ニール・ジョーダン監督とシアーシャ・ローナンちゃんの名前に惹かれて鑑賞。
うん、物語らしい物語でした。私は好きです。
ヴァンパイアには特に思い入れもないのですが、要は生き続けることが軛(くびき)であ>>続きを読む
これ公開時に観たときは「は?」って何がなにやらだったのですが。
ほぼ四半世紀の時が過ぎ再見した日には共感の嵐じゃありませんか。
すぐ忘れるからメモを取る。でもメモを取ったことも忘れてアラこんな所にこん>>続きを読む
ギレルモ・デル・トロ製作総指揮というところに惹かれて鑑賞。自分の中ではギレルモ・デル・トロは子どもの受難に寄り添う人、という印象です。本作もその線ではあったかと。
わりとクラシカルな幽霊譚でしたね。>>続きを読む
天才ハッカー男子がいろいろ巻き込まれちゃうクライム・サスペンス。
これドイツ映画ってところで自分はシンパシーを覚えてしまいました・・・って純ジャパのお前が何を言うとるかなんですが。
なんでしょ、生真面>>続きを読む
シスターフッドとかロマンシスと言った女性同士の絆の物語。
なるほど漫画原作ですか。ちょいちょいギャグみたいなセリフが出て来るところなんかは漫画の話法っぽいですね。そして色んな社会問題(DV、性的虐待>>続きを読む
怖っ。最後はホラー。
離婚後のモラハラDV夫の恐怖をストレートに描いた物語でした。11歳の息子ジュリアンを演じた子役の子、この撮影のせいでメンタルやられちゃってない?って心配になった。あんな強面のオ>>続きを読む
ウィニーなるソフトが世間を騒がせたことはおぼろげに覚えているのだけど、なんか危険なもの作って広めた悪い奴がいる怖いわーみたいな情弱っぷりで他人事だった。ぜんぜん違うじゃん。
ファイル共有ってなんです>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
さきほど鑑賞した「市子」で若葉竜也がとても良かったので、アマプラで検索して「おっ!サクッと45分、おかわり若葉クンじゃ」と観てみた。なんとまたプロポーズされちまった。(お前にじゃない) しかしなんだか>>続きを読む
突然、疾走してしまった市子という女性の物語。
同棲相手の長谷川君は市子のことを何も知らなかった。警察がやってきて「市子なんて人はこの世に存在しない」と告げる。彼女は誰?今どこにいる?・・・長谷川君が>>続きを読む
レースは興味なしとスルーしてきましたが、えらく評判がよいので観てみることに。あらやだ面白い!しかも実話!ゲーマーがプロのレーサーになるなんてアンビリーバボー。オタクの神様やん、ヤン。
ってことでヤン・>>続きを読む
本作でアカデミー賞のメイクアップ賞をとったカズ・ヒロ氏による特殊メイクが一番の見どころかなぁ。どアップでも毛穴が自然。すご。そしてゲイリー・オールドマンのなりきりチャーチルを愉しむ映画なのかな。一応、>>続きを読む
うららかな日曜日の午後になんでこんなの観ちゃったんだろーと気落ちする胸ク〇系。
完全なるフィクションと言えども、メキシコという国が抱える問題、社会病理みたいなことを確実に照射していると思える。そんで日>>続きを読む
昨日「オッペンハイマー」を観てきたのだけど、仕事帰りに観るもんじゃなかった。何度も眠くなって、おぉぉ、もっぺん睡魔~と言ったとか言わなかったとか。(←アホ)
気落ちしてる本日はなんかしょーもないホラ>>続きを読む
「何者かにならねば」っていうのは多くの若者がかかる呪いでしょう。主人公ユリアの自分探しの道程に恋愛が絡んでくる、一見ラブコメ調の物語。でも、愛だけでは彼女が救われない、満たされないのは当たり前で、その>>続きを読む
マーティン・マクドナーはかなり好きな映画作家なのですが、なぜかこの作品だけはボンヤリとした印象しかなく。再評価のつもりで再見しました。結果、やっぱり面白かった。10年前の自分はどうかしてた。コリン・フ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アニエス・ヴァルダの「冬の旅」(1985)のようなお話。でもこっちは実話なんですね。ジョン・クラカワーのノンフィクション小説の映画化。
「冬の旅」はフィクションだけど、凍死した放浪者の青年の話(実話>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
藤井風が歌う主題歌「満ちてゆく」の一人勝ちかな。本編は1ミリも泣けなかったのに最後にこの曲のイントロが流れた瞬間、涙があふれてきた。作品のメッセージも歌に込められている。曰く
明けてゆく空も暮れてゆ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1955年のアメリカ、ミシシッピー州で起きたリンチ事件を取り上げた作品。
黒人の少年が白人女性に口笛を吹いただけで殺されるという怒髪天のハナシで、しんどかった。しんどかったけど、メインで描かれているの>>続きを読む
結局ルイス・ウェインという人物は幸福な人生を歩んだと言えるんだろうか。
若いときはちょっと変わってるだけぐらいに見えたルイスが、少しずつ精神病の症状が進んでいく感じがツライ。絵は売れるけど版権のこと>>続きを読む
「女性はケアを担う性別」というステレオタイプに過剰なまでに適応しているリンコさんは、女性だなーっとしみじみ思った。昭和世代の自分が馴染んできた理想の女性像ですね。甘えてお布団にもぐりこんできた小学5年>>続きを読む
自宅で転落死した夫。殺人容疑で裁判にかけられる妻。殺したのかい?それとも自殺なのかい?どっちなんだーい?パワーーーーッ!っていう映画。(ちょっと違う)
フーダニット(誰がやったか)のミステリーかと思>>続きを読む
mokemokeさんのレビューに惹かれて鑑賞。
私も邦題のせいで迂回させられたクチです。ジャケ写もふざけてると思ったけど、よくよく見たらオットー・プレミンジャーの隠れた名作「バニーレ-クは行方不明」>>続きを読む
自分はこの手のゆるいコメディが好きなハズなのに何故かさほど楽しめなかったのは、やっぱり主演の3大スターのせいかなぁ。いや彼らが悪い訳じゃないと思うけど。ビッグネーム3人がせっかく揃ったのに、特に化学反>>続きを読む
ティモ担(ニノ担みたいに言うな)としては前作もアリでしたが、このPART2は箱推し出来る。
豪華キャストが入れ代わり立ち代わり登場して、最後にティモシー・シャラメが雄たけびを上げると盛り上がる民衆リサ>>続きを読む
サリー・フィールド初監督作と聞いて興味を惹かれ鑑賞。
予定調和でご都合主義だけどイイ映画。
ミスコンに血道をあげる女子のオハナシです。毒親育ちで承認欲求モンスターになったヒロインって、たぶん本作が制>>続きを読む
先日のアカデミー賞授賞式で“アジア人の透明化”が可視化されたとSNSで話題になった。プレゼンターのミシェル・ヨーに失礼な態度をとった(ように見えた)エマ・ストーンとジェニファー・ローレンス。その時、同>>続きを読む
音楽青春映画とスプラッタホラーが合体した感じ?青春と言うにはちょっとトウが立ったヒロインなのだけど、バンドでツアー回ってだんだん人気が出て大きいハコでライブやったるぜっていう流れはアオハル展開です。音>>続きを読む
「17歳の瞳に映る世界」(2020)の監督さんということで期待して鑑賞しましたが。うーむ。
女の子の苦難を素描する、みたいな筆致の人なのかな、この監督さん。少女が背伸びしてビッチになりたがる、ビッチの>>続きを読む
ジャケ写で絶対無理!って感じでしたが、フォローしてる方のレビューが面白かったので鑑賞。
金塊を掘り当てた爺さんがそれを狙うナチスと死闘を繰り広げるって、それだけの映画。
大勢の敵を相手に無双する最強ジ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
皆さんが仰るように普通にアクション・エンタメですね。ヒーローものとかバディものとかの。
ラッセル・クロウ演じるアモルト神父は実在の人物のようですが、アニメの「一休さん」みたいな(古い)、二次創作的なフ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怪物じゃなくて博士の名前かーい!ってなるのは「怪物くん」の刷り込みのせいかと。藤子センセイ責任とってください。
「哀れなるもの」鑑賞時にコレってフランケンシュタインの話っぽいなと思ったものの、作品自>>続きを読む
なんだか疲れてて映画観る気もしないけど短め軽めなら行けるかなーとチョイス。疲れて選んだのが憑かれる映画とはこれ如何に。レトロな幽霊譚です。
1964年の作品らしくゆったりまったりなテンポ。撮影がコン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画なんて観る人の主観によっていくらでも見え方が変わるので、評価としてこういう言葉使いをしていいのか分からないけど、ここで描かれた巡礼は“本物”に見えた。
サンティアゴ大聖堂の内部を歩く登場人物たちと>>続きを読む
小学生のとき国語の授業で書いた詩が先生に褒められ、コンクールに出すことになった。出品する際に、先生が考えた一文を最終行に加筆させられ、それが私は大いに気にくわなかったが、結果的に入選した。審査員の評に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『津軽』の幼少期の回想シーンが枕で、冒頭から途中までは話の展開もセリフも『ヴィヨンの妻』をきっちりトレース。中盤以後、見知らぬ展開wになってここから脚色かーと思ったのだけど、ところどころで妙に太宰っぽ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とってもイイお話なので多くの人に観てほしい作品。
自分がゲイであることを秘密にしている高校生サイモンのお話。2018年の作品で今さらソレ?って最初は思ったけど、たぶん、LGBTQが浸透してきた今だか>>続きを読む