高台で暮らす人々には、半地下の家族の事が見えない。
その視線の分断を、
住む場所の高低差で描くという着想がまず非常に映画的だ。
優しさと鈍感さは紙一重だ。
不浄なものを"穏便に"徹底的に排除してきた>>続きを読む
素晴らしかった…!
『セッション』はほぼ室内劇だったから、カメラアングルは限定されていたが、本作では「ロケ、最高ーーー\(^o^)/!!!」って具合に、カメラが自由自在に動き回る動き回るw
飛んだり>>続きを読む
なんでこんな面白そうな題材の、面白くなりそうな設定をことごとくドブに棄てるのか…。
・主人公にしか見えないのにあっさり信じてくれる友達4人組→なんで誰も信じてくれないの?という孤独や、私の頭がおかし>>続きを読む
登場人物全員胡散臭いwww
誰が本当のことを言ってるか分からない「信用できない証人モノ」としても滅茶苦茶面白いw
ウチの国から国際映画祭に出せるような映画を!ってんで、招待とかじゃなく拉致って手段を>>続きを読む
偶々CSでやってたんでミリしら状態で鑑賞。
これは、拾いものでした…!
① 川島ショウゴの世界線=物語
② 川島を演じる劇団ひとりの世界線=メタ
③ ①と②の世界を見ているゴッドたちの世界線=メタ>>続きを読む
@TIFF
DVDで観たときは伽椰子が実体として存在感ありすぎて「多分コイツ物理的攻撃効くよ!なんで武器で対抗しないの?」としか思えなかったけど、スクリーンで観たら怖いよぉおおお!!!これは動けないわ>>続きを読む
@TIFF
厭な後味だったってことしか覚えてなかったので再見。
間宮の催眠術に観てるこっちが掛けられてるようで、鑑賞中ずっと胃が気持ち悪かった(褒めてる)。
『ファニーゲーム』と同じく、「凄く良いんだ>>続きを読む
@TIFF
VHS持ってるけどスクリーンで観れてしあわせだった。
この幽霊の概念が好きすぎる。
「幽霊の顔アップなのにボケてて見えない」という演出だったらもっと完璧だったとやっぱり思うよ。
@TIFF
爆 笑 し たwwwwww
これはひどい
色々有りますが、一番酷いのは脚本です。人物がペラッペラです。
悪い奴は最後まで悪いまま、良い子は最後まで良い子のまま。
ガラスの仮面モノ(=人間>>続きを読む
@みゆき座。最高でした!
姉が家族についてのドキュメンタリーを撮ってる設定で、全編POV(手持ちカメラの主観ショット)で構成されてるんだけど、これが効いてる。作品中で姉も言っているが「カメラの外側を>>続きを読む
@イメージフォーラム
非常に風変わりな女性、ヴィヴィアンが残した15万枚もの大量の写真。歴史の資料としてオークションで偶然これを落札した監督がWEB上に公開したことが話題を呼び、各国で開かれた個展はい>>続きを読む
TOHOシネマズ渋谷にて鑑賞。
想像以上に渋谷だった!(笑)
駅前交差点~センター街~高架下のチャリ置き場~副都心線~国立競技場…etc.今通っってきた道がスクリーンに再現される不思議な感覚。
眉目>>続きを読む
k’sシネマにて鑑賞。
物語が前に進むのではなく、ぐんにゃっと捻れていくような映画。富永作品のこの独特の時間の流れ方が好きだ。
先生の行き過ぎたクズっぷりは、それ故にロックスターみたいにはみ出し者を惹>>続きを読む
金曜の午前3時~の回を鑑賞@TOHOシネマズ新宿。
TCXサイズの大スクリーンでベスポジ&夜中の変なテンションで観れて良かった!
「マッドマックス」1、2は未見だけど、確かポリスものじゃなかったっけ?>>続きを読む
シネマート新宿で観たのだが、バウス以上の爆音上映に驚いたw
どーりで前の回の上映音がダダ漏れしてたわけだ。
でもすぐに意味が分かった。爆音で、スクリーンで、観れて良かった。
石井岳龍はずーーーっと変わ>>続きを読む
「映画」に期待するおよそ全てがこの1本の中にあった。
少ない登場人物たちが思いもかけない形で互いに分子のように衝突する脚本の練り上げ方、壁に貼られた拡大写真が風に揺らめくショットなど息を呑む映像的快楽>>続きを読む
いとうせいこうの処女小説を市川準監督が映画化。 塾通いにTVゲーム、大人たちは一時もPCから目を離さず、子ども達に目もくれない、そんな80年代。 クリアしないと死ぬという「ノーライフキング」なるゲーム>>続きを読む
岡山県にある精神科の小さな病院を舞台に、そこを訪れる患者たち1人1人を有りの侭に捉える。想田監督の作品はいつも開かれていて、そこには患者の抱えるものや、医師やスタッフの人柄、病院の苦しい運営状況、社会>>続きを読む
障害者の送迎の仕事をする寿夫さんの日常と、彼が毎日餌をやっている近所の野良猫たち。一見全然関係ない2つの世界が、「観察者」である監督の眼を通して奇跡のように繋がる。決定的瞬間、例えばこんなシーン。
カ>>続きを読む
邦題は『夏をゆく人々』。一足お先にイタリア映画祭で鑑賞。ヘッドライトに照らし出される眠りこける家族の身体、納屋に射し込む一筋の光と戯れる姉妹、炎に照らし出される影が洞窟の壁に踊る…。
とにかく光と影の>>続きを読む
70年代、資本主義の台頭と、その反動で登場したヒッピー文化との対立を背景に、資本主義や権力、拝金主義vs大麻中毒の探偵という風刺的構図で描く。謎解きは主眼ではなく、一種のSFとして観た。探偵も周りの奴>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この映画は音楽映画ではないし、スポ根モノですらないですw
「偉大な演奏家になりたい」(良い演奏がしたい訳ではない)ドラマーと、 (良い演奏をすることよりも) 「自分に歯向かう奴・使えない奴は死んでも>>続きを読む
奇しくも『バードマン』に続き長回し映画2連発。『バードマン』のカメラはアクロバティックだったが、こちらはほぼ横移動のみ。必然的にバックショットやロングショットが多くなるのだが、表情の見えないこの撮影法>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エニグマ好きなので前知識ある状態で鑑賞。
最初の解読に成功したポーランドの件とか、初めの頃はドイツも反復鍵使ってたからあそこまで何も分からなくは無かっただろとか、色々割愛&脚色されてるけど、だからこそ>>続きを読む
こーゆーのすきだなー!『プレイタイム』とか『グランド・ホテル』とか好きな人にお勧め。
市川準だなー!という嬉しくなるような映画。やっぱり変な間合いだし。しょっぱい邦画は手紙の内容読み上げがちだけど、役者の表情だけで見せるとことか、登場人物の手前に人が写り込むとことか、さらりとやってるけ>>続きを読む
大学生の普通の会話と、次々死んで行く状況のギャップが面白い不条理劇。でもそれは私達の日常そのもの。入院患者役の女の子が上手い。人を殺すときの鬼の形相が。