んたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

レインメーカー(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

モラルのかけらもないGBの弁護士に気を取られがちだったけれど、法ではなく物理的にケリーの夫を殺してしまうのをしれっと処理されるの怖かった。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

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絵に描いたような修羅場シーンが観れる。騒々しい大人たちに呆気にとられるしかない末娘っ子ちゃんが不憫です。

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

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貯まったマイレージで行く旅最中の飛行機で視聴したので、マイル貯めっぱなしの主人公とは感覚がまるで違った。その夜空港ヒルトンに泊まるあるあるはこなしたけれど。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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City Girlとスカーレットヨハンソンの佇まいに演出されている東京。実際の新宿渋谷はもっとうるさくて目がチカチカするが。
キモいけれど、これのサントラCDが大のお気に入りなのに映画は初めて全編観た
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

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うまくいかないねと嘆くほかない状況にさせている社会システムは狂っている、諦念を知るには早すぎる年頃の若者に。

主人公が、マイクロアグレッションや搾取を、自認が主に日本ルーツの人のみではなくクルドルー
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

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この二人が主演するとドラマ臭さがでる感じがする。
高橋一生の手がいいな、職人をするにも人を抱くシーンにも。
エンドロール観ると八潮秘宝館協力だとわかる。

万引き家族(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

柄本明の「妹にはやらせんなよ」が作中最たる愛を感じるシーンだ、あんなんチビるけれど。
自分が死にたいとか独りになりたいとか簡単に言ってしまえるのも結局のところ裕福な環境で育ってきたからということを痛い
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

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今までピンとこなかった言葉だけれど、人生の折り返し地点とは自分の中に気づいちゃった空虚を認められたときなのかも、と終盤のフランクの表情にちょっと思わされる。
まあハイライトし放題人生だとも思いましたが
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カジノ(1995年製作の映画)

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ロバートデニーロをかっこよく撮りたくて仕方ないマーティンスコセッシ監督作品。
登場人物みんないい感じにゴリゴリイキっていて面白かった。そんなバカな大人たちに向ける娘ちゃんの冷めた目がさらに良い。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

イマジナリーフレンドはいてもいいものよね、それ以上に愛してくれる人ひとりさえいれば……

アテナ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

怒りの感情をすべて託したような映像。
断絶が題材の奥行きある対立構造を想定して観たら、市民が一方的に暴れているように思えた、というか実際そういう空回りの虚しい暴動だった…。
でもアテナの住民らはこんな
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

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国家間の齟齬で巻き込まれた戦争から帰還したのに、戦後の生活の中で今度は家族との噛み合わなさに気づき始める皮肉な筋立て。
そら何年間も会えず目にした景色の違いが、家族間で価値観の差を産むのはありふれた話
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A.I.(2001年製作の映画)

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一番苦手な類の悲し、怖いシーンがあった。
当たり前だけれどキューブリックが撮っていたら全く別の作品になっていただろうな、話の主体が違いそう。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

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側から見たら訝しげな強い信仰心も、狭い田舎で生きるスタンスとしては現実味のあるものなのかもしれない。
ロバートパティンソンのかお大好きなのだけれど皮肉にも嫌な役が似合うな…

月世界旅行(1902年製作の映画)

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1世紀以上前の作品にして演出効果や空間構成もしっかりあるがために、逆に大人数が並び一方を向く平面的な画にかわいらしさを感じる。
この14分のSF映画も科学考証する人がいるのだろうな、、、

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

歩いてチキン買いにいける家で空腹の極限状態達しているのどうしても面白かった、しかも最初に自ら掟を破った張本人が。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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最後まで主人公一人称ですすむ恋愛は、あまりに不器用だったよ。でも不思議と観終えて余韻に引きずる歯痒さはない。
刹那的行動をとる人が未練感情を持たないわけではないのか。

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

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マヤサーマンホークの声が大好き。
全キャラクターがご都合主義だし、展開すべてがご都合主義だったや。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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静かに激しさを描けるのはすごい。
登場人物の言動が特別ドラマティックなのではなく、観ることで受け手に自然と詩情が込み上げるような、纏う雰囲気が主題をリードする映画に思える。でも決して丁寧さを欠いている
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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ウッディとバズを両手に握った兄の写真を見つけてまんまとトイストーリーの気分になり。観たら実際にあの頃トイストーリーに夢中だった私たちのための映画だった最新作。

ホース・ガール(2020年製作の映画)

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手に負えなくてもパニックにならないサラの周りの人たちがすごい。

フランケンウィニー(2012年製作の映画)

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人形苦手だしペットも飼っていないのに何故かハマったやつ。見返すとヴィクターがバカすぎず道徳野郎すぎでもないのが良いかもな。

心と体と(2017年製作の映画)

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なんとなく幻想性を期待しすぎていたせいか、夢も案外生々しいものだなと思った。現実との対比でみたら落ち着く領域なのかもしれないけれど。

ベイビーティース(2019年製作の映画)

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あどけなさの残るミラも自分勝手なモーゼスも置かれた現実は親より俯瞰しているの辛すぎ

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

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死者が出るたびテロップが出ていかにもと強調されるのに毎回ウケていた。あくまでもハンガリー映画なので日本語が聞き取れないとかはご愛嬌、しつこめなトミー谷の人間像もかわいらしく見えてくる、ユーレイ像か。>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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ウォーターベッドが主役級の存在。
いいじゃん夏だしね!と受け入れてしまえそうな
、からりとした心持ちになれる映画。キャラクターの率直さと、反しての関係性の焦ったさもちょうど良かった。展開の目まぐるしさ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

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よくわからないタイミングで観たけれど、ジュード・ロウがかっこよいので暑苦しさとかゼロ。かわいい娘っ子たちに眉が下がるね…

希望のかなた(2017年製作の映画)

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imperial sushi以外そこまで誇張描写感がないのが、ギュッとなったりじんわりきたり。難民危機のリアルと温情のリアル。

蟹工船(2009年製作の映画)

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ほぼずっと薄暗い映像から工船の生臭くて鬱な空気感が十分すぎるくらい窺える。でも作品の軸は最後までわからなかった。西島さんにこのストレートに嫌な役があまりに似合わない。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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ポムポムプリンのヒトデが許せない自分がいれば、ボブキャットのヒトデがないのが許せないおじさんもいるものだね。彼の場合は自分のキャラだしね…。
序盤ところどころ映像以上に前のめりなbgmにビビったけれど
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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他人のレビューを見てはじめてモノクロだったことを思い出す。場面と会話の温度感にギャップが少なく、ノーカラーなことに特に意識が向かなかったかもしれない。平穏でごく自然なシーン構成が好み。
ホアキンのふと
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

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十代にして既に完全体に思えても、それでも初々しい。現ティモシーシャラメの役姿も若くて脆く見えることが多いけれど、比較すると表現もビジュも著しく成熟しているのね、、、となった。

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

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気持ち悪い高良健吾を観るために耐え忍ばねばならない他の気持ち悪いが多すぎる。
誰にでも異常性は有り得るだろうけれど、無自覚の異常よりもかえってそれを自認した上で暴走するケース怖すぎる。

青い春(2001年製作の映画)

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青春のボーナスタイムだ。前面に鳴るミッシェル〜!!
不良もごめんねってメモ書きしたりするんや…