は、意外にもそ>>続きを読む
後塵を拝しているようで、よく考えたら(元々は)マーベルよりも格段にビッグネームが揃ったDCコミック。もうその手駒の豊富さと言ったら、広告宣伝の段階で"あの真打ち"を殆ど出してこないという余裕が物語って>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
新垣結衣かわゆい 笑😃
彼女のアップではじまるこの映画。
オトコごごろを解ってるよね制作者は 笑。
でも本作の見どころはそれに留まらず。
シンプルなラブコメのようで
けっこう緻密に練られた感のあるス>>続きを読む
脚本が素晴らしい。
演技が素晴らしい。
特に市村正親の見せるキャラクター像は圧巻。
ライトタッチのコメディだが、
ヒューマンな感動作としても十二分の見応えあり。
たとえ序盤のベタなギャグに乗り切れな>>続きを読む
あえて一言で説明するならば、、
この映画は、クライムサスペンスならぬ"クライムコメディ。
ちょっとコーエン兄弟の「ビック・リボウスキ」を思い返してしまうような独特の脱力感。そこに西部臭プンプンのカウ>>続きを読む
ホラー映画というよりも、「トワイライト・ゾーン」や(日本で言えば)「世にも奇妙な物語」「怪奇大作戦」のエピソードに登場するような怪奇譚、という印象だった。観た直後は。。
ところが考えれば考えるほど、>>続きを読む
新シリーズの鑑賞は今作が始めて。但し、シーザーにもコーネリアス坊やにも旧作シリーズでかなり思い入れがあるのだが(笑)。
今までこの新シリーズを観てきた方には、何を今更、、てきな感想かも知れないが、あ>>続きを読む
う〜ん。
おもんない。。
正直言うと。
SNSにまつわるいろんな要素、問題提起を詰め込みすぎかな。そして、そのどれもが中途半端に終わってる感が否めない。全体的に散漫なイメージ。
裏を返して言えば、>>続きを読む
想像をはるかに超える面白さ。
本作でトム・クルーズは新境地を得たのではないだろうか。全盛期から見れば、幾ばくかの"シニア感"か否めなくなっている彼だからこそ映える主人公の佇まいが印象的だった。
実話>>続きを読む
マイティ・ソーは、今までアベンジャーズでしか観てなかったからかもだが、あまり興味をそそられるキャラではなかった。
でも、本作は面白い。よく出来てるよな。さすがマーベルというべきなのか、今回抜擢された>>続きを読む
思うに、この映画はコメディかと。
ただし、作り手と異なる視座(はっきり言ってイデオロギーと言い替えてもいいかも知れない)に立って鑑賞すると、全く違うように映るよう工夫がなされている。
実によく出来て>>続きを読む
爆音映画祭にて。
黒沢清監督の有難い解説トークのあとに鑑賞。ホラー(特に残虐系)が苦手な私、実は今回がお初。
いやあ、アドレナリン出まくり。
ホラー映画に元気もらうとは思わなかった(笑)。観る人の破>>続きを読む
35年の時を経て遂に現れた「ブレードランナー」の新作。劇場の観客席に座り本編のスタートを待つ際のドキドキ感は、スターウォーズ以来(笑)。
冒頭からドゥニ・ヴィルヌーブ独特の映像美に酔いしれる。前作と>>続きを読む
ジェシカ・チャスティン演じる主人公エリザベス・スローンの存在感!極論すれば、「エル」のイザベル・ユペールを水前寺清子で割ったような感じ(笑)。
そして「ニュースの真相」を彷彿とさせながらも、まったく>>続きを読む
スタイリッシュなだけでない、アクションが凄いだけでもない(でも凄い😃)、ミステリーとかスパイ・サスペンスとしてみても絶品の一本。
東西冷戦末期のベルリンなんか舞台にしちゃって、なんか社会的なテーマを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
誤解を恐れずに言えば、本作は「セブン」や「羊たちの沈黙」とよく似た物語の骨格を持っている。ただし、猟奇殺人を扱ったサイコパス映画では決してない。ではなぜ、我々の目の前に立つ容疑者は”得体の知れない”怪>>続きを読む
わからん 笑。
想像していたものと
全く違っていた。
実に幻想的で
シュールな物語。
全てが主人公の心象風景をあらわす幻想なのか。。
極めてナイーブで内向的な青年の心。
ネット社会で閉じこもって>>続きを読む
極めてハイ・クオリティな消化試合。
前作を観た時にも感じたが、
もともとシリーズ化する構想はなかったんじゃないだろうか。
しかも、本作にいたっては"片岡"という超強力なキャラもいない中で物語を展開す>>続きを読む
終始ワンコ目線で描かれる輪廻転生モノ。
犬好きにとっては最低三回は泣けるように設計された感動作でもある(笑)。
ストーリーは、主人公たるワンコと最初の飼い主になった"イーサン"との繋がりが軸ではある>>続きを読む
「分断と差別は違うのよ」
主要登場人物のひとりが、高まる気持ちを抑えつつも二人の息子たちに説く言葉。
これがまさに本作のテーマ。
劇中の様々なシークエンスや登場人物の魅力などすべてのベクトルが、この>>続きを読む
プラネタリウムが映し出す星空の虚実を議論する人はいないだろう。
これは安住の地を求め彷徨う魂が、「降霊」という"物語"の下に集い、絡み合うサマを描いた一大叙情詩。
本作の物語世界を形作る映像と音が、>>続きを読む
それまでジムジャ作品の中では、『ブロークンフラワーズ』が一番好きだったのだが。。ちょっとこの映画が超えてきたかも(笑)。それくらい、お気に入りとなった一作。
アダム・ドライバー扮するバス運転手の青年>>続きを読む
私は決して映画館の回し者ではないのだが(笑)、、本作はIMAXで鑑賞されることオススメします。
要はこの映画、あなたも登場人物たちと入り混じり揉みくちゃになってこのダンケルクから脱出せよ!!という臨場>>続きを読む
計算された”恐怖”演出の雄・黒沢清監督の最新作であるこの映画は、特に序盤、やはり言い知れぬ”不穏感”を纏いながら、観るもの心にジワリジワリと圧をかけてくる。ところが物語が進行していくと次第に、前作・前>>続きを読む
ここで登場する感染者=ゾンビの造形は、「アイ・アム・ア・ヒーロー」のZQN(ゾキュン)に酷似している。また、全力疾走で襲いかかってくるサマはザック・スナイダー版「ドーン・オブ・ザ・デッド」をも彷彿とさ>>続きを読む
強烈なバイオレンス描写で名を馳せたアメリカの名監督がイギリスと(当時の)西ドイツの資本により制作した戦争映画。
この制作サイドの取り合わせも特異だが、ナチスドイツ側目線で語られる物語設定自体が実に奇>>続きを読む