んたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

かもめ食堂(2005年製作の映画)

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ドリップケトルではなくやかんでコーヒー淹れれるのなんかかっこいい。フィンランド行かせてくれ。

街の上で(2019年製作の映画)

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若葉竜也の演技が良い。故にしばしば恥ずかしくなる。穂志もえかが好きになってしまう女だし、イハちゃん役の俳優さんいいなあ。

サムライ(1967年製作の映画)

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これは久々に綺麗な映画を観た〜。
侍を謳う洋画が本当に自分の想定する武士道を体現してくれることなどそうないけれど、渋くて孤高を通す仕事人のアランドロンは痺れるかっこよさですね。
ラストシーン、刹那を見
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

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この映画を観ている間は、とり留めなく手紙をしたためる行為も、もはや施しようのない対象を追想して重ねる時間も、全てが美しくて尊いもののように思える。
ラストレター然り、午後の光差す踊り場とか義母さんの先
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千年女優(2001年製作の映画)

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場面展開が楽しいすぎる映像。ストーリーだけではなくカット割りなどアニメーションの技術でドラマティックに仕上げられているのがさすがの今敏。
俳優職の何を知っているわけでもないのだけれど、千代子には女優ら
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暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

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格子越しの一直線に連なる煉瓦造りのアーチ、子どもを抱いて走る女、自然光。みたいな構図のとこが何故かやけに残る。
緑緑しい街並み、耽美なオペラと閉鎖的な民の組み合わせは怖い。

春のソナタ(1989年製作の映画)

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フランス映画あるあるの雰囲気で納得させるポテンシャルを最大出力した作品。という感じがした。
色味が好きなので四季シリーズ全部みたい。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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映像音楽かっこいいです。

カーチェイス長すぎて笑った。アクションの見せ場他にも十分あったのによほどこだわりがあったのかな。

今作のバットマン、ブルースウェイン寄りだなと思う。バットマンはもっと傲慢
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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アダムドライバーの声が好きすぎて、ゾンビ映画でしか聞かない台詞すらも耳馴染みがいい

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

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音楽だけではなく映画音響全ての入門編として素人に易しく、面白かった。
最高の環境で音を楽しみたいというのが、大半の映画を家で観れる時代になお映画館に赴く理由の一つだよなあ。と最近でいうとDUNEを観賞
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ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

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私もカセットテープでオリジナルコンピつくったりしたい。ノイズ入れないようにダビングしたりレタリングシート必死にこすったり、手間をかけて聴く曲の特別感ね。
故人のプレイリストを辿って知れることはほんとに
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

葉隠に則ったゴーストドッグの生き様がユーモラスかつクールに描かれていて、何よりもスタイリッシュな見せ方に比重というかこだわりを感じられて清々しかった。
伝書鳩やアニメや拳銃の構え所作にジムジャームッシ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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大切なことに気づかないまま終わって面白かったのではないかなと思ったりもした。ガバガバなタイムリープ設定も気にならない程コメディー。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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アハマッド少年がめちゃくちゃかわいい。動機や手段は幼いながら、一人で知らない町を進む姿は逞しい。頼らせてくれない大人にも耳を貸すアハマッドは聡明に、それでいて無垢な瞳は失わずに成長していて欲しいね、、>>続きを読む

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

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黒猫・白猫なのがいいな。劇伴が画を仕上げていた。あとこのポスターたる所以の絶妙なわかんなさね!

コロンバス(2017年製作の映画)

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ミラー邸行ってみたい。
他人を顧みることで自分と向き合うことから逃げれるわけではないんだなあ、、、、、

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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アニメーションも奥行きが意識される時代に逆に平面的な実写カットをも楽しめるウェスアンダーソンの映像が好き。どこを切り取っても“画になる”ことにとことんこだわられていて気持ちが良い。ティモシーが述べてい>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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ルビーちゃんがとても大人だけれどお兄ちゃんの存在も肝。青春の光と影ことBoth Sides Nowが劇中ではしっかりルビーちゃんの歌でした。

浅草キッド(2021年製作の映画)

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ようやく観たので蟹で存分に話してくれもぐらさんよ…
ああいうちょっとへらっとしている中島歩と最後まで良い女な鈴木保奈美がすき!
当時を知らないけれど土屋さんのビートきよしは似ているのだろうな

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

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ボケさせないでここまで芸人さんを出演させる作品そうない。逆に俳優にはこれでもかというほどコメディアンさせている。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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私が見たいティモシーシャラメのキャラクターがそこにはいたわ…
海外のブラックユーモアを笑いながら観ている時すら、私のいるこの国こそ大丈夫ではないだろうなあと思ってしまうね。
私たちはなんでも持ち過ぎよ
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リラの門 4K デジタル・リマスター版(1957年製作の映画)

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置いたら駄目なやつかもしれないけれど、各人物像への共感性とか示されるアンチテーゼとかは置いておいて、ただただいち映画作品として面白い!!映像、台詞回し、音楽もすごく良い。
屋内の舞台が多いけれど、下手
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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コーヒーのお供のタバコかな、タバコのお供のコーヒーかな。
特別何も起こらないのに、とりとめないやりとりだけで今日も地球は回っていますわね…と何故か感慨に耽させられる、日常への関心が生まれる。ジム・ジャ
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ひらいて(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃにしたつもりでも結局自己陶酔した二人の世界は壊せない愛ちゃんを、先に自分が壊れてしまった愛ちゃんを、全く共感できずともそっと受け止めてくれる人間がこの世にいてほしい。その事実で救われたい。>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

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あぁ良いわ、この温度感といい音楽といい好きだな……この初期衝動を超えられるものには中々出会えないからな………

新聞記者(2019年製作の映画)

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シリアスな空気感の演出は好きなのですが、それでもフィクションな以上もうちょっと結末がほしくなる。着地点もあまりにリアルなとこに落としてくるので観賞後ため息ついちゃうのよねえ、、、

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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先週出先で持て余した隙間時間で観た。ど平日の午前だったのにそこそこ大きいスクリーンがそこそこ埋まっていて、原作やドラマファンの多さに気遅れ。かと思ったら、田中美佐子みたいなベテランから松村北斗や磯村勇>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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DUNEでIMAXデビューしてよかった…
本読んだことないけれど、3時間ほどあるのにそれでもまだ序章に過ぎない感じは原作の構成展開のなぞりに拘りがあるのかな?正直2を観なくてはストーリーにはあまり感想
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スノーデン(2016年製作の映画)

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あまりに拡張されすぎたデジタル社会で人々は簡単に倫理判断を誤るようになったけれど、そんなモラルを欠いた個人や公権力の暴走から秩序を守るという体で行われている情報監視の事実が、皮肉にもさらにこちらの倫理>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これを観た後も抜かりなくクリップしにくる私はもう間に合わないのかもしれない。「顧客をユーザーと呼ぶ業界は薬物とソフトウェアだけ。」鋭い一節。たしかにもはやデジタルデバイスは道具の範疇ではない、使われて>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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マッツ・ミケルセンかっこいい。メガネ坊やかわいすぎる。構成が良い。
マーティンらはお酒を飲んでも飲酒運転したり言動が攻撃的になったりしないから、酒癖が悪いの一言で片付けられない、だからむず痒い。
ただ
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怒り(2016年製作の映画)

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原作を読売の連載で読んだことあって、でもきっちり全話読めていなくてところどころ抜けていた部分あったな〜と思いながら映画観たら、どうやらその空白だった部分がかなり大事な要素だったやつー!となった。
文章
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

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今のところ断捨離から最も遠い人間ですが観ました。
お兄さんがいいなあ。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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要素多いのに中村佳穂の歌がちゃんとなによりもこの作品の主役になっている、声が魅力的だし上手すぎる……
ジャスティンとしのぶくんのストーリーがあるのかなあと思っていたらなかった。