vinyliteさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

アルコールが物語の鍵にはなっているけど、酒による○○っていうのがメインではなく、ちゃんとヒューマンドラマしてたのが良かった。
ストーリーもテンポが良くて、長いなって思わず楽しめて観れたし、終わり方もオ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.4

原作がめちゃめちゃ好きなので、映画化するって聞いて、嬉しさとともに酷い映画だったらどうしようと思っていた。
思っていた以上に原作に忠実で、配役もあってて、観ながら安心した自分がいた。
ドロっとした淀ん
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.2

最近、年齢が上がってきて実感が出てきたのか、大人が全力で走る描写にグッとくるようになった。
走るって行為が日常ではなく、非日常だと感じるからこそ、インパクトの強い表現だなと。また、非日常の行動を起こす
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.5

思っていた以上に良かった。
終わりかたも、最初は突飛に感じたけど、これはこれでB級感があって好きかとも。
ごちゃごちゃしてるんだけど、ごった返しているのが、めちゃめちゃ良かったな。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.4

悲しいけど、こういう現実が女性の周りにはあるんだろうな。
避妊をしない性行為を相手に求めるという行動が、そもそもの合意も含め、加害性を帯びている暴力であるという認識がどこまで浸透しているのか。
正直、
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.2

わりと酷評されているイメージだったけど、思ってたより悪くなかった。
今までの作品にあった分かりやすいストーリーとタイトルのつけ方で損しているような気がする。
くんちゃんのちょっと不思議な大冒険みたいな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

こういうハートフルかつ考えさせられる話とても好き。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ラストの「男の子が生まれたなら愛を教え、女の子なら世界に羽ばたけと教えます。」という男性と女性どちらへの救済になっているのが、辛いけど良かった。もし男性と女性の対立構造にして敵視させるような負のスパイ>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.4

泣きっ面に蜂なルーベン。
綺麗に描かれた地獄の真っ只中といった感じで、ラストシーンの後、彼は平穏を取り戻せるのかと思う。
終わった後、良かったけど、どこかしっくりこないなと感じていた。
なんでかなと考
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作が村上春樹ってことを見たあとに知って、原作にあるかないかは知らないが、オナニーのシーンとか村上春樹っぽいなと思ったり。
個人的にはビニールハウスを焼くのメタファーは中盤から人を殺すことだと思って観
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女は女である(1961年製作の映画)

3.2

見なきゃ見なきゃと思ってたゴダール作品、ひとまず鑑賞。
インテリアだったり、ファッションはとても素敵に思ったが、まだ知見が足らないのか本来の良さは見いだせず見終わってしまったような気がする。
本のタイ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.2

この歳になってきて、酔ってAll You Need Is Love聴くとちょっと泣いちゃう。
今回の映画でもラストでかかって、映画の内容じゃなくて曲にウルっときてしまった。
ビートルズの曲を題材にした
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

2.8

ポップなグロさがハッピーツリーフレンズを思い出しかけた。
コメディーに突き抜けず、若干の社会風刺を入れていることがよりチープ感を出してる。
一生に一度も見なくて大丈夫な作品。

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.2

実家に帰る前に観た方がいい映画。
それにしても、こういうストーリーは感動させにかかってるのが分かっていても、感動しちゃう。
ずるい。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.2

主人公が自分自身に言い聞かせる物語。
自分らしくって、簡単言われることが多いけど、とても難しいことだと思う。
脳を騙すじゃないけど、考えを言い聞かせることで自己暗示をかけていくような話に見えた。徐々に
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.3

脳停止してダラダラと見れたので、今の気分に丁度良かった。
個人的には少女漫画っぽくて好きなんだけど、甘々って感じ。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.4

耳触りの良い言葉を軽薄に使う奴は信用ならないと思っているし、自分が使う言葉には最低限責任をもって発したいと思っている。が、実際は耳触りの良い言葉を使える奴は、処世術として素晴らしいし、社会的に優れてい>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.4

人間って生きているだけで、繋がりや思い出といったしがらみがついてくる。単純な物体であれば、捨てれば済む話だったりするけど、情念がついてまわるのでそうもいかない。断捨離って難しい。
一時の判断ではなく、
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mellow(2020年製作の映画)

3.0

繊細な場面が多いからこそ汲み取るためには、映画館で見るべきだったのかと思ったり。

街の上で(2019年製作の映画)

3.7

仕事で落ち込んでたこのタイミングで観れてめちゃ良かった。
噛み合わない会話のゆるい雰囲気にユーモアがあってちょうどいい。
そこから出てくる不思議な味わいは、とても温かく繊細で魅力的だった。
最初見てて
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.3

恋愛の悲哀の描き方がフランス映画だなーって感じ。
色彩がとても綺麗で、とても明るい色が多様されているのだけど、目に痛くなくどこか落ち着きのある色でどの色もとても好き。
セリフは全てメロディがある部分は
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.6

この映画自体にもイースターエッグが散りばめられたような愛が溢れる作品だった。

サーミの血(2016年製作の映画)

3.4

多くを語らず、回想が少女で止まっているのが良かった。
それ以上の年齢まで描くと恐らく差別の原初的な体験から軸がブレてしまうからではないかと思う。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.3

一人の真面目な青年の人生を壊した話にしか見えなかったな。そっちに目がいってしまって、楽しめなかったかも。だからこそ、最後の終わりで自分だけ清い生き方を取り戻そうとするのがとてもズルく感じた。後ろでなっ>>続きを読む

まく子(2019年製作の映画)

3.2

原作が西加奈子と知り、納得。
こういう小説はわりと好きなんだけど、映像にするとそこまで…。
曖昧な文章表現が明確になりすぎるな気がするんだよなー。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

いい歳してロマンチストなので、とても良かった。
劇中に出てくるあなたを選ぶという言葉がストレートに強い信頼の意思を示していて、こんな言葉を人生で一度でいいから向けられてみたいし、そういう言葉の使い方を
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かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.3

結末がどう転んでも子供が幸せに育つ環境であればいいなと思ってみてた。ソフィーの幸せが続きますように。 パパって呼ばれるシーンも見たかったかも!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.4

復習と思って観るつもりが、見てなかったかも。一応、テレビ版、旧劇、漫画と見たプチエヴァファンとしては、当時の熱狂が伝わってくるような気がした。明日が楽しみです。