vinyliteさんの映画レビュー・感想・評価

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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.4

劇場版だからってところもなく、アニメ版と同じ感じなのが普通に良かった。特筆すべき点とかはないんだけど。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

ハチャメチャに良かった。
エログロな表現に目がいきそうなものの、最初のカリガリ博士を想起されられる絵の構図や演出もいいし、その後子供から考えを持った大人になっていく成長過程に伴って、哲学的な内容に収束
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.2

個人的興味というよりは、この監督の最新作は見た方がいいんだろうなという歪な見方。とはいえ、これは映画館じゃないと厳しかったので、見に行って良かったと思う。
以前だったら、ダウナー雰囲気の中で魅せられる
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.1

キングスマンに求めているのは、こういうのじゃなくて、もっとスマートなアクションな気がする。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.4

構図や絵の綺麗な映画かと思ってたけど、思った以上にストーリーもしっかりしてたし、コミカルだったのも意外。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

今まで受けた教育や周りの常識から構築されたイマジナリーフレンド。ああしないといけない、こうしないといけないといったことを子供も視点で描くと、作中のイマジナリーフレンドからのアドバイスとなるのかもしれな>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

ずっと観たいと思ってたら、いつの間にかに配信されてた。
奇妙さとコミカルが混じったゆったりしている作品だったけど、グッと惹き込まれる魅力的な映画だった。

(2023年製作の映画)

3.4

普段大河とか観ないのもあって新鮮に感じた。また、本能寺の変という使い古されたテーマで、ストーリー展開が分かっていることもあり、間延びするかと思いきや、豪華俳優陣のコミカルさと垣間見える狂気や暴力性で、>>続きを読む

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.1

斬新的な映像表現という触れ込みと、川上未映子の作品が原作というところが気になってみたんだけど、あんまり好みじゃなかったかも。
そもそも原作の雰囲気の再現が難しいと思うところもありつつ、斬新な映画的な表
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

賛否両論ありそうだし、色々この後考察を読みたいところだけど、個人的な感想としてはかなり良かったと思った。
ストーリー展開も、裏庭の大冒険感があって見やすい上、出てくるキャラクターたちもポップかつコミカ
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.4

真綿で首を絞められるような緩やかな殺人?
1歩ずつバッドエンドへ向かっていくのに、何も助けることができないし、且つ本人たちもそれを望んでない。
なんとも言えない気持ちになりつつ、これが実話に基づいてい
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

高評価なのは、これだけ要素が入っているのに、ちゃんと風呂敷畳めたからな気がする。
メインテーマは、タイトル通りだと思うし、要素過多ではあるものの、ブレずに物語を描いているような?
と色々考えてみてはい
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avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

3.2

ゆるっとしてて、見ててちょうど良かった。
現実でやられたら厳しいが、キュートな話。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

全編通して、静かな映画だったと思う。
聾者の部分を強調して描いてる訳ではないのが、イメージと違い、印象的だった。
上手く言葉にはできないが、ストーリーがドラマティックに描かれてないのに、魅入ってしまっ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

声優のことだったり、3Dアニメーションだったりと色々と賛否両論はあるとは思うものの、それを差し引いても良作。

絵柄は違うけど、細かいネタまで忠実で原作好きとしては愛が詰まってて嬉しい。
結末知ってい
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.4

出てくるフレーズにグッとくるものがあると共に、自分の気持ちが本物が確かめようとする主人公に共感した。
相手から提示される感情やストーリーを、それはあなたが考えたものとしっかり断ってたのが印象的だった。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

貰った企画書から語る冊子も読んだけど、震災をテーマにしたオリジナルアニメーションをこの規模感でやるということ以上には何も伝わってこなかったような。
もっと細かく言うならば、言いたいことは分かるが、中途
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.8

原作も好きだけど、こっちも好き。
一般的な家族像や幸せからズレているけど、それを誰が見てもハッピーエンドへ落とし込んでいる(認めさせてる)のが、1番好きな理由かもしれない。
それは登場する愛すべき人物
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透明人間(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

スーツが1着なくなっていることに、あれだけ狡猾なエイドリアンが見過ごすはずがないと思ってしまうので、オチは弱めに感じた。

もし自分が透明人間になれたとしたら、その異常性と孤独感に気が参ってしまう気が
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.4

これからもっと盛り上がりそう。
一室で繰り返される内容でも、飽きさせないストーリー展開は小気味よかった。
何かスゴい点があるかというと、そんな訳はないけど、技ありだなって思わせる試合巧者な作品。
そし
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響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

3.3

思ってた以上にちゃんとしてた。
打楽器の3連って、聴いてて気持ち良い。
インド映画ってカースト制度への問題提起を含んでいる作品が多い気がする。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

原作が好きだったので、映画も。
マリコが最後まで「助けて」と言葉を使わなかった心情と、自身の経験を重ねてしまった。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

何もかもが間違っている。
性被害が起こっていいはずもなければ、こんな形で加害者への復讐ができればいいはずもない。

ただ、この映画によって、現状に対して、一石を投じることは間違いなくできていると思う。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

静かで素敵な話だった。
一人一人の新しい一歩を踏み出す勇気に愛を感じられた。
その一歩に惜しみない賛辞を贈りたい。

途中の母親の言葉に現れる葛藤は、母親として家族を守りたいという想いと、娘ではなく一
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

3.3

確かにスナッフフィルムをテーマにしたエログロゴアだけど、前評判でどんなもんだと構えてしまったこともあって、目を覆いたくなるとか見てらんないってことはなかった。

とはいえ、描かれている内容はハードだか
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

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間違いなく今の精神状態で見るものじゃなかった。

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