風車男ハリヲさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

風車男ハリヲ

風車男ハリヲ

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X エックス(2022年製作の映画)

2.4

冒頭を除き、ホラー展開に入るまで一時間近く掛かるのは流石に長すぎ。あらすじを読んで覚悟していたのでポルノ描写にとやかく言うつもりはないが、何か起こりそうで何も起きない展開が続いてフラストレーションが溜>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

2.7

面白くなりそうな導入だったが、大きなイベントは序盤で粗方消化してしまい、中盤以降は物語に進展がほとんどなくて、ひたすらカップルのギスギススローライフを見せられる。登場人物の少なさも相まって、これがなか>>続きを読む

シーフォーミー(2021年製作の映画)

3.5

ある大邸宅にて留守番のバイト中、強盗団が侵入!目の見えない主人公が頼れるものはビデオ通話アプリのみ。
予想外の展開の連続で面白かった!主人公の価値観が歪んでいて一筋縄ではいかず、話がどう転ぶかヒヤヒヤ
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MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.7

アルツハイマー病を患ったベテラン殺し屋が信念を貫く物語。
リーアム・ニーソンがひたすら激渋カッコよかった!流れるようなアクションに加え、ウィットに富んだセリフも多数。警察やFBI、立場の異なる人物が矛
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らくだい魔女 フウカと闇の魔女(2023年製作の映画)

3.4

魔法使いとして落ちこぼれの少女の成長を描いた王道ストーリー。原作は未読だけど説明が丁寧でわかりやすかった。児童向けとはいえ、キャラの背景が意外と複雑で面白い。リリカは一部に熱狂的なファンを抱えてそう。>>続きを読む

オールドマン(2022年製作の映画)

2.8

『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラングが妄執に取り憑かれた老人を演じるスリラー。一触即発の狂気をまとう、ラングの怪演が最大の見所。この緊張が最後まで続いてさえいれば……。例えるならシャマランのどん>>続きを読む

ボディ・ハント(2012年製作の映画)

3.9

夫婦が惨殺され、犯人の娘は失踪したといういわくつきの家の近所へ引っ越した母娘。事件は終わっていなかった!
映画後半で邦題の意味が判明し「そういうことか!」と膝を打った。良い意味で予想を裏切る展開。真相
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監禁ハイウェイ(2009年製作の映画)

3.7

拐われた恋人を連れ戻す為に犯人を追い、同時に自分も警察から追われるという二重の追走劇。犯人と主人公、どちらも抜けているところが多くて別の意味でハラハラする……!しかし、序盤は恋人に愛想を尽かされるほど>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.9

家の中でずーっと嫌な気配がまとわりつく感覚、大好きなんですよ。不穏な要素が少しずつ積み重ねられていく構成と、先の読めない展開に強く惹かれた。後半に出てくる“アレ”のビジュアルもインパクトあって良かった>>続きを読む

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.8

タイムリープ✕スラッシャー・ホラー!
テンポ良いし面白い!コメディ色が強く“80年代特有の緩さ”で細かい説明を省略できるの便利すぎる。肝心の殺人鬼もお約束を守りつつ少し捻りがあって、ちゃんと怖い存在と
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便座・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

2.4

トイレの個室に籠もっていたら、周りがゾンビだらけ!
指パチンコのシーンは笑えたけど、それ以外印象に残らず。会話劇メインも悪くないとはいえ単調になりがち。あと、個室内が安全性高すぎてゾンビものとして物足
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

3.9

仮設トイレに閉じ込められる、悪夢のワンシチュエーションスリラー!
出落ちかと思いきや、最初から最後までずっと緊張感が持続していて超面白かった!絶望的な状況を知恵と根性で乗り越える主人公は応援したくなる
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.6

前作から4年後が舞台。あのシスター・ヴァラクが帰ってきた!
凝った登場の仕方に定評のあるヴァラクさん。今回は演出に磨きがかかってましたね。超能力も前作から大幅強化。初っ端のクロス・ファイヤー(隠喩)で
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

2.8

ベネチアが舞台のスリラー映画。
キービジュアルのペスト医師マスクに釣られてみたら、全然活躍してないじゃん!メインは道化師の方。白昼堂々と残忍な犯行に及ぶ大胆さ、執念深さが恐ろしい。ベネチアの景観とゴア
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ブラック・デーモン 絶体絶命(2023年製作の映画)

3.2

超巨大ザメ&時限爆弾の脅威!
複合型サバイバル・スリラーは面白そうだと思い観てみたら、内容がドの付くシリアスで意表を突かれた。サメが宗教上の伝説の存在として恐れられていたり、社会問題へ切り込んだり。オ
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5

12歳の少年が超能力で大暴れする話。
思春期らしい幼さや精神的未熟さが表れていた頃は可愛げがあったものの、闇堕ちしてからの行動がえげつなさすぎる。躊躇すらなしとは……。後半、少年の能力が強くなりすぎて
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ブラッディ・バレンタイン 3D(2009年製作の映画)

2.5

『血のバレンタイン』('81)のリメイク作。原作ファンからの辛口批評です。
ホラーに3Dを持ち込むな!何かにつけて飛び出す演出が挟まれ、鬱陶しいったらありゃしない。画面の馬鹿みたいな明るさも3Dメガネ
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依存魔(2019年製作の映画)

3.2

精神病院から抜け出した少年少女の逃避行を描くスリラー。
妄想に囚われた少女の過激な言動が目立つけれど、彼女にどんなに手酷く扱われても付き従う、少年の歪んだ愛こそが本作の真骨頂。破滅へと突き進んでゆく二
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ダークグラス(2021年製作の映画)

3.0

ダリオ・アルジェント監督のジャッロ映画。
途中までは案外悪くないと思いつつ、終盤の逃避行のグダグダっぷりにずっこけた。ヘビのシーンとか要る?チン少年も、主人公にとっては数少ない信頼できる存在だったのに
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呪われた息子の母 ローラ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

息子がカルト教団に狙われていると主張する母親だが、どうにも様子がおかしい。事態は思わぬ展開へ。
あまりにも救いがない……。母子の逃避行の時点で既に詰んでいたのに、そこからの展開が衝撃的すぎて。淡々と現
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.2

ミーガンが可愛い&カッコイイ!人形系ホラーの中では珍しく、普通に端正な顔立ちだし服装もオシャレ。ただしキレると容赦ない。人間離れした身体能力と、高性能AIのハッキング能力で、危険な殺戮人形と化す!四つ>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

モンスターパニック映画の傑作が、さらなる進化を見せてくれた!タイトルの「ザ・モンスターズ」が示す通り、今作の怪物は巨大ザメ・メガロドンのみならず。深海に潜む未知の生物も危険度MAX。巨大イカの登場シー>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.4

最後まで恐怖演出たっぷりのエンタメホラー。多すぎて見慣れてしまう欠点はあるが。シスター・ヴァラクが背後にスッと立っているシーン、ジワジワ来る恐怖が味わえて良かった。見習いシスターとベテラン神父のバディ>>続きを読む

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.1

はじめから終わりまで、ゴア描写のオンパレード!ストーリーなんてオマケと言わんばかりの構成がいっそ清々しい。血糊の量は近年のホラー作品でトップクラスでは。それでいて、不快感より笑いが勝るギリギリのライン>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

地上600メートルの鉄塔に取り残された、女性二人のサバイバルスリラー。

ワンシチュエーション、かつ可能な行動が限られているので、途中までは話があまり動かず少し退屈。面白くなるのは、主人公が覚悟を決め
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悪魔館 死霊のせいなら、有罪。(2020年製作の映画)

3.6

死霊館シリーズとは無関係です。

老夫婦のアリバイ工作や悲しき過去等、意外な程ちゃんとしたストーリー構成で面白かった。実際にやってることは監禁と悪魔召喚だが。
恐怖演出も、シュールさを含みつつインパク
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.7

韓国ドラマ『謗法~運命を変える方法~』('20)の劇場版。呪い・呪われのアクションホラーバトル!ドラマ版は未見でもたぶん問題なし。

ゾンビはゾンビでも「Kゾンビ」ものなので、動きがめちゃくちゃスピー
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ローラは眠れない(2019年製作の映画)

2.7

『スマイル』('22)の元ネタにあたる短編作品。

『スマイル』後に鑑賞すると、本作のアイデアの多くがそのまま採用されていることがわかる。セラピストが静かに問うシーンは、こちらの方が好きかも。

正直
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スマイル(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

精神科医のローズは、患者の凄惨な自殺を目撃して以来、幻覚と幻聴に悩まされている。あの“笑顔”が、頭にこびりついて離れない――。

ローズが一番怖い。幻覚に苦しんでいるのはわかるけど、それにしても言動が
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ユー・アー・ノット・マイ・マザー(2021年製作の映画)

3.4

アイルランドの民間伝承を題材としたホラー。

インパクトあるキービジュアルとは裏腹に、本編は静かに進行していく(もはや広告詐欺レベルでは?)。BGMも少なく淡々としているが、全編にわたって暗く湿った空
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

タイトルより、読んで字のごとくの内容のブラック・コメディ。

めちゃくちゃテンポ良く進行するし、一時間半弱でサクッと終わる。ゴア描写は控えめなので、グロが苦手な方も安心。不謹慎だけど笑える小ネタが散り
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