RyoURABEさんの映画レビュー・感想・評価

RyoURABE

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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

渋よかった。ストーリーテリングとしては「潜入もの」で、笑えて、ハッとさせられて、考えさせられて。要所要所にマジックアワーな風景とか、ちょうど良い引き具合のショットとか(兄と母のダンスの入りとか)、画が>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヴィムヴェンダースが今、日本・東京を観たら…。みたいな感じは、映像制作者としてすごく刺激的だった。まずカメラマンが上手。“影”や”反射”みたいなイメージをしっかりと画に押さえられていた。ロケ日数17日>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.3

2024年初映画は『カラオケ行こ!』。
和山わやさんの原作の世界観が好きだからこそ、どう「映画」にするかドキドキだったけど、ラストは結構ウルっと感動。ジュブナイル映画の新たな金字塔になるんじゃないかな
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

本当に恥ずかしながら最近ようやく見たのですが、20歳前後の当時じゃなくて歳をとった今の自分が見て本当に良かったなと。いつどんなタイミングで見るのかって本当大事。

コーエン兄弟、自分は『赤ちゃん泥棒』
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.6

デンゼルワシントンがかっこいい映画。イーサン・ホークも上手。

パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

若いときに見たら喰らってただろうなと思いながら鑑賞。所長が発狂するシーンはセリフの説得力がすごくてそこから身を乗り出して観た感じ。映画観てると「これどう着想得たんだろう」って思うことが多いけど、ここま>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

「この映画はクィア映画で、社会に、日々の暮らしに、自分の居場所のなさを感じているLGBTQを含むすべての人に捧げるために作りました」と制作側が胸を張って言うべき映画だった。のに「ネタバレ」を気にしてそ>>続きを読む

天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

東日本大震災を扱った作品で、ファンタジーの要素を絡めて死者との交流を描く。

亡くなった人は亡くなった側で遺していった人のことを思っているし、遺された側の近くにも亡き人の魂はあるし。生きることも死ぬこ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

ぜひ劇場で観て「体感」すべき映画。
主人公がシャッグス好きなのが、すごく暗示的。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.5

アメリカンユートピアを見た後に本作を見たら、スパイクリーやっぱりすげーなってなる。映画の持つフィジカルさを良く体得してるような。居心地の悪いコミカルさとか。

初恋(2020年製作の映画)

4.7

三池崇史最高傑作という言葉も頷ける作品。最後のカーチェイスは、アメリカンニューシネマを思わせるシーン作りで胸が熱くなる。
カーチェイスで終わってもいいのに、その後も続くそれぞれの人生の描き方も良かった
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.1

韓国映画の歴代動員2位ということで拝見。
あたま空っぽにして楽しめて最高。
やたらアクションにこだわってるの含めて、キレキレな時の三池崇史みを感じる。

警察官がチキン屋という零細企業に身を扮すること
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.2

Disney +で鑑賞(日本語吹替版)。JAZZと良質なアニメーションを通じて、人生や生きる意味について肩肘張らずに考えさせられる映画。死生観の設定が絶妙なのと、序盤から終盤に至るまでの構成は先が分か>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.5

1作目は自分の中のバイブルで、時々見返しては支えられてきたからこそ、新作の一筋縄でいかない感じが逆に刺さった。
若い自分と年取った自分が映画の中で出会えたような感覚。
黄昏流星群な感じも個人的には好み
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東京流れ者(1966年製作の映画)

4.6

三十路を越えてからか、監督鈴木清順の自由さを楽しめるようになり、ラストシーンのかっこよさに思わず痺れ上がった。
画だけこだわったオシャレ映画は山ほどあるけど、それとの違いって何だろうと自問。ずっと考え
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

ブルーレイの特典にあった「もう一つのエンディング」が非常に印象的だった。内容に反して?かなり知性的な映画と感じます

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

4.5

まさにこの世の地獄。そして恐ろしいのが、これが実話であり、我々がこれと地続きに暮らしていること。

テクニカルな部分では群集劇の脚本、目まぐるしい編集など特筆すべき点はいくつもあるが、特に印象的なのは
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.5

今年の映画初め。目が大きい子はホラー映画との相性がいいことを知る。

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.2

モキュメンタリー風の映像構成。だからこその緊張と緩和のバランスが上手だった印象。ファイトクライム!

ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

3.8

オープニング100点。でも期待をもちすぎたか。
戦後の香りがする娯楽作品。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

4.5

撮影や編集において観客の興味を持続させるための様々な工夫をこれでもかとこらしまくる姿勢にしびれる。
そして映画自体の持つテーマ性も深く、マイケルベイがただの脳筋カントクじゃないことをしらしめる傑作だと
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.9

大好きな映画。映画的なオトシマエをどうするのかでトニーとタラがケンカして、結局あのラストになるんだけど、そのエピソード含めて好き。

DEAD OR ALIVE 犯罪者(1999年製作の映画)

3.8

ラストの言及が多いけど、それまでもものすごく面白い映画です。でもラストで全てぶっとばされます。

十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.3

エンターテイメントとしてズバ抜けて面白かった。それもこれも悪役の稲垣吾郎さんが見せた最高の演技のたまもの。サイコパスを演じさせれば邦画界一ではないか。

愛と誠(2012年製作の映画)

3.5

妙に印象に残る映画。武井咲が可愛かった。書割のセットなど美術さんがいい仕事をされてました。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

「わらの犬」みたいに暴力とは何かを描こうとしてたが、至らずな感じ。エンターテイメント的には良かったです。

キャリー(1976年製作の映画)

4.5

なんかわからないけど心に残りまくる映画。プラムと聞くとこの映画を思い出します。

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.2

ラスト数分までは楽しめるけど心には残らない作品という印象だけど、ラスト数分でとんでもないところに持っていかれた。車で突っ込むところのエアショットがカッコよかったです。

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

4.1

分割カットがシーンとして機能していたのが印象的。しかし芸術ってのは何なんだろうと考えさせられる。

40歳の童貞男(2005年製作の映画)

4.2

大好きな映画だけどあえて苦言を呈するとすれば長い…笑。どのシーンも面白いから笑い疲れてしまう。ただ、バカな男友達と一緒ならいつまでも何度でも楽しめそうなそんな作品。

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

4.2

ストーリーラインはベタな話?だが、最高の演技が全てを持ってった感が。ラストシーンは心に残った。

苦役列車(2012年製作の映画)

3.9

サブカル女を論破するシーンは面白かった。俺は悪くない!

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

4.0

ただのバカ映画と思って見たが、ラストのメッセージ性とか意外としっかりしてる映画だなぁという印象。

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