ラッキーマウンテンさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ラッキーマウンテン

ラッキーマウンテン

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離愁(1973年製作の映画)

3.8

あーあƪ(˘⌣˘;)ʃ感があるが、恋ってそういうものなんだろうな。知らんけど。

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.8

監督トークショー付き。綺麗なみうらじゅんみたいな人だった。おわり

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

ノンストップドタバタレストラン映画です(間違ってはいない)。
美味しそうな料理と嫌〜〜な空気って最高のマリアージュですね。大好物。

ダメな奴の下げ幅が大きすぎるのでまともな人が聖人に見えるが、中でも
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

4.0

内容は奥行きがあってよかっただけに、このド直球な題名はこれでよかったのか?とシンプルな疑問が浮かんでくる。各章も美食家の村上春樹みたいなサブタイしてたのに…。
嗅覚を元にトリュフへ辿り着く豚と真実を追
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

画作りが素晴らしい。谷口ジローの描き込みが元々しっかりしていたのだとは思うけれど(未読)、それにしても一体何をどうやったらフランスにいるアニメーターさんが発展途中だった頃の日本をああもリアルに描けるの>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.0

娯楽映画を貫いてて楽しかった。マーベル・コロコロ・コミックだった。
ただ、2時間しかないはずなのに途中が退屈で妙に長く感じられたり、終わり方もハイハイこのラストありきだったんですね…と拍子抜けしてしま
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earthearthearth(2021年製作の映画)

3.9

よく言えば「言葉はいらない」。
でも実際は私の頭が悪いだけで「言葉にできない」。
でも乾燥した山よりジメジメした山が好きだなあという自己分析はできた。
やっぱりこの監督と私の相性がすこぶる悪いだけだ。
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帰還のエングラム(2015年製作の映画)

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私にこの作品の鑑賞センスがない。というか三本立てのうちこれだけ全然記憶がない。点数つけないの初めてかもしれない。いやそんなことないかも。おわり

統辞の樹木、範列の葉(2009年製作の映画)

3.3

そもそも論になってしまうが点滅と不安定な音楽が苦手だった。行ってみたかったレストランをよく調べもせず勢いだけで訪問し本日のおすすめランチを頼んだら苦手な料理が盛り合わせられていた感じ。自分は実験映画向>>続きを読む

スラック・ベイ(2016年製作の映画)

3.5

映画館で金払って観てたら「よくわからないけど面白かった」という曖昧な感想で自分を納得させていたと思うけど、月770円の配信で観たから言える。よくわからなかったしあんまり面白いと思えなかった。
川の渡し
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マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

4.1

他の人の感想にもあるようにアンドレイ・ルブリョフ+神々の黄昏÷2が近く、それを中欧ロマンで味付けした感じ。時代は違うけど、湿度は異端の鳥も似てるかも。
題名のブラックレター+サンセリフの力強さ、音楽と
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アトランティス(2019年製作の映画)

3.5

面白くないというわけではないが、おもんなくて寝た。淡々とした映像は好きだしサーモグラフィーを使った見せ方とか興味深いんだけど、おもんない。
でもその荒廃した静けさが戦争が終結したあとのウクライナという
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リフレクション(2021年製作の映画)

3.9

こっちのほうが観やすかったけど拷問のシーンはだいぶしんどい。あの電話みたいな拷問気になって調べてしまって更に沈んだ。
だけどそこからの不器用ながらも修復していく様は好き。この場合は事情が事情だけど、女
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アポロンの地獄(1967年製作の映画)

3.7

パゾリーニは今年になって3本観たけどどれもピンとこなくて、多分合ってないんだろうなと思いつつ観たら結構面白かった。でも自分には合ってないと思った。
現代?近代?の話なんだと思ったら国も時代もすっ飛んで
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プティ・カンカン(2014年製作の映画)

3.6

笑っていいのかよくないのかの微妙な空気感がいい。絶妙というよりは微妙な感じ。
役者が素人とは思えない。すごい。
ただし長い。ので時間を無駄にしたくない人に言っておくと綺麗に解決して終わらない。
でも農
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大地(1930年製作の映画)

3.6

観たの忘れてた。もう覚えてないが寝たのは覚えてる

奇跡の丘(1964年製作の映画)

3.5

普通という感想が多いのを見て観に行ったが淡白すぎた

息子の面影(2020年製作の映画)

4.2

個人的には今年のトップ5を争うくらい響いたんだけどあんまり評価高くないんだね。強弱の付け方が好き嫌い分かれそうだからかな。
画面の美しさと現実の生々しい現状が乖離しているのはちょっと方向性掴みづらいけ
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サン・ソレイユ(1982年製作の映画)

3.9

他の人のレビューにある通り、たしかに映像版「表象の帝国」だった。観てよかった。
猫のお墓参りに対する視線がよすぎてため息出そうになった。
夏目雅子ってやっぱり海外の人から見ても綺麗なんだな。おわり

マンタレイ(2018年製作の映画)

3.9

JAIHO最終日に駆け込みで鑑賞。
他の人のレビューにあるように難民ものならもっとわかりやすくしても……と思いつつ、好みだったのでいいです。
というか映画の力だけではどうにもできない問題だから鎮魂の意
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ドンバス(2018年製作の映画)

3.8

フィクションなんだろうけどそう思えない現実がある。
こういう映画を平和な国で観てていつも思うけど、もし万一のことがあったとき自分は運良く生き残れてもその後生き延びる気力を失わずにいられるだろうか。
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.8

「悪夢ですよ(^^)」と銘打ってちゃんと胸糞悪いものを出してくるので誠実な映画だと思う。
でも現実もこんなもんじゃない?日本では命こそ比較的保障されているけど、既得権益だの癒着だの組織票だのの崩れない
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

途中の時空移動が面白かった。
ヒーローもひとりの人間であることを改めて考えさせられてよかったんだけど、MARVELは主要映画だけなんとなく観てきた人種なので、そもそもワンダってそんなに強かったんか……
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

3.9

ラストでようやくわかった気になったけど合ってるかはわからない。古い記憶の描き方は非常によかった……

パリ13区(2021年製作の映画)

4.3

何がツボにはまったのかよくわからないけどめちゃくちゃ面白かった

クラバート(1977年製作の映画)

3.8

淡々としているが結構エグい世界観でそれがいい。
弟子たちの疲れ果てた顔が気になったがみんないい奴だった。おわり

前世紀探険/前世紀探検隊(1954年製作の映画)

3.7

三葉虫見たさに過去へ行く少年たち。ディズニーランドのジャングルクルーズとウエスタンリバー鉄道とトムソーヤの冒険を混ぜたような世界観。恐竜がたまに少し小さめなのもご愛嬌。
ハラハラするような大きい盛り上
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35杯のラムショット(2008年製作の映画)

3.8

展開はちょっと急だけど最後の炊飯器で全部どうでもよくなった。アルコールが気持ちよく回ったような最高の余韻。おわり

アンナの出会い(1978年製作の映画)

4.2

計算された静謐なショット。中身があるようで相手をまるで見ていない空虚な会話劇。
整った画面作りと話の果てにラストの「アンナ、どこにいるの?」で孤独が完成する。
面白いか面白くないかは置いておいて、完成
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.7

ちょいちょい寝てしまった。
生きてるってなんだろ〜生きてるってな〜に〜の歌を思い出した。生きていた。
上映後に彼女とのセックスシーンを「ぶつかり稽古みたいだったね」と言っている人がいて面白かった。おわ
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彗星に乗って(1970年製作の映画)

4.0

寝なかった。展開は突飛でこそあるけど、現代にも通じる風刺が効いていて面白い。
恐竜や脚の生えた魚などのクリーチャーたちがユーモラスで愉快。綺麗なブリューゲル?
軍服やドレスの衣装も素敵だったな。おわり