voyagerさんの映画レビュー・感想・評価

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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

偽ってグループセラピーに参加して、幸福感を相対的に上げようとするところがめっちゃ人間っぽくてよかった。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

5.0

鮮やかに周りを騙していく豪胆さがシビれる。一方で、両親に一緒にいて欲しいと願う青年のあどけなさもあってかわいいぞディカプリオ。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人間と同じように思考するAIが産まれる、とんでもねぇことが閉ざされた別荘でひっそりと起こる。究極に人間に近づいたAIを描こうとすると、大戦争とかよりも愛とか嘘とか人間模様になるんだろうか

アイデンティティー(2003年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人格が集合してる世界と現実の世界、重層的でミスリードだらけ。でもスッキリしてて見やすかった。モーテルに集まる前の話以外、時間の進みがシンプルだからだと思う。人格ごとに巻き戻ったりしてない。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

5.0

ドラッグをやめられず、金もない、どん底。なのにレントンの語りは他人事のように淡々、みんな飄々としているので爽やかささえ感じた。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

自分とウィルのパーソナリティはかなり異なるけれど、「自己をさらけ出して他人と関わること」の大切さは自分のことのように考えさせられた。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

レッドの語りで話が進むことで、アンディの心情がうまくぼかされ、"希望マン"としてキャラが全うされていた。
刑務所における囚人と看守、それぞれの心の在り方。美しい囚人、汚い看守。社会の法・個人の仁をめぐ
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ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

DNA至上主義の世界だからこそ、ヴィンセントたちの努力、情の尊さが光る。SFな設定を楽しみながら、心理的な同一視も起こった好きな映画。

舟を編む(2013年製作の映画)

5.0

初めて知った辞書の作られ方、マジメのキャラクター、周りのあたたかさを楽しんだ。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

お話自体はシンプルかもしれないが、子どもたちの友情やわちゃわちゃに心が暖まる。観た人それぞれに、大事な友だちや大事な思い出があったことを思い出させるんだろう。

デューデート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2010年製作の映画)

5.0

ふんべつが有りそうなピーターが不安定さを見せたり、狂人イーサンが道理的になったり。笑えるバカ映画だと思ってたら、2人の人間っぽさに惹き込まれていた。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

映画自体は、スポ根×演奏×演出で最高にアツかった。さらに感動したのはサントラを聴いたとき。演奏者(大たちキャラクター)への理解と共感があるおかげで、音から受け取れる情報量が多くなる。これは現実のアーテ>>続きを読む

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

5.0

遊びたい、ハメを外したい、欲望に忠実に大騒ぎする様が観ていて愉快。
記憶が吹き飛んでる状況から事実が明かされていく流れは、観ている方も一緒にハラハラできて楽しい。
(1とやっていることは同じだけど、キ
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「ヘプタポッドの言語には時制がない=ヘプタポッドは時間を超えられる」というアイデアに感動。時間論や言語学をうまくSFに落とし込んだ作品。すこ。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

5.0

「若返っていく」という1点だけを普通からズラした物語。このアイデア1つから出来ていることで、思考実験的にも面白いし、どこかノンフィクションのような共感もできる。『イエスマン』もそうだけど、シンプルで太>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

5.0

苦しかったぁ。
川村元気関連で『億男』もだけど、主人公の情けなさというか人間くささ、周りへの劣等感などが個人的に刺さる。引いては作品自体も、演出が狙いすぎだったりキャラの描き方がステレオタイプすぎて、
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

多言語(手話も)が交錯する様を音声と映像で見ることができたのは、文学とは違う価値を持っていたと思う。
異なる言語によって異なる表現を交わしているのに、内容は共有されているという場。家福が音と、そして自
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

5.0

タイムリープが、SFなアイデアとしてあるだけでなく、精神的成長のための仕掛けになっているのがバランスいい。現実は多分ループしないけど、他人のためになることをしようというメッセージは受け取れるはず。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

5.0

不穏で陰鬱な空気とちぐはぐな、爽やかな顔とモヒカン。この映画の評判とは別に、その画を観れたことが自分的によかった。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

いわゆる「子連れ狼」。
街並みや服装のセンチな雰囲気は映像ならではの楽しみだった。俳優の演技も印象的。

レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

5.0

2と合わせて。

歴史上の出来事として話の流れや主要な人物のことがわかっているから、めっちゃ観やすい。その上で、英雄たちのファンタジー並の活躍や迫力ある画を楽しめるので満足感あった。
クオリティ高いマ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

5.0

空想的な設定なのにリアリティを感じる作品だった。おもしろかった。

入れ子構造の中で更にメタフィクションを描くというのは、キャラの言動が置かれているレイヤーの表現(「現実」トゥルーマン・ショーのキャラ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

5.0

笑いとラブ、そして寓話要素のバランスがよかったと思う。
この作品の根っこにあるのが「もしも何にでもYesと言ったら?」というシンプルで太いアイデアなのも好き。
愉快な気持ちになったなぁ。

正欲(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

寺井というキャラが、マイノリティを受け入れない価値観の持ち主であったと同時に、法と共にある検事という立場にいたのが絶妙。

小児性愛者による買春をきっかけに、寺井と佐々木らが対峙する。このシーンで、
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

5.0

劇的にスタイリッシュになったライトセーバーの戦いがかっこよすぎる。
アナキンの行く末を知りながらも、選ばれし者への期待を寄せずにはいられない。未来を不安視する評議会と、この映画を観る人(EP4,5,6
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

5.0

確立された世界観で、今作もキャラたちが躍動。ルークの戦いと、ハンたちのドタバタのバランスがいい。
最後に皇帝を倒したのは、ライトセーバーでもフォースの力でもなく、善の心だった…タイトル回収も見事!

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

5.0

タトゥイーンの砂漠、カンティーナの宇宙人たち、戦闘機、ライトセーバー、そしてフォース…以降のスターウォーズシリーズを支える世界観が詰まった偉大な作品。
テンポがややゆっくりかもしれないが、その世界観は
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